自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

迷いウグイス

2019-05-31 15:23:29 | Weblog
 梅雨前にアジサイが咲き


柏葉アジサイ


ボタン迄咲きだした。


ボタンの掛け違いでシャクヤクが身代わり


昼間、堂々公園から下流でホタルが光りだしたので安全点検をした。


彼岸花を2600球植えた川土手


そして晩になり


バンの親


ホタル観察を20時から行った。





ホタルの光は昨年に比べると20%以下の数
28日は数えてみて1.5㎞で14匹
2018年西日本豪雨が影響しているとしか思えない。

ところで
28日久しぶりの雨、3日ほど前から家の庭に鶯が迷いこんだらしい。
雨はシトピッチャンにはならず累計4mm

3日前からだから、はぐれオオカミを鶯になぞらえて物語を作るにもイメージは湧かない。
1日中鳴くから家にいるとうるさいと怒りたくなる。

鳴き方も今時期としては幼稚で「ホーホケ、ホケ」しかし声は良くてよく通る。
はぐれ鶯をテーマに物語を考えると「逃げた女房」になり暗すぎる。
最近の唄は16拍子のハイテンポ、浪曲で若人にアピールは無理。

今日は良いところに止まってくれた。
ウグイスもテレビ電波にのって相手を探したいと推測。




ウグイス色は見られないが


30日の夜のホタル


合計20匹迄増えたが昨年は100匹を超えてホタルの舞
同期点滅も見られたが


せめてホタルの姿を映す


源氏ボタル 見分け方は赤い胸部の黒い線 +が分かると源氏

平家ボタル Iの字なら平家


ホタル教室はここまででお茶を濁す。

きょうも又、ウグイスはやって来てテレビアンテナに止まる。



近づくと逃げる。




このウグイス何のために今日で5日も我が家の周りをうろつく。
まさか、私をホケと馬鹿にしているのであるまいに!

令和初のホタル

2019-05-27 21:35:48 | Weblog
 ホタルの上陸が4月初旬、「上陸して何日目から光出すと」本には書いてあるが
私の知識では、いや感では5月25日と決めている。
堂々川ホタル同好会ではこの日から光ると決めて、神辺町観光協会と共催で
ホタルの幟を取り付ける


今年も25日に幟をホタルが昨年飛んだ場に取り付けた


ホタル好きの人は多い、取り付けていると何人もが、
わざわざ車を止めて、何日から光るかと聞いてきたそうだ。

26日昼間のホタルが飛ぶ場の安全確認を兼ねて巡視した。
同好会の会長の令和のホタル馬鹿が始まった日だ。
まず、堂々公園から


小鳥の巣箱にシジュウカラが入室、16個掛けた内の4個目である。

山の中にスズメ
何故山にいるのか不思議だったが電線支えが屋根の下に変わっていた
ここでも時代の変化を知った


日本登録有形文化財の砂留トップレベル6番砂留の下方
つまり活動拠点を示す看板のある5番砂留川原


小学生のポスターを入れ替えた。ホタル保護のPR


川原の巡視


橋の下が砂で埋まり橋の上を水が流れる。
広島県に報告、我々は当面樹脂パレットを探し、足が濡れないよう応急手当をした
下流にもう一つ橋があるがこの橋は端を水が流れていたのでそのまま対策しない


安全には対応すべき努力しているが鑑賞者には注意を呼び掛ける。
怪我されても自己責任ですよ。


昨年の豪雨が新しい流れを作った
10年前の川岸を水が見つけ出している


蝶がこの付近で吸水をしている。




忘れるつもりはないが思い出せない蝶の名前
君の名はと聞いてもこのシーンは大昔で今は通用しない


そしてよる20時過ぎ
下流から上流へホタルの光を求めて進む

昨年は0匹だった新迫山橋で1匹


光っていてもホトには映らず、トホホ・・
約500m東の運送会社のビル


1番砂留下方、ここも同じでトホホ
4番砂留の西の木、毎年ここが1番早く光る。
今年も最初。ここでもフォトは撮れず・・?

