自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

鳥の巣

2016-06-30 10:29:43 | Weblog
昨日6月29日13時過ぎ、エリアメールで大雨警報が出たことを知った。
夕方雨は降っているような、いないような17時前商用で出かけた道端で
雉に遭遇した。これは良い記事が書けると小躍りしたが腕が未熟ということを忘れていた。


雉の夫婦 溝を隔てて平行に動く

青鷺に近づくがお互いシラン顔
急に思い出したように田圃に入る雉


その後2羽鳥(鶏ではない)は飛び立った。
雉の記事ではなく、今日のテーマは鳥の巣。

先日我が家の軒下に鳩が巣を作ったと記事にしたが
そのキジバトの巣は卵が生まれて数日親が温めていたが、
下記の動物に襲われたらしい。



キジバト=ヤマバトの巣

襲ったイタチ(99%間違いない)


最近カーカーと騒ぐカラス数羽、なんで鳴くのか不思議であった。
童謡にカラスなぜ泣く、山に可愛い7つの子がいるから・・とあるが
最近のカラスは電柱に巣を作るケースが多いらしい。時代は変わっている!


親か子供か判定できないが2羽いる


友達から電話があり、バンの写真を撮っていると言われ、
鳥の鳴き声が聞こえた。どうもバンではない。
夕方でもまだ晩ではない。
もしかしたらカイツブリと思い、その鳥が住んでいる池を紹介した。


バンはくちばしが赤く、お尻が白いと説明

この菖蒲?の中に巣と子供がいるはずだ

カイツブリと納得された
ここでは親子がいた


先日から鳥の巣の記事を書くつもりで6月9日に見つけた巣を
車の車庫に置いていた。


ウメの木を伐採してウメを採取した時見つけた


この巣は間違いなく百舌の巣と我が日記は認定している。
こちらの巣は堂々公園で見つけた巣




この巣を作った鳥の名はわからない。

今回判明したことはカラス・鳩・ミサゴの巣はみな太めの枝が材料で
粗い目の巣である。鳥の個体が大きく卵が大きいからなのだろうか。

爪痕

2016-06-27 18:45:30 | Weblog
27日 15時過ぎから又雨、強い雨ではないが傘は必要である。
22日から23日の雨は福山市では大きな爪痕を残していた。
何しろNHKが全国に画像を流したからあちらからこちらからお見舞いの電話が入った。
私だけでない。
堂々川は砂留が機能して被害はないが、昨日26日所用で福山市の南の果てまでバスに乗った。
回り道しないと道路が寸断されて通れないらしい。
ところでテレビで放映された場所も、決壊した川のそばも通った。
実はカメラを忘れて、出かけたため証拠はない。

テーマが爪痕だから被害の場所を若干掲載する。


水をかぶった草



草を根からはがす水圧


山のすそ野が崩れている




バスの中で23日交通渋滞に遭遇、わき道を通った人に聞くと
道路は寸断、国道は4時間も動かない。側道へ入ると水がすぐそこまで来ている。
大変だったようだ。

26日、10月に全国砂留シンポジゥムを開催するが特別講演をお願している
名誉教授が発起人として作られた「芦田塾」と言う学びの会合と講演会を
主とするボランティア団体が立ちあげられた。
無理をお願いしている手前参加しないわけにはいかない。
参加したら大学の教授、水道局の元トップの方々に並んで
筆者も前の席に座るよう促された。これって何!私がこの場なら会の挌を下げますよ。


芦田塾会場ポスター


前回草を刈った人がいたと記載した記憶があるが
24日その場を確認した。
つつじを植えた場所の笹が伸びたから刈ったと言うことらしい。
大雨の前後?恐ろしい会員がいるものだ。これって感謝。




これより数倍恐ろしいのは
24日この砂留上で宴会をした馬鹿がいたらしい。
鬼殺しという酒の紙パック。


砂留を超える茶色の水をみながら


何でゴミを残して!
車で来たはずなのにお酒を飲んで!
馬鹿と阿呆の気持ちがわからない。

降ったんだ

2016-06-23 10:57:59 | Weblog
6月22日2度に渡ってエリアメールが入り、避難準備情報が知らされた。
今朝になって堂々川の水の量を確認し、降雨量も調べた。
雨量は神辺調査点では降り始めから111mm、
うち23日0時から4時30分までが54mm観測されていた。
家の周りはいつもの雨が降った朝とほとんど変わらないが福山市の南部は被害も出たらしい。
堂々川の砂留を超える水は数年に1度のレベル
名前の由来どうり「どうどう」と音をたてて流れている。


