自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

山も野も秋

2016-10-28 20:51:40 | Weblog
ネコかタヌキかひと騒動あったが本当はネコ
2日後に堂々川へ行くとまだネコがいた。


まぎれもないネコ
人になれているようで近づいてくる


1件落着の堂々川6番砂留


紅葉が始まっている


下流でも


赤が目立つ


我が家でもイワヒバが色ずいてきた。





黒豆も収穫できるが枝豆として食べる分だけ収穫、黄色になるのはまだ先か。
多くの農家が平年の半分作と嘆いているのに何を間違ったか我が家は豊作。
多分豆と豆の間隔をあけて植え、草をとらずに放置したのがよかったのだろう。




紅葉は今後の寒さ襲来で決まると思うが指標のモミジの葉まだ緑色。



この場に今年モミジを30本程植樹した。
以前京都の高尾に負けない綺麗さと言ってくれた人の言葉を信じて頑張った。
でもまだ綺麗と感じるのは3年ほど先になる。

先日先生すじのお二人がフジバカマにはアサギリマダラとかの渡りの蝶が来る記事を読み
私たちの古墳や奇岩の山にこの花が沢山咲いているのを見つけた。




ハイキング希望者の下見の際見つけた。

又脱線するが御領山に「なる岩古墳」『カンカン石古墳』がある。
花崗岩なのに叩くと金属音がでる。今年この石を6個見つけている。

大学の教授や報道の方に聞いているが返事はない。
ならばと、忙しさをこらえてなぜなぜを確認して見た。
山から流れ出す水が赤い。
一般によく云われる鉄分を含んだ水(=かなけ)と判断



もう少し下流にコンクリート式の砂防堰堤


水に含まれる鉄分が染めたのか?

望遠レンズで見ると土がこびりついている


この山には鉄分が多い。
昔砂鉄から鉄を作り刀を作った人の話もあり、疑問解決に近づいてきた。
秋の始まりを示す色が疑問を解消してくれそうだ。
今日は脱線したまま終わってしまった。

どこが違う

2016-10-25 15:57:00 | Weblog
久しぶりに自然と向かう。
いつもと何処かが違って見える。
遠くに見える小動物、タヌキに見えた。
実によく似ている。時々この場に姿を現すタヌキ。


良く見るとイロハは基本のタヌキ似だが今はやりの猫見たい


タヌキ言葉を一瞬考えたが、ネコならいつも通りに進む。
ここに野良猫がいるのはおかしい?。
後2年もするとネコも捨てられるケースは増えるだろうが!
久しぶりの依頼や問題を背中に背負はない堂々川はいつもは違って見えた。


モンシロチョウではなさそう


家に帰ればバラ科の花が見える。




アーモンドいや違った庭梅の花


マユミの赤も例年の色と異なっているようにも見える。




金木犀は2度目の花を付けている。銀なら分かるが!


里にこんな蝶がいたかなー




赤と白の花も時期外れのようだ


韓国国花

サルスベル


例年比、異常に多い蜘蛛



10月櫻だけがいつもの年通りに花を付けている。




平生に帰って友達と話しをしていたら、実のなるものは例年より少ない話が多い。
花や野菜にも自然の変化が影響しているらしい。
エルニーニョ現象と関係あるのかな!


ハザードマップ

2016-10-18 21:04:44 | Weblog
広島県は全国1番の土砂災害が多い県。
先日9日『全国砂留シンポジュウム』の開催の縁から県砂防課の依頼で
まだ挨拶回りが済んではいないが、出前教育が地元の中学校で
行われたので応援として出かけた。


母校ではないが家から2km弱の中学校


体育館で準備




6~7人のボランティアの人が全県から来られている




200人弱の生徒の前でパワーポイントを使って問いかけたり、自慢したりして前に進めた。
最近よく使う、駄洒落、熊がでてきてくまった話、教室に帰って生徒が使っていた。


広島県からは一昨年の土砂災害の事例、
土砂災害の事例をビデオで・・・迫力がある。

堂々川も負けずにこんにちは


堂々川の格好良い所をPR、活動テーマが「ホタルと花と砂留と」




会の行動がぶれないように目的と目標を持つことも話す
難しいかな!1年生には



6月22~23日の大雨、111mmの後の水量
砂留を越える水


約30分が経過、事例発表は終わり、各クラスに帰り
班単位でハザードマップを作る。
家の周りから避難所までどのように行くか。
地図の見かたが多少難しい子もいて、どこが川か道か判断のつかない生徒も

しかし安全安心を身を持って知ることは素晴らしいことだ。
良い講座のお手伝いが出来たことに満足した。

最後は勉強会の中で、不法投棄をさせない施策の一つ、
ヒガンバナの成果をブログで説明する。


花色17色 12万本


今回、誰も見てはくれない悲願の花だった。
というより10月5日にはすべての花が幽霊花になっていた。

全国砂留シンポジウム

2016-10-13 22:46:20 | Weblog
ブログの更新を15日もやっていない。
やりたいが昼間は各関連団体にお願や自分たちが企画した、手作りのDVD製作の確認修正、
会場の設営や登壇者、来賓の最終確認、シナリオ作り、コーディネーターとの打ち合わせ
パネラーとのやり取り、そして自分がパネラーとしてしゃべる15分の内容の検討
あたり前のことだが24時より早く寝ることは無く、医者に15日間の睡眠薬を貰い飲んでいた。
誰もしらないだろうがまずまずの成功を見たので告白する。
この時点の応援者は副代表3人とその方たちと親しい人だけ、ほとんどの会員は白い眼のような気がした。

この企画、素人集団が初めてする内容なので大成功と言っても良いかもしれない。
多くの人の批評は後から入ってくるはずだ。ここしばらくはヨイショガ多いだろうが!

