自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ハーブ ハーブ

2006-04-28 10:12:19 | Weblog
久しぶりに畑を眺める余裕が出来ました。
季節は晩春、緑、良い香り、そして可愛い花の妖精が一杯です。
アロマテラピー効果で気分は最高です。
今日はハーブを見ていただきます。
フェンネル(茴香)おや、これは何だ、名前がでてこない、
これもです。困りました。
ここでタイム(タチジャコウソウ)をかけて
名前はしばらく預かりとさせていただきます。












庭の7木(癒やし編)

2006-04-25 11:20:10 | Weblog
ホタルの為のゴミ集め、官庁がお休みなので
土、日曜日一時置き場の看板を立て堤防で保管しました。
24日朝9時ゴミを処理するために置き場に行くとパトカーが
同僚役員を職務質問しているではありませんか。
聞けば110番通報があり、仕事上現地に来なければいけないし、
事情聴取しないといけないという。
看板は探したがない。
しばらく押し問答をして、お互い納得したあと
お巡りさんの丁寧な侘びの挨拶をもらった。
それとは別に昨日から地元の人に「責任者はボランテアをこき使ってこんな所にゴミを放置した」
との中傷も受けたのです。
(おかしいのです。私の地元や受益者の参加は出勤や所要等のため2名だけなのに)
かなり頭へきているがホタルのため世のため人のため私が投げたら
以前の夜の暗闇が来ると気を取り直してゴミは全て片付けました。
しかし反面この場をお借りして山陽新聞さんにはお礼を一事言わせて貰います。
私が何も知らないうちに山陽放送さんがかなり長時間放送PRしてくださったそうですがこれにも関与してもらったようで。
又、当日のゴミ回収の記事を参加の小学生中心の記事にしていただいていることも感謝します。
小学生がよく活動していたことをしっかり見られていられたことはさすがです。

愚痴が長くなりましたが気分が変わり、これからは明るく進めます。

昨年の9月にも載せましたが日本の庭には木がふさわしいと思もいません。
現在ではまだ日本庭園は松の木が中心の庭が多いけれど
昔は七木と呼ばれる木で神社、仏閣や名門の家の庭は作られていたそうです。







上からタラヨウ ナギ ヒョンノキ
写真にはないどですがモクセイ、モッコク、シイ、ナンテンはよく見る木だから掲載しませんでした。
これらの木々が春はあけぼの、秋は夕暮れ、いとおかしとワビ・サビを語ったのでしょう。

今日の癒やしの世界はアケビです。
赤いのが雌花で中央に数本突起しているのが子房(これが大きくなると実になる)です。
小さい花が房状に見れるのが雄花です。
虫などの活動がないと実付きは少ないと思います。





ホタルの川掃除

2006-04-22 18:50:18 | Weblog
「泣いてくれるな春の空」と同好会役員の奥さんが
祈ってくれたおかげか涙は副会長が終わりの挨拶をされるまで落ちなかった。
9時に会長が挨拶され、子供6人を含めた30人他報道の方がゴミ回収を始めた。
3月30日に福山市の局長さんが指示され綺麗になっていた川が1時間を越えるとその後に捨てられた、パソコンや残飯、お弁当の残骸なども含めて2トントラック1杯分も回収された。
驚くべきボランティアパワー!





今日はゴミを回収するだけではない。
ホタル見学のための危険な場所の確認と
登録有形文化財の勉強もする計画があるのだ。
下の写真は春ゆえ、さくらがはしゃいで見えにくいが1番砂留めである。
これら8つの砂留を歴史的資料により事務局長が説明した。
みんなゴミを拾いながら聞いている。





上の写真は今回登録される砂留めでは2番目に大きい「鳶が迫砂留」で高さ10.7M
堰堤の長さ39.3M 享保17年(1732年)頃作られた。
よく見ると砂留の石組みが下層、中層と変わっている。
砂が堆積するからかさ上げされているのだ。
江戸、明治、大正と数回積み上げられている。
名調子ではないのにうなずく人は多かった。

最近はホタルのおかげで私も癒やしが欲しい。
よって今日は鳥を見ながら又次回。



ホタルの住む川を!