迫山砂留を落ちる水は茶色


2番砂留(砂防堰堤つまり砂留)をオーバーフローしている。




3番砂留はよく壊れるから水の抜け穴?を作っているがその穴のみでは
処理出来ず砂留の上を越して落ちる。




4番砂留も同じである。




ここではカルガモが流されて、堰堤に近づいたが飛びあがりそのまま空へ


5番砂留


朝早くから草を刈った人がいる

別の角度から見る5番砂留


この砂留から下方に岩盤が露出しており、そこは瀬だが水が飛びはねている。
昔の名前「百瀬川」は100もの瀬があったから付いた名だとか!

日本一と名付けている6番砂留下方から見ると綺麗だ


対岸は橋が水をかぶり渡れぬ


回り道して反対側から


迫力がある


堂々川ロケーションNO.1砂留 鳶ケ迫砂留、平成に作られた6つの砂留とマッチして
1本の帯のような水の流れになっている。



日本登録有形文化財の砂留はあと1基あるがこの砂留は
我々ホタル同好会は整備しないことにしているので今回の調査は除外した。

上流にも8基砂留があるがお役所や大原池水利組合が放置していたので
会が淀ケ池の4基は目で見られる所までは草刈りなどをしている。
ここを確認したがすでに4基とも砂防堰堤機能は失っているようで
水が流れていない。

珍しい光景を見た。
鯉が浅瀬に十数匹寄り集まり、産卵のような行動をしていた。


ドッコイ草が邪魔をしたか


川は水が急流化しているが陸では蝶やトンボが元気で行動している。
その中の一つ


ヤンマの仲間が目の前で羽を休めている


大雨が降れば確認に、雪が降れば確認に
好きでなければ出来ないボランテァ仕事である。

ホタルの幕引き

2016-06-18 22:01:36 | Weblog
前回15日に半減期を迎えホタルがかなり減ったと報告した。
しかし、我が携帯にホタルはまだ見られるかと日に2件は電話を戴く。
平家ボタルが若干見られると返事をしている。
それでも何とかならないか。子供が見たいと言っているからと泣き付かれる。
どうしてもなら豊松が本日ホタル祭りだから行ったらと回答すると
どのくらい時間がかかるかと聞かれる。
私は大人ですから澄まして答える。ナビがあるでしょう。井原市からは40分弱ですよ。
堂々川へ来る倍の時間で行けますよ。ようやく電話が切れた。

明日のお天気は雨見たい。


雲の流れが教えてくれる


ホタルが終わったと宣言する代わりにホタルがよく飛ぶ場の
幟を撤去した。雨に濡れる前に!


25本も撤去 30分では終わらない


ホタルの記事も書き始めて10年が過ぎた。
近いうちに総括をしなくてはと思うが時間があるか。出来た時が書く日とする。


平成17年と証拠の文字がある


今年のお客様は良い人がほとんどである。
ゴミを捨てる人が非常に少なかった。
煙草の吸い殻は別にして!(何としてね。JTさん)


ボスが口利きしたから少ないのか?
納得


本日はヒガンバナ球根を戴いた方々に遅まきながらお礼に行く。
その途中ある池ではバンがいた。


赤と白と黒が綺麗な鳥だ

近づきすぎた。逃げられた



別の池ではカイツブリの親子が


池の土手に建つと警戒の声がする


すみませんとそばを離れた。

事故なく終われたことに感謝して
ひとまずホタル、ホタルからは身をひくことにした。

第10回総会

2016-06-15 18:27:44 | Weblog
花菖蒲や松本センノウが咲くと堂々川のホタルはピークを迎える。
ピークが過ぎると半減期となり、毎日前日の半分の数に減る。