全国砂留シンポジウムなる全国規模のイベントは福山市市制施行100周年イベントに応募して採択された。
今月は鞆の浦で全国万葉の会や民謡の会も同じような資金で全国大会を開いている。

当方、世間は当初は冷たい反応だったが、
福山市から得た資金に広島県砂防課他名前は出しにくい先生の応援を得て、
だんだん応援してくれる人が増えた。
多分、一民間ボランティアが企画から開催までとり仕切ったのは初めての砂留に関するイベントである。

能書きはさておいて、
「御領の古代ロマンを蘇らせる会」は福山市神辺町御領地区にある全国規模の3つのお宝を
2年かけてPR活動をしているその最終回。なぜ神辺町時代、
福山市になって10年放置しているのだろうか?

振り返ると昨年11月「遺跡と古墳の講演会」や4月ごろか?古墳の講演会を実施している。
今回は神辺文化会館大ホール(満席800余人)を借りて実施。

10月9日朝9時からスタッフ約40名が集まり、展示、受付等の準備とチラシ・カタログを
封筒へ入れる作業、入るあてもないのに800人分を作る。

ロビーに出来上がった古墳の写真225枚を展示。
副代表が3年かけて探し、作りあげたもので、大正末の書物には870余基の
古墳があったと書かれているが
町時代、それを引き継いだ市は予算と人材が無いことから放置、

それを40代の男がここまで探してGPSで位置まで確認して、撮影したものだ。
同じ内容を市が実施したら1千万円ではできない資料と思う。


古墳の写真


この団体を私が企画した団体に入ってもらうにはわけがある。
今はまだ言えないがある助成金の審査が話しにならない結果から入ってもらった。

長くなったが開会宣言を前述の副代表にお願した。




司会は全くの素人の地元市立大学生。
良くOKしてくれたものだが、これには影に井原放送という
ケーブルテレビの役員が応援してくれている。
又昨年講演していただいた準教授が同僚の向井教授を紹介口説いてくださったのも
成功だし、この教授が長野や福井まで出張や主要メンバーを口説いてくださったのが
最大の効果と思う。


ゴントハチのビデオ
彼女たちの力が大きい


式典は小林代議士、松岡県議、榊原市議、知事代理、市長代理の方に祝辞を戴いた。
5人の方には5分以内という時間の制限もお願した。皆さん快く引き受けてくださり、

次の本題
1部では歴史と自然と環境と題してDVD(作者は不詳?、製作はプロ前述の会社)
作曲・歌は地元の女性、が受け持ち、絵は司会の市立大生。
名前が知りたい方はビジネス情報9月20日号を見てください。

続いて西小、中条小、御野小の3つの学校の児童が砂留・環境の発表。
この企画は大当たり、今回のシンポジュウムを成功に導いてくれた殊勲者だ。






第2部は特別講演を駅裏の福山大学の記念館の館長・名誉教授にお願した。
裏には福山大学の副学長の支援があった。同級生はよいものだ。


神辺の遺跡など


来訪者はこの頃がピークで帰り始める人が目立ち始めた。
無料のゴントハチのビデオを手にして!




パネルディスカッションは当方パネラー故会場で撮影はできないのでパス!

ロビーでの逸話


福井県から来ていただいた展示
アカタン


文化会館で長く眠っていた壊れた模型
ここの館長さんが市に交渉を何度もされて、所轄以外の
部署から今回の主催者が常日頃の市への貢献度を認めて
修理したと後から聞いた。



そして13日の中国新聞1面コラム「天風録」の記事
「最も人気のない文化財」。「地元から自嘲めいたた嘆きが印象だった」とある。
確か、パネラーの誰かが呟いていた。
神辺町北部に数10基の砂留があるがこの砂留のおかげで地元の田畑は守られ、
広島のような土砂災害が防がれているのにこの地の砂留は堂々川とお隣の深水地区のみが
なんとかボランティア団体が守っているが他の多くは放置、
まさ土の山は何時悪魔になるかはわからない?
最後に駄洒落、
中条地区の砂留、堂々川の隣にある山で熊が出たと全戸にチラシが配られた。
5月の事、くまった話だ。
確かシンポジウムで誰かが言った。
観衆は笑わなかったが後で聞いたらくまった話は嘘らしいが、これも又くまった話だ。

実名を出させて戴いた方々、感謝込めていますのでお許しください。
                              完