2006-04-20 14:02:07 | Weblog
最近は移動性の高気圧と低気圧が交互に通り短い周期でお天気が変わる。
前線を伴って北東へ進む低気圧が通る時は特には荒れると言う。
今日も強風が吹き荒れはじめた。
それでも、名前の分からない小鳥が風にゆれながらさえずっている。
優雅な風景はさておいて、寒気が入り込むと雹(ヒヨウ)が降ることがあるので、
今日明日は農作物にとって要注意日だ。
さて、4月22日ホタルのための川掃除をする日なのだが、全体を把握するために
ウオーキングをして状況を見た。
自転車、家電、バイク、弁当の残りゴミ等相変わらず捨てられている。



自転車の1台は警察官と調べたら近くの人だったので取りにこられたようだ。
盗まれて放置されたと思うが悪い奴もいるものだ。
もう少し当局の御衣黄(御意向)が強ければ怖気て泥棒など
無くなるのにとも思うが私の考え過ごしだろうか。



そんな談義よりも先ず最初にかなり長い間自然を汚していたゴミ類を処理するのが1番、
その後6月にはホタルが飛ぶのだから危険な場所を把握して危険表示をしておかなければならないが2番、
ホタルと恋とか、出愛を楽しむ遊びはまだ先である。
会長からNHKさんが来るよといわれたから3番目の仕事として参加の会員各位に登録自然文化財を紹介する案内及び説明を考えなくてはいけないと急遽思いついたのである。
時は春、歩いて健康、見て観光、食べて薬効、素敵な微香、気分は最高、日本の砂留めなんて面白い話になるかも!
名前を聞いたが忘れた花を見ながら又次回! 


瀬戸内海を世界遺産に

2006-04-17 22:28:22 | Weblog
海の神様が山の上に祭ってある。
四国は金比羅山、何故なのだろうか。
昔の人は自然をよく理解していた。
山を豊に、綺麗にして初めて海が輝くのだという事を。
「瀬戸内海を世界遺産にしよう会」に参加して聴いた講演の一小節である。
堂々川ホタル同好会の人間としては我が川の水が高屋川、芦田川を経由して瀬戸内海に流れるのだから当然会員入会申請をした。
堂々川は江戸時代から瀬戸内海には砂を大量に流し、塩田や海流を変えたりする悪戯をしていた。
そのために砂留めが作られ今でも残っているから登録有形文化財に指定されたのである。



さて、堅い話はこれくらいで、巷は今、春、春という季節です。
ツツジのピンクがきれいです。このツツジが通称山ツツジなのですが三つ葉ツツジなのか教えてください。





以前話した硯岩がある山のツツジの群生地です。
この山の隣の山にイタドリのよく取れるところがあり撮影に成功した。



山が豊かだからこのイタドリもみずみずしくて酸っぱさはあるけれどいい味がする。
イタドリは
  「蕁麻疹 便秘、胃弱の人 消化不良 生理痛 むくみに効果がある」と言う。
  食べ方は若芽の皮をむいて生食か茹でて酢の物、和え物、サラダでも美味しい
  漢方では冬季に地下茎を掘り水洗いして細かく刻んで日干しにしたものを煎じる。

