自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

2014十大ニュース2

2014-12-29 15:06:15 | Weblog
6番で終わるわけにはいきません・
7番目
福山市まちつくり大学神辺会場の会場と福山市立大学学習の場に
堂々川沿線が選ばれ案内役=ガイドも引き受けた。
だが堂々川だけではもったいないと御領山の古墳、御領遺跡を
見学できる場所へ案内する歴史の町会場にすることを提案しそれが採択された。


参加者51人

途中案内人は佐藤さんに変わり、山の中の古墳見学


はたしてまちづくりに役立つのやら!

8番目 小学生と堂々川の水質調査
今年で8回目、昨年水質判定の呼び方が変わってやや汚いから→やや綺麗になった。
2007年、2008年の2年は現在のやや綺麗からやや汚いの判定であったが
真面目に清掃を続けたから上から2番目を今年も貰えた。
福山市環境啓発課の出前教育として実施、参加者31名は過去最高。 


6番砂留の前

来年もあるかあら来てもらうために
スイカの種飛ばしを実施


9番目
自然環境を守る啓発冊子の発刊 「堂々谷の生き物」500冊 8月末完成
神辺町の小・中学校9校の内、サンプルと送付の案内を出し部数を聞いたが
無視された小学校2校には差し上げたかったが送付できなかった。



10番目
他の団体とコラボして堂々川を守る活動
神辺ライオンズクラブの方が草刈りの活動を応援してくださった


綺麗に1ヶ所へ集めて終了


ホタル同好会は松の木の剪定等を行い、刈り取った草木を焼却場へ運ぶ

番外の部
    11番目下御領生産森林組合と共同で堂々川と御領山のPR


出演はいやだとい言われたが
マイクを向けられると流暢な言葉が次々と出る


    12番目 イタリアの砂防研究所の部長殿が堂々川へ来訪


紹介してくださった方に感謝


    13番目 暮れも押し迫った12月26日


下御領に在住の友道さん保管の地図模型
この先祖は明治時代迫山砂留を築造されたトップの人


広島県立歴史民族資料館(三次市風土記の丘)から2011年10月発刊の
「堂々川今昔」に記載してある明治時代の3次元地図、江戸末期から
明治にかけて書かれた絵図の保管されている人を尋ねるため我が家へ寄られた。
お忙しい中砂留談義をした後、1673年に大土石流で無くなった63人
の碑に手を合わされた。

     14番目 堂々川ホタル同好会の会報を広島県立図書館へ寄贈

県立図書館から2006年から発刊している会報を全刊寄付依頼を受けた
現在116号まで準備できたが年初め117号目が出来るの機会に送付する。

番外でもニュースの重さからすれば上位へ行くが遅かったから番外となる。
これは事務局のさぼりであるが一人事務局だから怒りに行く場がない。
詳しくはネタのない時UPします。

これで追加・追加の10大ニュースは終わりです。


2014年10大ニユース

2014-12-27 21:16:54 | Weblog
2014年もあと5日
堂々川ホタル同好会恒例の今年の10大ニュースを発表する。

1番目は
5月に四国は鳴門市で国土交通大臣から「みどりの愛護」感謝状を戴いた。


受賞内容掲示



会長が広島県代表で植樹


福山市長へ受賞報告


名誉なことだ
どなたかが上手にスケジュールを組んでくださった


2番
同好会の定例会、毎月第3日曜日を基本にして実施する


清掃・整備・草刈りが主行事


時には小学生がヒガンバナを植えるために先に植え穴を段取りする。


会員・保護者・先生


第3番目 5月気象予報士の出前教育を実施する。


小学校の講堂で

RCCの気象予報士の出前教育


前年にエコロジー大賞30万円を戴いたが地域の応援や小学校に
何かお返しをしたいと考えて実施した。
(普通のボランティアは使途を限定されないお金が入ると
飲み食いか山分けをする。がホタルは有効な使い方を考えた)
今は異常気象の多い時代、
広島県は毎年のように庄原市とか広島市で土砂災害が起こっている。
時間100mmの雨量があれば災害は起こって当然だが人間心構えが
出来ていればそれなりの対応は考えることができる。

4番目 ヒガンバナの里


小学生が植えに来てくれる


今年堂々川に遠足に来た小学校は5校あったと思うが
そのうち2校はゴミを拾いながらやってきた。
どちらも校長先生をはじめ先生は環境をよく考えておられるようだ。
不思議どちらも堂々川ホタル同好会と親しく交流している。
この2校ふくやま環境賞をもらえればよいのだが!