5番川原、ここまで来たら撮影する事に本気になる。


飛んだ光ではないが撮れた


こちらは何気なく撮影した砂留に光があった。



21時すぎ初日の馬鹿げた仕事は終わりにするため
ニホンアカガエルが鳴く谷間でオ玉ジャクシを撮影した。




カエルが鳴くから帰ろう

シラン

2019-05-21 11:27:13 | Weblog
しらん、読み方によっては意味も違ってくる。


この花、口紅シランという


庭に咲いている小さな赤い花


名前はシラン


4月24日以来久しぶりの5月20日に降った雨12mm
雨が降る前の15、16時頃バナナの香りが周囲に漂った。


カラタネオガタマという
ちなみに赤い色の同じ形の花が隣で咲くが名前はシラン


少し脱線して、
桃の袋掛けをしているが


黒い毛虫、名前はシラン

シヤクトリムシの仲間だろうが蛹になろうとしている
名前はシラン


早ければ今週にはホタルが光りだす。
来訪者が増えるであろうから川の周囲の草を刈る。






ホタルの幼虫を見つけたと会員が騒ぐ


知らん人が言ったのが始まりだがこれはアワフキムシの幼虫が住むところ
ホタルではない


川の岸辺の泥付近には黒い蝶が5頭、忙しく水を吸っているようだ。


ここには黒い蝶が何種か住むが正式名はシラン


今回の作業ではもう二つの目的がある。
彼岸花の球根の繁殖を邪魔する外来の害草退治と
ホタル見学者の安全を守る事


ブタナとオオキンケイギク

オオキンケイギク


綺麗な花だが繁殖力が強い。
タンポポに似たタンポポモドキことブタナはここ2年で堂々公園や
その下方の道端が占領された。


この境石の周辺だけでも300本を鍬で除草
周囲の道端には除草剤も散布した


繁殖力旺盛なブタナとはこんな植物


タンポポによく似ているから別名タンポポモドキ



私たちホタル同好会は定例会で不法投棄を無くすための施策
彼岸花の球根を植えて川で子供が遊べるように努力している


我々はそんなこんな努力をしているが
来訪者はそんなことはシラン、看板がないからわからん、知らん

知らん事でも花のシランを見れば綺麗はわかるだろう。
5番砂留が作る川原の一隅にシランを植えているところがある。
そこはホタルが良く飛ぶところ
ここはシランではなく知っておいて欲しい。
今年のホタルは少ないと予想している。


乗っとり

2019-05-13 15:22:46 | Weblog
小鳥の巣箱を掛けた堂々公園ではツツジが満開を迎えている。


ミツバチの動きが忙しい


この公園には16の巣箱を掛けたが今のところ3個に巣をかけたとみている。
その中の1つ

シジウガラが餌を運んできている


そこへスズメがやって来て乗っ取りを始めた。




 






同じ堂々公園の中
こちらは人間が邪魔をしているが



シジュウガラが餌を運んできている。

この公園でもう1種コゲラは営巣するのを期待しているが
こちらは我が家で夫婦が餌探し


柿の木で



桃の木では餌をつかめたようだ


このコゲラ今後どこへ巣を作るのだろうか。
堂々公園にはまだ空いた巣箱が13ある。
乗っ取りはもうなさそうだから開いた巣箱を選んで欲しい。


農業体験

2019-05-04 20:55:11 | Weblog
令和になって4日過ぎた。まごまごしていたら取り残されそうだ。
最近の高校生は怖いほど各方面の勉強をする。
我が孫もホタル同好会の高校生と同様、農業体験をしたいから指導して欲しいと要請してきた。

一人で東京駅から新幹線で福山へ、当然迎えに行った。
帰り道、ホームセンターに寄り道、野菜の苗を買う。
トマト、ナス、キュウリ、ピーマン。ブロッコリー、トウモロコシ、サツマイモ
これを植えるのだから本気だと感じて手伝う。


土作りや植える場所の畝作りはしておいた

2時間やそこらではできる仕事量ではない


翌日はイチゴの水耕栽培の見学、観光農園に行く。





農園の経営者に事情を話しガイド依頼や質問をした。


ミツバチの受粉


10℃以下になるとハウスではボイラーを焚き温度を上げる。
又受粉にはミツバチをレンタルする。

次の産地は井原市の明治ゴンボウ村へ行く。
国道313号より北へ山道を約6㎞細い道を行く。


昨年でゴンボウ販売所は閉鎖になったらしい


313号分かれ道のJA岡山西のスーパーで問い合わせしても答えは簡単明瞭。
ここでは明治の事はわからない。そうか、もう令和だから100年も前かと納得。



種という集落のリーダーらしき人に出会い教えてもらった。


名刺をいただきびっくり
神楽結社代表、他自治会長、土地改良区の理事長等12の役員兼務


偉い人だが孫は役職など関係なく結構質問していた。
理事長の娘さんの旦那さんも来られ説明と実体験を話してもらえた。
この方、私の名刺を見て今度はホタルの権威者?と知り相手もびっくり。

ゴンボウのお土産も貰い、販売所を教えてもらいこの場を辞した。

販売所はこいのぼりが小田川をまたぐ芳井町中心部にある。




ここではタラの芽、ゴンボウ茶などを買った


このお店の店主が電話したのか理事長がこの場に来られたのかはわからないが
我が携帯にお礼の電話が入って来た。

ちなみに、この地のゴボウは想像以上に美味しいことは食べてみてわかった。

そして3日目の朝、堂々公園でホタルや自然の勉強会と実地検証。
まず、前回約束の藤の花3種
色が分かりやすいように写真撮りした。




ピンク系

紫藤


棚が7つ、約200m程続く藤棚で満開なのにお客様は3人
時間帯もあるだろうが勿体ない観光地だ。

家に帰って水やり、そのとき見つけたモンシロ蝶の産卵


ブロッコリーの葉2枚に各5~6個の卵


早く退治しないと人間様より蝶の幼虫の方が先に食べてしまいそう。
ということで農業、自然体験は都合3日間続いて終わりになった。
この後は誰が管理するのであろ羽化。