身体はイタドリで癒やされたから気持ちの癒やしに鳥を見ていただこう。
今日も少し疲れているけれどストレスが無いのでよく眠れそう。








自然の贈り物

2006-04-14 12:31:05 | Weblog
NHKが多くのお金を費やして作る画面は見る価値がある。
しかし、美野アンチエイジング薬草研究会でもある意味ではNHKに負けない活動をしている。
自然に入り山野草を採取してそれの薬効を学びながら食すのである。
自然を食べて健康になるの理念を
池に投じた小さな石が輪を広げるさざなみみたいに広げたい夢がある。
4月13日 平日の泣き出しそうな雲が流れる四季の森生活環境保全林へ散策に出かけた。
参加した人数ではなく採取する時の笑顔とイタドリを取り、皆に分け与える姿が美しい。
でも、山へ散策に来るのであるから主催者は山菜取りのイベント保険には今朝入ってきた。
下御領生産森林組合(尾崎行雄組合長)の人が桜の木の下を刈り取ってくれているからヨモギ、タラノメ、タンポポ、ワラビ、イタドリ、ミツバアケビ等すぐにゲットできた。



まだお土産を取りたい気持ちはあるが、一時間弱で雨が降り出したので公民館に帰り料理を始めた。
採取したもの以外にフキノトウ、ユキノシタ、クレソン、三つ葉、クコ、菜の花、春蘭、ノビルと食材は豊富だし料理する主婦は多いしで天麩羅、おひたしが瞬く間に出来上がる。
井原放送のカメラマンも急いで次ぎの取材に行くといいながら、取れたての山菜の味を確かめ、春蘭茶を飲み、山の味の味わいは初めてで癖になりそうと喜んで消えた。



土筆の卵とじやワラビの煮物を家から持参していただい物も含めると14点もの料理をおにぎり2つで食べる。
若くない人がバイキング方式とはいえ10数品食べてから、お変わりした様子を見るとかなり美味いのだろう。



ヨモギの春を感じ鼻へ抜ける香りはリクエストしたい1品でしたし
タラノメの香りと苦味も今日のヒットだと思う。
又、やりたいなといわれる意見には賛成だけれど「誰が音頭を取るの」というのが本音のお疲れさんでした。



薬草

2006-04-11 19:03:34 | Weblog
昨日から続いて強い雨が降り、広島県でも雨量が100mmを越えた所があります。
でも先ほどから太陽が戻ってきました。
明日は最高の花日和で少し暑く感じる気温のような気がします。
さて、13日薬草研究会野外教室を開催し、山野草を採取して
それらを食材と教材にする企画が実現しました。
山野草を採取する四季の森ですが桜が8部咲き、
ワラビはまだ芽が見えないが以下が採取を待っています。
タラノメ、タンポポ、クコ、春蘭、ヨモギ、ギシギシ、スイバ、イタドリ他その他









簡単な解説(上から順に)
タラノメ 糖尿病 胃潰瘍 慢性胃炎 小便の近い人等に向く食材
タンポポ 胃腸の弱い人 むくみ取り 肝炎 腫れ物 乳房の腫れ等に悩む人向け
クコ   疲労回復 ぜんそく治療 老眼防止 不眠 高血圧予防等に効果が!
春蘭   不眠 新陳代謝の活発化 胃腸強化 精神安定 不老長寿の効能?
採取候補食材11種がテキストに載り、採集したら天麩羅で食べるのである。
参考までに10時集合、車に乗りあわせで現地へ、昼前に帰り料理して試食しながら薬草教室の開催となります。
人間とかかわりが多いヨモギも採取し天麩羅になります。



以下は癒やしの鳥日記
撮影したタイミングは餌場の場所取りのときのようでした。





堂々川ホタル同好会

2006-04-09 11:12:44 | Weblog
今日は黄砂来襲のため赤い夕日のはずが白い夕日になっている。
又、例年より早く回っていた花暦もほぼ同じになってきたように感じる。
そんな日にホタル同好会の発起総会を開催した。
何か記録を残そうと俳句を一首「黄砂来て白い夕日に赤い桃」
とひねってみてすぐ駄作と分かるがこれも愛嬌。