猪が掘り起こす場でも花菖蒲が咲いた

松本センノウも咲いている


今年も例年どうり6月10日頃がピークであった。
ピーク前後の日曜日に同好会も総会を開催している。
今年は12日であいにく大雨警報が出た日であった。
恥ずかしい話し例年なら参加者は30人も来られれば大盛況。
が今年は、地域の2つの小学校の校長先生が応援してくださり
雨でも倍以上の参加であった。
総会の中で小学生がヒガンバナを植えたお礼を書いた手紙が掲示された。
その場面をTVのカメラは見逃さなかった。



まさかTVが入るとは思っていなかった。


学校へ許可をとっておいてよかった。と胸をなでおろした。
総会は予定どうり40分で終わり、校長先生や地域の方が応援のイベント



ギターと語り

オカリナと琴の演奏

ホタルの勉強会


そして最近の飛翔状況の報告




砂留の上から見るのが最高との声も


今年のホタルは堂々川全体では前年の半分まで落ち込んだ
普通ならなぜ減ったかと原因報告が求められるが
今年の場合5番砂留が作る川原の遊歩道の周辺は
前年より多く、しかも遊歩道へ立つとホタルが服に
飛び付く割合が高いのでほとんどの人が満足される。
 


久しぶりにカメラが黄色い光をとらえた。


総会が無事そうかいと言うほどの短時間で終わった。
ホタルは19時45分から光ると予定して、スケジュールを早めたが
さすがに観賞すと言う人は数人であった。
ホタルも良くしたもの数匹が光っていた。


堂々川のホタル

2016-06-11 18:26:09 | Weblog
6月12日は堂々川ホタル同好会の総会日である。
総会日は6月10日前後3日の日曜日と決めている。事実経験値では6月10日が光りのピーク。
この頃からホタルが人間の近くや道路で這う。
つまり終末期を迎えているのだろう。
今日も電話で何時まで見られるか。まだ飛んでいるだろうかの問い合わせが6件ほど入った。
失礼な親父が1人、どこのホタルが1番綺麗かと聞いてきた。
頭に来たがそこはPR中の堂々川、あたりさわりのないどこも綺麗と返しておいた。
一昨日の夕方虹を見た。






虹を見ると良いことがあると聞いていた。
あった!妙齢の二九歳の女性記者さんが取材に来てくれた。
広報担当役員に対応を依頼しておいたがどこでどうなったか
事務局長と町内会長がお相手をした。

堂々川のお客さんだが大勢来られている。金曜日は子供デーなのだろうか。






遊歩道では平家ボタルが飛んできて道の上で一休み。
子供たちが目ざとく見つけて輪を描くよう座り眺めている。


可愛い場面である


違う子が道で光っているものがいると声を出す。


平家ボタルの幼虫


カメラを構えて軌跡を撮影


14年のホタル経験でも初めての写真


21時を過ぎると来訪者はほとんどが家路につかれる。
今日の写真を数枚とる。







星とホタルと砂留と
単焦点レンズではこれが限界だと友人は言っていた。満足。

文学爺さんの学のあるところを。 今日は短歌。

    暗黒にほたるの舞ふはやはらかき草書のごとしひかりの草書        高野公彦

夜の生き物

2016-06-09 21:39:56 | Weblog
お月さんも早めに沈んでくれる今日この頃
ホタルの飛翔には最高の環境で堂々川ではピークに近づいてきた。



6月7日雨上がりでホタルの飛翔は今年1番


雨量が多かったから日本一の砂留の滝は夜でも目立つ
その前を飛ぶホタル


ホタルがよく飛ぶと言う情報をどこで仕入れられるか不明だが
来訪者の車は多くなってきた。

特に6月8日朝7時50分前から約10分、FM福山レディオ備後の電話取材を受けた夜は
前日にまして増えた。ホタルも増えた。
5番砂留川原の遊歩道に立っていると平家ボタルが服によく止まる。
この夜は見ているだけでも2、3人が大騒ぎをしていた。


