「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

京都五山の送り火

2020年08月16日 21時55分53秒 | 京都
 生まれも育ちも京都の方は、今日の大文字焼きのことを「五山の送り火」という。大文字焼きとは京都人は言わない。
 ご先祖様の霊を「極楽」(黄泉の国)へ送るための天への道しるべとなる「火」を灯すのだ。
 お盆の迎え火は提灯に火を灯し霊を迎える。送るときは精霊流しや送り火で。
 今年はコロナ禍で密をさけるため例年の大文字焼きは行わず、五山のそれぞれの「象」に点を灯すにとどめた。
 昔、京都勤務時代、妻の母が京都に来た時が五山の送り火。五山が見渡せるホテルの送り火観賞ディナーに誘い、吾が家族と共に送り火を見物。
 この想い出をいつまでも語り草にしてくれたことが嬉しかった。
 
 昨年は京都出町柳の賀茂川のデルタ地区で大文字を見ることができたが、何年に一度という珍しい光景に出合わせた。
 大文字がともるに合わせて満月が昇った。大文字と満月を写真に収めることができるというラッキーな光景だった。

 
               昨年の大文字 右手に満月が



               今年の大文字


                   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする