「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

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夏場の練習は汗だく

2020年08月17日 16時45分33秒 | 和太鼓
 昨日の練習は冷房をいつもよりは低く18度に設定したが汗がしたたり軽目の練習で終えた。
 最初の25分は立位置、姿勢、バチの握りやバチさばき、ピッチ合わせなどを主とした基礎練習、その後、八丈島太鼓「うねり」を練習。いま取り組んでいるのがこの曲で地と主音との呼吸を合わせるのが大変難しい。洋楽には和音というのがあるが、太鼓はどの鼓面を叩いても「ドン」という音だけで和音に相当する「地」もやはり「ドン」という音だけ。それだけに「地」(和音)と主音(主題)のタイミングがずれると音楽にはならない。
 だが音楽を得意とする人たちが集っているわけでもなく、生涯学習や健康増進、生きがいとか思い思いの目的で集っているので、音楽的に曲を合わせるというか完成させることがなかなか難しい。健常者でないメンバーもいることから,その人の楽しみも創造してあげねばならず、リーダーとして悩むところが多い。だが、なんとなく音楽として聴いて頂けるところまでこぎつけているので、一応は「良し!」としている。

 太鼓の指導を受けていた太鼓道場の時代、師匠から1曲だけの指導を受けるのに1年を通した。休憩は先生がタバコを一服吸い終えるまで。だから休憩はほんのわずか。
 夏場は冷房もなく窓も近所への騒音を避けるため閉める密室。汗かきの私の足元は水浸し(汗)。それで2時間ほどビッシリ鍛えられた。
 指導者としての研修を受けはじめてからは師匠も厳しく何度も何度も叱られた。5級検定まではどうにか進級したが師範への進級は厳しく2度3度と不合格を味わいなが練習に励んだが3級からは難しかった。3級になると「篠笛」が必修になり、楽器はハーモニカしかやったことがないため、難しい「篠笛」には難儀。とうとう不合格のまま道場を去り、全国区の上部団体には所属せず、わがタウンの自治会の文化活動として太鼓チームを創設した。音楽教室を開いた娘は3級の資格まで取ったので、父親としても音楽の種類は違えども敗けたくなかったが、残念,オヤジはしくじったままだ。
 昨日は「うねり」を重点的に取組み、休憩の後、さらにおさらい。この「うねり」は「地打ち」が難しくなかなか覚えられないようだ。主曲のメロディーはさほどのことはないが、まだうろ覚えという段階。来年の夏祭りには何が何でも演奏した曲、頑張って覚えてもらうつもりだ。


















 後片付け、女の子でも太鼓を軽々肩にかつぎあげる(体育大学生、体育の先生を志望)



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