手にとり喜ぶ園児


その反面、カメラを持ちやってくる人も10人近くはおられるが
車の光が邪魔で困って相談された方が2名おられた。
その方には四川ダム下の穴場を教えた。


20時過ぎ、車は100台は越える


その間隔をぬって撮影したが


光りが入る


こんな夜は穴場で撮影
ホタルツリーと言える木があり、そこで懐中電灯を使いオートで撮影


源氏ボタルが3匹
密度は濃い


私の場合はホタルの光が作る芸術撮影を諦め
山の秘密の場所へ行く。
猪らしき動物が草木をゆする音を他所目に
絶滅危惧の生き物探し


日本赤蛙のお玉の尻尾が切れた状態


平家ボタルの幼虫が光りながら上陸


平家の幼虫

平家ボタルが羽化、飛ぶ準備



もしかしてカスミサンショウオの幼虫


もう少し、もうすこし撮影、でも怖くなったので皆がいる場所へ戻った。

昼間に再調査しなくては、大学の教授の名刺を探した。


ホタルを求めて

2016-06-06 09:53:13 | Weblog
「村の渡しの船頭さんは今年60のお爺さん」古い童謡歌がある。
60でお爺さん!、その頃私はホタルの会を立ち上げた。
アーあれから一昔、嫌でも365日が来て又新しい年を経験している。

そして、新しい年の初日、福山市の北部でホタルの幼虫を放流しなくて
ホタルが飛ぶ場所をさ迷い探した。
福山市には全国でも名が売れている服部川があるがここは放流の川につき除外した。

まず、加茂町の四川ダムの麓へ20時頃到着






地元の人やボランティアが管理していないと言う場所なのに沢山のホタルが飛翔している。


ホタルが繁殖できる苔と川中の石

飛翔の数100匹ははるかに超える
そして同時点滅


広島県天然記念物の竹田狭間川のホタル


記念物表示の看板は錆びて
アー、あれから58年 昔の面影はない

この場でも100匹越えの飛翔


最後は堂々川、この場に帰ってきたのは21時過ぎ
沢山飛んで来訪者も満足されたとの報告は聞いた。
しかも服部のホタル祭りでホタルが見られなかった人が多数来訪されたらしい

堂々川のホタルが飛ぶ場の昼間


6番砂留

4番砂留川原の花菖蒲


夜のホタル


6番砂留、8時過ぎには100匹は越えていたらしいが
疲れたホタルは一服している
草むらで光るホタルの多いこと


久しぶりに夜空の星がきれい


ホタルと星と砂留とを狙って撮影
ある人曰く「100年早い挑戦」時間の無駄との事


10回目の総会を6月12日に開催するので多くの人の参加をお願いします。
年をとってもホタルの話を熱く話す人がいます。

堂々川を管理している会の皆さんへ
6月8日11時頃この会が福山ブランドに認定されたので活動記録を残すため
写真を撮るそうだ。6月1日発行の広報ふくやま掲載に続く第2段のようだ。
会員の参加者を募集しています。

ホタルと猪

2016-06-02 11:59:54 | Weblog
山には食べ物があるはずなのに里に下りてくる猪
聞けば堂々川付近の竹藪をねぐらにしているとか!

ヒガンバナの球根には毒があることを理解しているから食べることはないが
耕して掘り起こし、太陽の光に当ててくれる猪。
先月の30日の夜、我が車と猪の距離2m、ブーと鳴いて土手方向に走った。


4年も前に植えた球根
かなり増えている


今年になってから3回も補植した球根を掘り起こすので網を張ることにした。
草を刈り




網を敷いて固定する



試験的に網を張った場所は耕さない。今のところ成功。

夕方になると堂々川を散歩する人が多くなった。




ホタルが飛ぶ前に少しでも安全に見物してもらうように
又堂々川の貴重な生き物に害がないようにプラスチック製のパレットを
10枚借りてきて敷いてみた。




これで安全になったと思わないでください。
まだ、蛇もいれば穴も開いている。

夜日没後約1時間、7時55分頃からポツリポツリとホタルが光る。

多く光るのは5番砂留が作る川原


同期点滅も見られた


何と申しましょうか数はまだ少ないながら
昨日の6月1日中国新聞に掲載されたホタルの光り
プロの目から見ても素晴らしい舞だったらしい。

素人の私も負けずに同じ場所で撮影した。






カメラとレンズのせいにしたいが綺麗にはとれない。






素人が高望みをしてもつまらないから素人受けのホタルを撮った。


源氏ボタルの♂


今年はよく見る緑色の蛾




我が携帯電話は夜になって10本以上問い合わせが入る。
嬉しいことである。

安全には気を付けて観賞してください。