2009年から植えているヒガンバナ


綺麗に見え始めた。

5番目 中南米7カ国公務員の研修の場になる。


紙芝居で活動を紹介する先生

研修記念の集合写真


6番目ホタルの飛翔(5月下旬~6月中旬まで)


日本最大級の砂留をバックに飛ぶホタル


堂々川は我々同好会がやればやっただけのお返しをしてくれる。
異常繁茂して薄気味悪い自然から明るい自然に変わり
散歩する人も増えている。
ただ社会に向けてすね、仕事もしないで弁当を食べにやって来て
空き箱を捨てて帰る馬の付く人の対応はまだできていない。

堂々川上流

2014-12-23 17:19:09 | Weblog
私たちホタル同好会が管理しているのは
堂々川4kmの内の中流域1.5km、まだ上流には大きな池が2つあり
江戸時代造られた砂留8基があるが池の中や蛇や猪が多いところのため
数回訪ねただけで詳しい事はわかっていない。
日曜日森林組合の作業があり作業が終わってから淀ケ池の東砂留を整備した。
作業の途中に見つけた砂防


平成4年築造、それでも造られて20年超


ここ数年はお正月に整備していた砂留
今年は付近の草刈りをしているので団体活動が終了次第、一人作業。


対岸の道路から十分見られる


池には上流の池から水が流れ落ちている。
上流の池が1673年決壊して大土砂災害を起こした。
最近堤防から水がしみ出ているから調査のための放流である。


水量は少ないように見えるが
近くへ行けば大きな音がしている

淀ケ池は水をため始めた


最上流の大原池


鵜が増えている



うふん、鵜の糞の公害
来年には今寝泊りしている木は枯れるだろう


水のしみ出る堤防へ散策


樋門を外して水を抜く

堤防の下はかなりの水があるから漏れている


現在この堤防が決壊しても江戸時代の時のような大災害になる可能性は少ない。
地域の住民、県・市がコツコツと対策を打っている。

まだ私にもウスタビガの繭を見つける余裕がある。
今回見つけた繭は幼虫が繭の中におる。繭の行き先は福山市の環境保全課へ。


薄緑色 山繭蛾とは違う


大原池はまだ水が多いので池の周りの砂留は見えない。
あきらめて下流へ向かう。

堂々公園のすぐ上の砂防、このコンクリー堰堤も強度不足で修理を始めた。


砂が堰堤内を埋めていくさまが良くわかる場所だった


工事で水が抜かれる場所なのに
ヌートリアの親子が住んでいた。


この親、子供には厳しい
乳を飲みに来ると激しく追い払う


良く考えたら22日は冬至
しかも19年ぶりの


朔旦冬至とか


地域の人が昭和の30年代まで接待していたかぼちゃ汁等の接待復活。
良く聞けばナンキンを大量に貰ったことから考えたことだが


50人以上のお年寄りを集め


運の付くものを食べるそうだ。
ナンキン、大根、ニンジン、コンブ・・・
今回の提案をした人もさることながら
民生委員がこの料理を一人暮らしのお年寄りに配ると聞けば
財布を持ってきていない自分としては車の中、ポケットの中
合わせて○○○円を月天信仰の前に置かせてもらった。
その場には大原池が決壊した341年前に
亡くなった63名の人の慰霊碑もあり手を合わせた。

太陽柱

2014-12-20 20:12:26 | Weblog
12月19日数時間後の雨予想の雲を眺めていると太陽の光りの異常に気づいた。
雨を呼ぶ雲
太陽柱の光る様子を時系列に並べてみる。


16:50太陽柱予測

16:50別の角度


1分違うと趣が変わる。


16:51綺麗な太陽柱を期待する





16:53確実



16:53 数本の光りが空へ放たれる



17:02太陽柱が消え始めた



17:03空が燃える

17:03打ち上げ花火のようで柱が消える



17:04夕日が沈むと太陽柱復活


帰えろかな!、もう少し頑張ろうかな!


