今日は我が家の年中行事のおいべっさん(恵比寿講)です 恵比寿大黒の掛け軸を掲げご馳走を捧げます
ご馳走といっても 畑から抜いてきた大根 お頭付きの魚(鯛は高いので秋刀魚) 煮物 赤飯 みかんなどです
これでも昔は立派なご馳走でした その流れをずっと受け継いでいるのです
今は食事の時間が家族ばらばらですが以前は家族全員でそろって食事をしたので
恵比寿さんに上げた食べ物を家族でくじ引きをして分け合っていただいたものです
恵比寿さんは商売の神さまですので この日に買い物をすると 店でみかんなどをくれました
最近はコンビニができそれもなくなったようです
また勤め先ではこの日に社長の家でご馳走してもらい お土産までもらい恵比寿講を祝いました
そうすることにより会社の繁栄を望んだのです
お客や社員を大事にすれば繁栄するのは当たり前ですから 道理にかなった行事だと思います
家の近くの西宮神社は秋祭りはありますが恵比寿講はありません
たぶん地区の西にあるからそういう名前がついているのでしょう
ところが最近西宮だから恵比寿だという人もいます しかし恵比寿は漁業の神だそうですので
それが この山の中にあるのは疑問です 農の神は大黒天だと聞きました
西宮=恵比寿と結び付けていいものでしょうか 昔から残っている言い伝えには
それぞれの意味があり その意味も判らずに続けてきた行事ばかりです
自分の考えだけで押し曲げてはいけないように感じます
先人が何十年 何百年かけて築き上げた民俗信仰これからも耐えることなく続くといいのですが・・・
というわけで今日は恵比寿ビールと行きたいところですが ドラフトワンしかない