国立劇場で 年に一度の歌舞伎鑑賞です
今月は中村吉右衛門の内蔵助でした
当たり役といわれるだけあって
見事な演技に しばし酔いしれました
他にも 私が気に入ったのは
できの悪い息子に言う富十郎のせりふ
「かえるの子は尻尾があっても 鮒にはならない」
自分の宿命は変えられないからどうしようもないということでしょうか なぜか忘れられないせりふでした
この元禄忠臣蔵は3部作で全部見ないと話が完結しません 来月も観たくなりましたが人気があるので チケットが取れないようです 昔からの伝統芸能など 良いものは廃れることなくいつまでも続くのだと思います
今日も始めのうちは疲れが出て 眠りそうになりましたがだんだんと話が面白くなり真剣に観ていました 一昨日は美術館 きのうは文化展そして今日の歌舞伎と三日間 気がつけばたっぷりと文化に浸かっていました