17:10少し寒さを感じる



17:12西空を際立たせる



17:12カメラをひくと綺麗な柱
粘ったかいはあった


太陽柱の観測を20分も屋外で続けるとやっぱり年には勝てない。
今日20日雨の中イタリアの砂防研究者が堂々川へ来られたが
案内係の鼻から水が流れてでる。
雨が鼻から流れ落ちるわけはないから昨夕の無理が今日に出てきたようだ。

堂々川に雪

2014-12-17 10:22:01 | Weblog
北国では当たり前の雪だが瀬戸内気候の堂々川では年に1~3回程度しか見られない。
気象庁の暖冬予測に反し、例年よりかなり早く昼間降る雪を見た。


雪雲がお日様を遮る


凍えるような寒さを感じながら堂々川へ向けて歩く。


平家ボタルが飛んでいた場所
昨年は0だったが今年は期待できそう


ホタル同好会の管理場所、江戸時代の893の世界ではこのような場所をシマと呼ぶ。


福山市と広島県が認めた
ラブリバー団体

1番砂留


水が石の間から落ちている石積みは明治10年代に築造された砂留で
私が勝手に名付けた迫山砂留である。
歩いて行くと雪は強くなり


頭が白くなってくる


年のせいで白髪になったのとは違う白さで冷たい水が落ちる。
2番砂留まで歩いて風邪をひきそうな冷えを感じて帰る気になった。
すこし下流の橋の上、凍結しており、えんじ色の軽四車両が大きく右へ振れていた。




川から離れた山の麓お地蔵さんが並ぶ国分寺88ケ所1番札所脇のお月さん


冬至の22日風邪よけ祈願と昔のしきたり復活を祈念し
地元の有志が主催する


かぼちゃスープなどの接待
寒い冬にホットな話題を提供する人がいる。


西日本トップレベルの国分寺参道松並木


今雪はやみ、積雪はない。

ゆりを植える

2014-12-13 20:46:12 | Weblog
暖冬と言う気象庁の言葉に乗せられて、美人の気象予報士はそろって同じ暖冬と笑顔で予報した。
多分ルールがあり、気象庁の言葉を信じて作文するのだろう。
それがまだ12月13日なのに朝起きたら雪だった。


石の上に

土の上に


そして1日中、雪がぱらついた。

少し前にさかのぼり、ヒガンバナが咲いている頃
夜目遠目傘の内、日傘をさした美人と話をした記憶がある。


花と美人


これだけの笑顔の人だから、「ブログにのせていいですか」と断って写真を取っているはずだ。
でもブログには乗せていないと思う。
それがどのような風の吹きまわしか堂々川の事務局が某中国新聞の記事として掲載されたことから
記者さんが電話をくれて、ユリの種子をあげると言う人がいるから電話をして欲しいと連絡が入った。
早速電話を入れ、話はまとまった。
先月、29日福山市の100周年記念イベントに応募している団体の審査の日種子を持ってきてくださった。


3袋

1千や2千ではない数


10日ほど経過したが戴いた種子を堂々川の4ヶ所へ播いたり、筋をたてて植えた。


1番砂留の東川寄り

同じく西側山寄り


5番砂留の付近2個所、そしてロケーション堂々川NO.1の鳶ケ迫砂留入り口


ヒガンバナの球根が大幅に増えてきた


この日は風が強かった。


道路へも飛んだ


ヒガンバナの里広島県トップレベルを目指しているのに今度は高砂百合を植える?。
目標がヅレていると言う人もおられるでしょうがそこのところは深く追求しない。
浮気をしても堂々川の彼岸花は順調に育っている。
美人の気象予報士が嘘とは知らずにウソを云う世界だから
私の浮気心等問題にはならないでしょう。

