自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

第2回全国砂留シンポ

2017-10-25 22:01:14 | Weblog
10日ぶりの更新です。
ここで謝るともう少し時間を有効に使って、何とかしろとおしかりも受けそうです。
昨年、10月福山発の全国砂留シンポジウムを開催しました。
第2回を福井県の南越前町アカタン砂防の団体が引き継いでくださり、
砂留(砂防堰堤を江戸時代福山藩は砂留と呼んだ)文化をつないでいこう!
をテーマに21日、22日に開催された。
21日の午後、雨も降らず絶好の砂防施設見学を体験しました。
堂々川とこの地の砂防は構造が大きく異なっており勉強になった。


アカタン砂防 石が違う 石積みが違う、

構造が違う 築造時代が違う


以上アカタン、以下堂々川


比較対象にした6番砂留


22日午前中、シンポジウムが開催された。


町が作った研修の場リトリートタクラ(宅倉地区)?



テーマ砂防文化をつなげる



第1回の代表が8分間の時間で事例報告
7分53秒で時間通り
そしてどこへ行っても落ちをつける(ダジャレ 春夏冬=秋ない 飽きがこない堂々川)
この内容だと2回しゃべらないと笑いはもらえない
彼岸花球根を1000球植えた幼稚園児が横文字を使って「センキュウ」と言った
ほとんどの人が理解してくれた。つまり笑いがとれた


事例のトップバッターが柔らかく、時間を守ったが後は固いお話のようだった。

以下の砂留は23日の台風後の雨が止んだ後9時間後の堂々川の砂留滝水です。






22日の雨量を国土交通省の神辺のデータは1日総雨量103mmとか

お昼12時前にシンポジウムは終わり、バスで今庄駅へ
バスの窓から外を見れば



台風はかなり近づいているようだ。
敦賀駅からサンダーバードにするか(湖西線)
シラサギ?にするか迷ったが計画通り、時間が早い方を選んだ。

昔の人は言いました。
急がば回れ、そうなんです。琵琶湖畔志賀駅付近で2回にわたり
駅のないところで、風待ち停車、30分の臨時停車。
車体が風の風圧で揺れる。

新幹線は遅れがなく、さくらで無事福山まで、雨はかなり強く降っていたが
10分雨量最大10mm、この時は車を運転していても前が見にくい。

時間は大切に使わないと、どこで痛い目に会うかわからない。
よい経験をした。


2017-10-15 18:10:00 | Weblog
秋の七草が咲き、蓼の花が川一面を覆う堂々川。
蓼食う虫も好きづきというが外敵がいないからここまできれいに咲けるのか?



はぎ

すすき


フジバカマに来る渡の蝶、アサギマダラを探してみた。


数百本はある自然に増えた花


古墳巡りの案内時や時間のあるときに数回訪ねたが
ツマグロヒョウモンとキタキチョウが来ただけだった。

あきらめて帰りかけたが赤とんぼと蓼の住む世界に少しだけとどまった。



雨で掘れたガタガタ道を5分少々で通り抜けるとそこは堂々川
彼岸花は黄色が数本咲いているが99.9%以上すでに幽霊花化していた。
その川の1面を今は、ミゾソバやイヌタデが覆う。想像したよりきれい。


タデ科のミゾソバ


通称、アカマンマと呼ばれるイヌタデ





雨に濡れたイタドリもタデ科



家に帰って、車の横を見るとミズヒキソウの赤が際立つ。


上から見ると赤色


昔の記憶から、花を下から撮影したら


白色


1本の花を上から見るのと下から見るのとでは色が違う。

たかが、虫が食わない蓼といっても見る向きでは大きく変わる。
外見だけで見ては間違いが起こると教えてもらったきがした。

自然を歩く

2017-10-10 21:13:43 | Weblog
アケビが熟し始めた10月初旬
忙しいが思いがまとまらないから堂々川をはじめとした近郊を歩いた。


ミツバアケビが口を開き始めた


前回に続いて虫を探してみた。




このバッタ鳴いているみたい


あんた鳴いてるのね


イナゴはおんぶだっこがすきだ



川のそばの道路ではカマキリの交通事故が多い


この時期不思議にカマキリが水に近づく


道路で亡くなったカマキリ


亡骸のそばにハリガネムシがいる


ハリガネムシは水生生物
ちょっとだけ調べてみたら、カマキリに寄生しているハリガネムシが
この時期、カマキリを水辺に誘う。つまり宿主を離れて水に帰るためらしい。

赤とんぼナツアカネやアキアカネではなく少し小型の赤とんぼ
昔、はやった歌ではとんがらしか!




