自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

百舌鳥のはやにえ

2009-01-31 12:43:44 | Weblog
多くの皆さまの
パラパラの御希望におこたえして
トリミングした現場のフォトをちょっとだけ載せました。

速い低空飛行でアメリカハナミズキの枝にとまりました。
枝にさした瞬間は見逃しましたがそのそのすぐ後です。


くちばしの斜め下に餌が


その餌を食いちぎり食べ始めた。



その姿をすぐ横のボケの木でメジロが睨んでいました。



メジロが目にはいるくらい冴えている。
ボケが始まったと心配していたが安心した。

もうすぐ東京の目白近く行きますから同名に敬意を払って載せました。

百舌鳥の夫婦

2009-01-29 20:56:51 | Weblog
 雪が舞い寒い日。
桃の選定も終わり灯油節約のため体を動かし温かくするために草取りをした。
こんな時にはいつも百舌鳥が近づいてくる。
今日もまた、だがいつもと違うのは夫婦で訪ねてくれたことだ。


雪が舞う桃畑

左♂ 右♀


男前に見える!



聞くな!
このフォト上から何枚目
だれが数えても3枚目だろうが。
この意味、わかるかなー!

真面目な観察に戻る。
百舌鳥の餌取りを紹介する。


メスが餌を探している

飛び降りたが失敗、おかしいな

飛び立った(ピン外れでも)羽根がきれい


雄の餌取り風景


虫の幼虫を捕らえ

ちょっと自慢して飲み込んだ


今度の餌は大きなミミズ


銜(くわ)えてハナミズキの枝にとまり

ミミズを枝にさす
やることが早い(追いつけない)

枝にさした下の部分をくいちぎり食べる


まだかなりミミズは枝に残っているがオスは何もなかったように
また桃の木に戻ってきた。
5分ほど桃の枝でじっとしていたがまた餌を探し始めていた。
(今回の経験では百舌鳥は餌を忘れるのではなく、美食家で別の美味しい餌を探しているように見えた)

すぐ近くでメスが羽をふるわせ鳴いて気をひくがオスはまだ知らん振り。
もう少しするとオスが甘えたメスに餌を与える光景が見られる。

 メスの別の光景だが百舌鳥は肉食だと思っていた。
が植物の球根を食べ始めている。



寒いのに20分ばかり百舌鳥にお付き合いをした。
しかしこの夫婦動きが早い。
カメラマンはふーふと息を吐き出しながら追いかける。
たかが百舌鳥を追うだけだが寒さを忘れて楽しんだ。

1月堂々川は

2009-01-26 15:40:05 | Weblog
 朝9時少し寒いが1月25日は会の定例清掃日。
寒い分、参加ボランテァメンバーは少ないが予定の行事は進んだ。

作業開始前、今朝の中国新聞のファミリーに記事が載ったことの紹介があった。



清掃作業
最近は拾いやすい場所にはごみを捨てなくなった。
敵もさる者ひっかくもの、この川には鼬(イタチ)が出没する。
いたちごっことはこのことか。






子供たちの仕事だがけがなどが心配だ。
今回はタバコが多かった。
まさか自分が捨てた吸殻を子どたちが拾っているとは思わないだろう。

草刈作業
草が伸びた所に缶やペットボトルを捨てる。
(見えないところにゴミを捨てる人間心理=わかれと言われても!)
サボタージュした人が煙草のゴミを捨てる。
道路からよく見えるようにした。









以前切っていた木を処理することにした。
見えるようにした腹いせに火をつけられたら大変だ。

清掃が終わった子供たちと川の生きもの探し出かけた。


えび

ヘビトンボの幼虫の遊泳

ホタルの幼虫


作業が終わり、
解散挨拶前に今日のMVPを決めて中国新聞さんからいただいた品物を子供に渡した。



みんなと別れた後で
ホタルが沢山住んでいる場所へ観察に行った。



新しい長靴の後があり、いるはずのところにホタルの幼虫がいない。
1ヶ月前ここは猪に荒らされ、ホタルを心配していたのだが
まさか2本足の頭が黒い動物がホタルを採って行ったのではないだろうか。
さる者は追わないが猿なら汚すのは当たり前、でも人が去るなら後を濁さずに去ってほしい。

同好会のイメージキャラクターをクリックしてください。
ホームページをリンクしています。



バラばら

2009-01-23 20:28:21 | Weblog
少し前だが薔薇の接ぎ木講習の参加呼びかけがあった。
その時はうんうんと聞いていたが
鳥と月がくっ付いていた時聞いたことを思い出した。