言わせない

2014-12-10 21:30:10 | Weblog
福山市は2016年には市が出来て100年になる。
100年になるのに知名度が一向に上がらない。
東京帰りの女学生が福山は名物が何にものないのよ。
だってさ―、みんな福山を教えるのに「尾道と倉敷の間の駅」だと言わないとわからないけー。
へ―じゃあんたはどうゆう説明をしとるんにやー!
人にはわからんでもえ―、ばらの町だけでもええけ―宣伝すりや―ええのに!
福山市はとにかく一生懸命で100年に向けて考えている。
100万本のばらの町にする為には無償のバラの苗配布、
ばら花壇を作ればかなりのお金を助成してくれる。
ついにはAKBに『鞆の浦慕情』なる演歌を歌わせている。


この人福山市の人かと思えば千葉県人だって


100周年イベントを民間から公募しており、
来年のプレ100年に応募した団体は40数チームもある。

この中には堂々川ホタルもエントリーした。
ホタルの堤案内容は「もう何もないとは言わせない」
福山弁で言うたら「なんもなやーたーいわせんど」「でもさ」と比べると怖い言葉になる。
さて、何もないとは
いえいえありますら―。
堂々川の砂留群は江戸時代に作られ現存日本一。登録有形文化財だ。


1番砂留

6番砂留


この砂留がもし広島市に造られていたら大雨で亡くなった人はほとんど皆無と思えるが
そこが浅野藩と阿部藩の違いかな。トップがやる気になると出来るものだと思った。


今年の秋は綺麗だった6番砂留


私、ホタルの事務局長が頑張ってブログを書いても見ずにして
福山は倉敷と尾道の間よと言ったり、福山のメーカーが作るラーメンに「尾道ラーメン」と名付けたり
何と馬鹿な人たちが多いのか。そして福山市は知名度が低いといっておればよい。
神辺に国の史跡「廉塾」がある。そこは菅茶山が塾を開き頼山陽が塾頭になった事もある。
その菅茶山がまとめた「福山志料」という本に書かれているものが堂々川の傍の山にある。


ここでは習字道具一式がそろう
ここに生える木はど根性木


木が生えている岩が硯岩、その傍には筆置き岩があり、墨つぼ石もある。
ちなみに筆置き岩は我が拝の命名である。

その場から見える平野の一部が御領遺跡
佐賀県の吉野ケ里遺跡の約4倍の面積がある。中四国九州で見れば敷地は
ダントツであり、まだ全容は解明されていないが縄文後期から
中世までの遺跡が発掘されている。


御領遺跡を山から見る


遺跡があれば当然山にはお墓があるはず
奈良の前方後円墳等の規模とは異なり小さい古墳が沢山ある。
昭和初期の書物では600基もあると書いてあり、ほとんどが盗掘されている。


近くで見れば

道路から見て7基もある


近年山の松が枯れ始めたので伐採したようだが松を切り出した重機が
かなりの古墳を壊していると私は思えた。


古墳が壊れたような石

最近の仕事か


日本でもトップレベルの遺跡そして古墳
年代的にも古く、古代のロマンが漂う遺跡を壊す?
夢もロマンも感じさせない現状をほっておいて46万人規模の中国地方4番目の都市が
尾道と倉敷の間にある所では情けない。
現実に探せば日本トップレベルは沢山ある町だ。
方言で「あればー こればー ちいとばー」が備後弁の最たるものだが
これでよいのだろうか。

卯の刻雨

2014-12-06 10:33:38 | Weblog
「卯の刻雨には傘いらず」
朝方卯の刻(6時頃)降る雨は長く雨は降らないから出かける時には
傘は不要とお天とう様が教えてくれる。
というより、お天気が良くなる前兆と昔の人は言いました。


9時過ぎた頃雨の痕跡を残し


太陽は少しだけ明るさがでてきた




鳥たちが元気に動き始めている。


青空も見える

メジロの曲芸もでる


蝋梅や月桂樹は






ほとんど雨の形は残っていない。

思いだしたように堂々川の巡回を始めると不法投棄物が見える。


45㍑袋3ツ半


軽トラにのせて運んだが匂いがきつい。
多分老人の排泄物を捨てたと思う。
以前から時々捨てられるが最近はなかった。
以前調査した時の内容を思い出すと
老人が入院している病院で
(病院にもいろいろあり、患者の老廃物を病院では処理せず、患者責任処理のところがある)
処理されないものを引き取った人が堂々川に捨てたらしい所まで推定できていた。
今回はもう少し突っ込んで調査が必要か。しかし時間がない。