雄と雌では身体の色が違う


我が畑ではアゲハの幼虫が突き合わせをしたり、同じように頭をもたげていた。






この幼虫1時間もしたら5m程離れたフェンネルに移動していた。
食べ物が亡くなったから移動の相談とか移動先を探していたのだろうか。

私は第2回全国砂留シンポジウムで話す内容が見つからない(備後弁=何もないよう)
又、来月には全国ボランティアフオーラムもあるのにどうすればよいのか。
そうだ、仲間に相談しよう。

続むし

2017-10-05 21:26:20 | Weblog
昨日は新暦の中秋の満月
月ずきに月見る月は数あれど・・・歌にも出てくる中秋の名月は旧暦の満月らしい。
昨日福山市主催のマチサポカフェに参加した。
19時始まりゆえに時間つぶしに福山城を散歩した。


堂々川の砂留が福山城を築いた技術が使われたとか
その石垣と月


今日も虫の声がうるさい


中国からの外来昆虫「あおまつむし」

鳴きはうるさいが姿はきれい


昼間に戻って


大型の蛾 クスサン 羽を広げると100㎜を超える



無視したいが無視できなかった。


コスモスの花を花から花へ


他所ではこの花に来る渡りの蝶がいるらしいが
堂々川はこのチョウが来た。



もう彼岸花は1%ほどが残り、ほとんどは終わったが、残った花にやってきた蝶





彼岸花科のキツネノカミソリがまだ咲いている




堂々川にある親水公園「堂々公園」の入り口に雨水で掘れた砂の道がある。
そこに蝶が群がる。

多分この場には蝶が欲しがるミネラルがあるので、それが目当てでやってきていると推測




蝶も欲しいものに集まる。
マチサポにも自分たち会をPRしたい団体が集まっている。
堂々川ホタル同好会もその一つである。

堂々川の彼岸花

2017-10-02 11:01:13 | Weblog
 猪と鹿どちらが害獣だろうか考えてみた。
猪(堂々川3万本)鹿(三次市25万本)により、それぞれが少なくなっている。
しかと答えは出せないが被害数は猪のほうが少ない。
しかし、堂々川が目指す広島県NO.1彼岸花の里は距離にして1kmあり
面積にすれば5倍以上の開きがある。
いずれ近いうちにトップレベルは堂々川が君臨するはずだが、
ここには後継者問題が潜んでいる。
先を悩んでも仕方がない。現在のピークの時(9月26日、27日)の花を見てみよう。


リコリスアルフロレをはじめとして17色が開花


嘘ーという人もいるが


幼稚園児が来訪
(僕、お母さんにプレゼントしたいのでこの花頂戴の言葉が耳に残った)


昨年を覚えておられる方もあるだろうが堂々川名物花文字「ホタル」


「ホ」 十分読めるこの字を構成する花は約300本

「タ」 これも読める

「ル」 半分消えて読みにくい


以前にも書いたが同好会は会報をほぼ毎月のように発行、2005年から現在までで
150号が発行されており、毎年標題のタイトルが変わる。
初年度「ホタル恋」2年目「ホタルン」3年目「黄色い光に魅せられて」
このホタルンのルが半分ないので今回の県1はルンルン気分になれない。まだ早いのである。

上記のある咲いている場所は


4番砂留脇の斜面奥


ここからはランダムに花を紹介する


堂々公園の中



花がない時でも堂々川でロケーショントップの谷



登録有形文化財の6番砂留を見る
手前の看板は16色の花色を展示している


この9月彼岸花を見に来られた人とは想像より少なく3000人程度
地元の新聞2社が掲載していただいたごろの1日500人
来てみていただいた人は喜ばれたが作業した人から見ればそんなもんかと。



広島・岡山の技術士の皆さんも目的より違った美に驚かれたようだった。

草刈りなどの作業をしていただいた会員の皆さん大きな仕事をされましたね。