山の姿は写真のように山頂付近に雑木林があるほうがよい
その下に杉やヒノキの木材用の木を植えるのが理想だ
山頂に雑木の落葉樹を植えれば落ち葉となった栄養素が下方の木にいきわたり
木材用の杉の木などが成長する そのために植林も山頂まではしないのだ
しかし材木が高値で売れた頃 そんなことはお構いなしで 山頂まで植林した
そしていま採算が合わなくなってくると同時に手入れもおろそかになってきた
桜守の佐野藤右衛門さんは大井川沿いの山を見て「山が死んでいる」と言った
枝打ちなどの手入れで 品質のよい木が育つ 地面に日が差し込むようになると
下草が茂り山崩れなどを防ぐ利点もある
落葉樹は冬場葉を落とすので日が差し込み問題ないが 杉や檜は手入れが必要だ
山に栄養がなくなると海の魚も育たない 山の栄養が川から海まで流れているからだ