捨てられたゴミは取り除いておいた


卯の刻をもう少し蘊蓄知識習得のため調べてみた。
昔は明け六つと言っており、暮六つと対比して
朝日が登る頃が明け六つ、夕日が沈むころを暮れ六つと呼んでいた。
今回の調査も本気になれば六つかしいことになるので
止めようと思うが不法投棄は今後も続くだろうな。
捨てられたら又拾うさ! 
そのうちこちらも歳を取り、ボランティアをやめるから又10年前に戻るだろう。

蛍の飛ぶ所

2014-12-03 18:28:10 | Weblog
11月26日と30日ホタルを飛ばしたいと研究チームを作っている2つの団体を訪問した。
いずれも地域の公民館を中心にした比較的お年寄りの造っているボランティア団体で
活動は熱心である。
アワフキムシの幼虫が作る泡の中にホタルがいる等少しだけ勘違いしたところもあるが
農業経験のある人が引っ張る団体だから小川の観察力は確かだ。

福山でホタルがよく飛ぶ場所を地域コミニュティー紙「プレすシード」が書いた記事がある。見てみよう。


2013年5月の記事である


写真提供をしたこともあり掲載の了解を戴いた。良く調査してある。
飛翔場所は地図から見ても、山又は山からすぐの場所が多い。
さて、本題に戻り竹原地区の現地から


この場でも飛ぶそうだが数は期待できないと思う
草刈り時期等検討が必要


川に入るとホタルの餌であるカワニナが沢山いるが
カワニナの天敵の蛭もいる。自然が豊かであることが証明されている。


石をはぐれば蛭、ホタルの幼虫は見えなかった


ホタルを沢山飛ばすには「どんどん」と呼ばれる水に酸素を
供給する場所があるとカワニナが大量に生息し蛍も沢山いる。
ちなみにホタルが水中生活をする幼虫期の7月~4月の間で30~50匹を食べるようだ。


どの地域でもどんどんがある所ではホタルは多い。


河川改修で川が3面コンクリート化しているところが多い。
このような場所は一時期ホタルはほとんどいなくなっている。







が、川底に石や堆積物が出来るとホタルは少ないながら帰ってくる。
大量に飛ばすには自然石で築いた川の堤防、適当な木陰特に竹藪があると良いようだ。
ホタルの繁殖だが、しぶきがかかり太陽の光線が当たらない日かげのある苔が生える所に
産みつけられるから


橋の下や山影は重要なポイントである。


現地を確認したがすでにかなり飛んでいるようだから、三面コンクリートの
川を水利権のある人との了解事で解決する必要がある。
また山裾の川には草刈りなどを行うと大量に飛ぶ可能性はあるが
餌になるカワニナの飼育と放流は必要である。

地域は変わって岡山県の井原市の状況を確認できた。


小さな小川だがホタルは飛びそう


この地域にはカワニナが沢山いる。


アメリカザリガニが多い


ホタルが卵産むには適した場所 苔や水しぶき、生まれてすぐ幼虫が水に入れる環境

ここでも三面コンクリートの川岸が造られている。



が、いたるところに砂が溜まり草が生えている。
いわゆるビオトープのような状態になっているから幼虫のかくれる場所はある。
又水に酸素を供給することもできている。


ホタルにとって生息環境は良いが周りが田圃故農薬の影響が心配


餌は見たところ居るし、「どんどん」もあるが飛ばしたいホタルの数によっては
カワニナの放流が必要である。

今回雨が降り出しており、山裾まで視察しなかったが沢山飛びそうである。

今回の調査からして、基礎になる部分を少し学べば両地区ともホタルは間違いなく
見た感じの大量発生は可能である。
ただ、少し飛ぶと都会地域井原や福山等からホタル泥棒が増えるから対策が必要と思う。

どちらの地域も間違いなくホタルは飛びます。頑張ろう!