下弦の月をバックに悪さをする鳥がいる


今日はばらの接ぎ木講習会に参加した。
台木とつぎ穂そして講習料込で200円。
安い。安いはずだよ。
美野ローズネット主催、福山ばら会&福山明るいまちづくり協議会が支援している
以下接ぎ木の実技講習である。


接ぎ木の方法が図示

座学

重要なことは形成層を合わせること
そのために穂木(細い)と台木(穂木より太い)の大きさを確認すること
穂木のとげを取り、斜め切りする(ナイフが良く切れること)


台木の根の部分の余分なものを切る

台木はのバラ
野バラの芽が出ないように目が出る部分を切り落とす

根の長いものは切りそれえる


穂木を選ぶ


アンネのバラ、福山ラブリー等の品種を選ぶ



台木を割って穂木を差し込みテープで縛る
ちなみに上手な人は1日600本の接ぎ木をする
成功率85%ぐらい。
素人は60%程度

蝋の中に入れて空気が入らないようにする


鉢に赤だま土を入れて植え付ける
水を十分注ぎ、鉢の下から水を流す。
そしてプランタンに入れて保温をする



朝日が差し込み可能なら夜でも10℃以上の縁がわなどへ置く



順調に行けば3月25日頃には外の風に当てる。
ここで完全にカバーを取ると失敗する。



4月25日頃には植え付けするが早いものはつぼみがついている。
これは切り取る。
そして9月頃から花を咲かせる。
バラばらな説明であったが薔薇の接ぎ木は今頃までが適期である。
ホームセンターなどで買うよりかなり安い買い物だが手間がかかる。
皆さまはどっちを選びますか。

へた

2009-01-20 18:43:28 | Weblog
昨日、今日と暖かい。
10月桜が秋から休まず咲いていたが先日の雪で一休みしかけた。
が、またつぼみを開こうとしている。


1月3日の10月桜

1月18日の10月桜


温かさにつられて桃の木の剪定を始めた。
20本あった桃の木を1本切ったから
19本のはずだが数える度に数が違う。
計算機を使うほど多い数ではない。どうも数え方がへたなようだ。



あんなにたくさんあった柿の実が
鳥たちの食事になってついに蔕(へた)だけになった。
今日も下手な話になるが我慢して!
昨年の暮れからメジロが訪れはじめ、11日からはヒヨドリ、ツグミの大群がやってきた。





数え切れない柿の実も昨日でご覧の通りになった。



ツグミと思える鳥がもう食べるものはないから失礼と背を向けた。



お礼にとお尻から白いものを出して置いていた。
「フン、失礼な奴だ。こら待て」と
追いかけても羽根がないから飛んで行って復讐はできない。
そんな姿をメジロが見ていた。



目を白くして呆れていた。

今日のテーマはヘタ
柿の実についている蔕だけ残して鳥たちは去ったが
このヘタ、生薬名「柿蔕(してい)」
このヘタには薬効がある。
しゃっくりが止まらなくなった時やおねしょにはヘタを煎じて飲む。
又血尿が出た時は黒焼きにしたものを粉にし、おもゆとして飲むと効果があるそうだ。
ヘタな話だが昔から言い伝えられた民間薬である。

又寒波がやってくるようだ。
カマキリの雪予想今年は良く当たった。


地上2m




神辺史跡巡

2009-01-17 16:27:41 | Weblog
1月17日 おとといの寒さは嘘のよう。
今日は神辺町観光協会主催の神辺史跡巡りの日である。

止せばよいのにここにも顔を出した自然を尋ねる人。
1日かけてのめぐりを紹介する。
朝9時過ぎに集合する。
定員60人で募集されバス3台の旅である。



神辺本陣を最初に8か所の史跡を尋ねる。


読んで字の通り神辺本陣

黒田藩御用達に近い本陣
宿泊されている大名などの表示をこの看板で示していた
多くの看板は別の場所に保存されている?


続いて菅茶山先生の塾、ここは国の史跡「廉塾」である。


山陽道に面した広場
この対面南側に東本陣跡が残っている
ちなみにここよりの西の本陣は今津宿、東は矢掛宿
1日40km以上歩いていたらしい

親しい人が訪ねてきた時まかないの材料を飼っていた池
多分?鯉やすっぽん等がいたと思える


童謡の作詞家、学校の校歌の作詞家で知られる葛原しげる先生、
おじいさんの葛原コウトウ先生(盲目の琴の先生)の生家である。
昨年12月から町内に夕日の音楽が流れ時刻を知らせている。
朝から夕日とはこれ如何に等の意見もあるが!多分改善されるだろう。