さて、
堂々川ホタル同好会は参加者主催者発表33人、某新聞社記者さんは30人と言う。どちらでもいい事だがこだわる自分がおかしい。
約2年の活動が実を結び小さな輪がどんどん広がり昨日で正式会員55名、子ども会、体育会が協力を下さる事にもなったとお聞きしている。
今後の大きな活動にするために会長さんを新しく前町議会副議長の先生にお願いし、規約と行動計画を決めた。
そして、自然を守るための指標にホタルを使い、老人、壮年、子供たちの3世代交流の場も作る、ホタル観察をすれば当然ゴミが出る、そのゴミをホタルに感謝して拾い集めるボランティアであることも確認し、ホタルの生息についてや人工の光が嫌い等の勉強会を開いてお開きにした。
良い総会だったとの声も聞こえたが格好をつけすぎたのでこれからが大変である。
いずれにしても一人からの活動が大きくなり、発起人代表の役割が無事済んだ事は私自身をほめておく必要がある。



さすがに今日は薬草についてはお休みいただくとして川の中を泳ぐ動物が何か教えていただきいので載せました。犬でも猪、アザラシでもないようなのでお願いします。



マスコミの記者皆さん、福山市、地域事務所職員の皆さん、会員の皆さんご協力ありがとうございました。

ふるきを尋ねて春を見る

2006-04-06 13:08:16 | Weblog
弥生時代から古墳時代にかけて多くの古墳が作られている。
約3kmも歩けば迫山古墳群、国分寺裏山古墳群、表山古墳群、法童子古墳群、下御領古墳群と5つの古墳群に出会える。3kmといっても山の距離だから早足でも40分や1時間では歩けない。全部で50個は越える数と思う。
1番大きいのが迫山1号古墳で高さ5メートル全長21メートルある。
入り口外観からの景色と内からを見ていただく。




この古墳は古墳時代後期(6世紀末)の造りで大和政権と繋がりのある軍事権限を握っていた人物らしい。
この周囲の古墳の近くではツツジがもう後わずかで花を開く。



つつじが咲き始めたら南部備後路も桜が満開で春、春です。
そんな中、我が庭ではカタクリの花が咲いていた。
カタクリは種が芽を出してから花をつけるまでには約10年かかり、戦後の乱獲以降減少しているから保護の必要な植物だ。
しかしこのカタクリには意外な薬効がある。



カタクリの根茎からとった澱粉を
おできや擦り傷、切り傷、湿疹につけると効果がある。
この澱粉はカタクリ粉と呼ばれ(通常カタクリ粉は馬鈴薯から作る)
砂糖と混ぜて熱湯で溶いて飲むと
風邪、下痢、腹痛その他病後の衰弱に対して栄養補給ができ元気がもらえるといいます。
そして、花や葉はおひたし、酢の物、和え物で頂くと癖になるのだそうですが
可愛い花を見るだけで採取はやめましょう。
蝉の幼虫が食べて枯らすのでこの対策も必要です。


かえるは忍者

2006-04-04 10:43:13 | Weblog
4月になり新年度を迎えた企業は多くある。
私も新しい年度に、再度大きな夢を乗せて職務分掌をかえることにした。
とは言うものの、すでに自然と歴史と薬草とをテーマにしているのだから
大きく変えることはなく自然の中を植物糸に動物系を加えるだけなのだ。
見ての通りかなり動物系は多く入っているから遅れながらも現状に合わせたのだ。
 さて、田圃にいつも草ばかり生やしているので同級生がめにあまったのか耕運機を段取りしてくれた。ただでくれるのかと思ったがそうは問屋が卸さなかった。
爪を変えた実費とその工数はくれといった。
納得さすがは友、テスト運転には又別の同級生が携わってくれる。
野原のような雑草満載の田圃を耕すと蛙を初めとした小動物が沢山出てきた。
その中の蛙を見てみよう。同じ種類なのに背中の色が変わっている。









逃げ惑う蛙、ひっくり返るかえる、しかし10分もすると蛙は1匹もいなくなる。
保護色だから草の中や土の中に身を置いたら我々人間には見えなくなるのだろう。
最後になぜ蛙が多いの!
草むらは適当な湿りと温度そして餌の蜘蛛が多いのです。



不思議な自然の生態系を学んだ1時間でした。