「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

東本願寺「渉成園」

2020年08月15日 19時00分07秒 | 京都
 JR京都駅にほど近い東本願寺の飛地境内地となっている「渉成園」は、徳川家康が教如上人(東本願寺第12代)に烏丸六条の地を寄進、現在の場所に東本願寺が分派したのち、寛永18年に徳川家光から宣如上人(東本願寺第13代)に、その東方の地が重ねて寄進されこの寺領を中国の詩人陶淵明の『帰去来辞』の一節「園日渉而以成趣」(園、日に渉って以って趣を成す)より「渉成園」と命名されたとある。
 宣如上人は、ここに屋敷を造営して承応2年に隠居し入滅するまでの5年間に、詩仙堂を造営した石川丈山が作庭した。園内の建物は安政5年の火災、元治元(1864)年の蛤御門の変で焼失し、現存のものはすべて明治以降に再興されたものだが、庭園はほぼ初期の作庭状態を伝えている。
 池泉回遊式の印月池の水面に京都タワーが映えて古きと新しきとが奇妙にというか、見事にというか溶け合っている。









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静かに平和を祈る日

2020年08月15日 09時36分53秒 | 日常のこと&写真
75回目の終戦記念日。
毎年、この日というか長崎原爆投下の日とこの日、静かに手を合わせ戦争で亡くなられた方々へのご冥福を祈り、二度と忌まわしい戦いなど起こさないようにと平和を願い合掌。
以前は奈良薬師寺や京都大覚寺へ参り、写経をしていたが、今は我が家の神棚、仏壇の前に坐し祈っている。
戦争のことを語らない戦争体験者も多いが、私は戦中派の一人して、身の回りに起きた多くの出来事を思い浮かべ合掌するにとどめている。
妻は東京下町生まれ、東京大空襲で親族身内を亡くしている。私も伯父・叔父さんを戦地で亡くし、妻の身内も同様だった。
戦争で亡くしたわけではないが、ある意味では戦争の犠牲となった私の弟。戦後の混乱期に病に罹り薬剤不足で助けることができなかった。
親戚の被爆もふくめ戦争は恨めしい。
日本がなぜ大東亜戦争、そして太平洋戦争へと突き進まなければならなかったのか、歴史書の中へと埋もれて行くことだけは避けねばならないが、戦争を知らない若者たちがゲームの中での戦争を格好いいと洗脳されていかないようにと願うばかりだ。
 今朝も太陽が昇り始めたころ目覚め、東に向かって合掌。そして歯磨き洗顔を済ませ神仏に祈った。
 
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