正面には夕日の碑が立つ


昔景気を刺激するためふるさと創生資金として各市町村に
1億円を配られたことがあった。そのお金で建てた菅茶山記念館である。


菅茶山先生の肖像

残された書籍「筆のすさび」


お昼を食べて
備後国分寺を訪問、住職の説明は熱が入る



堂々川日本最大規模の砂防ダム6番砂留と堂々公園


福山市の学芸員の説明は説得力がある


私がしゃべれば冬だからホタルは蚊帳の外になるので今回はやめた。
が、バスの中ではいっぱし堂々川ホタル同好会をPRした。
会員になるという方が一人おられた。

古墳時代の家族墓、5世紀中ごろ朝鮮半島から入ったお墓の長円墳。
大坊古墳直径14m 高さ5m 石室の長さは11.3m
この古墳は7世紀初めに造られ、この地方の豪族と家族が
葬られていたと考えられる。



最後榎本武楊の生家を訪ねたが既に他の人が住まわれているので写真はやめた。
本日は神辺町観光協会の案内人の1人ですから真面目に終わります。

さむさ

2009-01-14 20:25:31 | Weblog
 ゆきやこんこ、あられやこんこ、降っても降ってもすぐに融ける
が、今日は薄っすらした雪化粧が見られた。


堂々川1番砂留付近


日本一の砂留6番、雪化粧を確認に登る。


下から全容を見る

道路から真下を見る

堰堤の上から下方を見る


さすがに日本登録有形文化財の価値が見られた。

家の近くまで帰るとヒワがサクラの木で群れていた。



あまりにも寒いので観察は抜きにして家のストーブへ急ぐ。
締め切りが近くなったレポートを作成するため家の中に閉じこもった。
ここから先は家の中から庭の柿の木を定期的に観察する。


遠いから鳥の種類はわからない


ヒヨドリとツグミの大群が順序よく柿を食べに来る


柿を啄ばむ

当家の主同様にマナーが悪い
口元についた柿の皮はそのまま残る


物音に驚き30羽弱が一斉に飛び立つ
しばらくしたら待機していた別の仲間が柿を食べにやってくる
その向こうの電線には次の一団が待っている。





夕方までその様子が続いた。
その結果たくさん実のっていた柿は80%食べられた。
5日前にメジロが本気で食べ出してから今日まで鳥たちの食欲には驚く。
1日中、助成金を申請するレポート作成ととり観察で疲れた。
こんな時にはどの栄養剤を飲むか。
以前から集めていたケースの成分を検証してみた。



その内容を分析したら
     ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6  ニコチン酸アミド 生薬
栄養剤A  B1誘導隊   7.5   24     3   0  ニンニク
同  B   ?     5      5     20     ニンジン
同  C   10   12     10     20     ニンジン
同  D   ?     ?      ?     20           生薬ケイヒ クコ カンゾウ 他 

私の場合一番効果があったのは 栄養剤Cであった。
ちなみにその商品は生薬成分 ニンジン2000mg ローヤルゼリー300mg
ダイソウ(ナツメ)300mg 生姜 1000mg

今回比較した栄養剤は価格帯として500円程度のものである。
人により効果は違うであろうが疲労を回復させるのはビタミンB群と生薬が入っているものが効果を出すように感じた。
寒さを感じたら体を温める効能を持つ生姜が良いと昔から言うがまさにその通りであった。


ワンコイン

2009-01-11 20:52:32 | Weblog
朝は寒いけれど太陽の光のおかげでまだ過ごせる温かさがあった。

平成11年1月11日11時11分
神辺⇔総社間を走る井原線が開業した日時だ。
その日を記念して今年もワンコインデーのイベントが開催された。
神辺総社間全線1回乗る度に100円支払う。(通常なら1000円を超える)





神辺駅では昨年に続きしょうが湯のサービスがあった。
それから神辺の観光地の見どころ、場所、時間等を説明していた。
例えば


神辺西本陣
九州は黒田藩が主として宿泊していた

廉塾
菅茶山先生の塾


真面目に神辺町観光協会の理事さんや案内ガイドさんは
雪が散らつき始めたにもかかわらづかんばっていた。
でも
ある来訪のおばちゃまの一言
「しょうが湯だけのサービスかしょうが(ゆ)ないから帰る」



気動車が到着して滞在している10分間の出来事!
観光協会の理事さん寒いのにしょうが湯を飲んだ後で
のたまわれた言葉には落ち込んだのであります。
本日の井原線乗車数約一万人予想!
少しこだわり過ぎだが
こんな人が沿線にいるのだから黒字になるのはまだまだ先だろう。

話は変わって井原線沿線の観光地備後国分寺ではこんなことが!
西日本有数の松なみき参道(参道の長さ230m)
その松が最近の松枯れ被害にあいピンチに!







松の葉が茶色になりもう助からないと思うけれど注射をしている。
この国分寺を紹介しなくてよかった。(後で胸を一撫でした)



よい香りを漂わせる蝋梅が言うには
「今更ろうばいしてどうする。あの人1000円しかもっていなかったのんだよ」

かすり

2009-01-09 10:03:20 | Weblog
 最近のいろいろなブログにメジロなどの鳥が可愛い姿を見せている。
それに習ってメジロの拙いフォトを載せてみた。



メジロが柿を食べている。
ヒヨドリは少し離れた別の枝にいるが食事の邪魔をしてはいけないと
遠慮してかメジロを追い払わない。



お腹いっぱいになっためじろは柿の木の天辺へとんだ。
しかし百舌鳥が怒って飛んできてそこは俺様の席だとメジロを追い払った。







数日前備後絣組合の顧問の方と
2月初めに東京であるイベントについて打合せをする機会があった。
その時1月12日の成人式に
福山物産協会が行った福山の物産コンテストで特別賞を受賞した
備後絣で作った箸袋が記念品になると聞いていた。



それが昨日新聞発表されたから紹介する。
備後絣の28cm四方に裏地がついた布で箸をつつみ、福山市の花
バラの模様が入ったボタンで留める。
この模様は30種類で絣組合の数社が請け負い3300セット作成された。
ペンケースや敷物、エコなマイハシ袋として使う。





私が何よりも気に入ったのが
総理大臣級の漢字読解力の人が増えている中若者、
今回の対象者は約4800人だそうである。
その中の参加者3000人強が少なくとも
絣=かすりを餅=もちと読む人が減ることがうれしい。
しかし少し心配するのは若い人のことだから
福山市は自分たちに「わずかなかすりしかくれなかった」と思う人が出るのが怖い。
高いか安いかの判断はその人の基準できまるがこの@は1050円と聞いている。
この価格 定価か売価か希望価格か聞もらしたのが残念だ。

健康

2009-01-05 14:04:52 | Weblog
お正月体を動かさないで、後輩が走る箱根駅伝をみた。
必然的に口が退屈するから食べてはいけないお菓子に手が出る。


福山の勉強堂が限定発売した菓子懐石
よく勉強して作ってある


そんな時テレビのコマーシャルは



「血糖値が気になり始めた方に」
タイミングが良すぎる。
この病気には「タラノ芽」が良い。
このときばかりは気になったのか牛のようなのろさではない速さで
西の畑に走った。
まだ芽が出るわけではないが芽の膨らみ具合を確認した。
もう1回 0度以下の寒波が来たら
節ごとに切り切落し越水をして35日、
少なくても2月終わりにはタラノ芽が食べられる。



炬燵にお世話になり、テレビを見ていたら体がだるくなった。
疲れを取るためにのんびりしていたら逆に疲れが出た。
疲労回復のドリンクを買いに走ったがその話は次回に延ばし
今回はかんきつ類の話をする。
4日暖かかったから八朔を収穫した。





まだ酸っぱさが残っているから約1か月保管して甘みを出してから食べる。
みかんの隣にはユズとキンカンが実っているから
それもこの際だからお披露目しとく。


キンカン

ユズ

シシユズ


補足だが堂々川のホタルは川岸をししに荒らされて困っている。
我が家のししはアブラムシの被害で顔色が悪い。
どちらのししも駆除の仕方が分からないから苦戦している。

八朔、柚子、金柑がそろったから
ビタミンミネラルの成分分解を確認しどのような病気に効果があるか調べてみた。

   ナトリウム カリウム カルシウム マンガン リン βカロテン B1  B2  B6  ヨウ酸  C
八朔 1  180  13  10   17 21 0.06 0.03 0.07 16 40
柚子  5 140 41 15 9 19 0.07 0.1 0.09 21 150
金柑  2 180 80 19 12 28 0.1 0.06 0.06 20 49
単位はヨウ酸とβカロテンはμg 他はすべてmg

3種の含む内容で大きい開きはビタミンCとカルシウムである。
3種の果実はそれぞれ食べる部位が異なる。
八朔はさのう、金柑は皮、ゆずは皮とさのうから採るユズ酢。

薬効はそれぞれが疲労回復効果を
金柑は咳、初期の風邪に
柚子は神経痛、リュウマチ等に
疲労回復は35℃の焼酎につけたユズ酒、金柑酒が良いと言われている。
このように昔から伝わる薬効はそれぞれの果実が持つ精油類やフラボノイド類の効能を長い経験でつかんだものだと思える。

短時間で物事を片付けようとしたところに
今日のレポートは無理があったがかんきつ類に疲労回復の効果があることはわかった。