ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

十三月

2008-01-16 19:04:16 | 民俗

今日も還暦食堂に行った日のことだ

場所は静岡県水窪町 
現在は合併で浜松市になった

そこの戸間口に墨で「十三月」と書いたものがあった
十二月の次の月 正月のことでもないようだ

1年が13月もあるようなのんきな顔つきのことを
「十三月なる顔付き」と言うらしいが これとも違うようだ

旧暦と関係あるようで閏歳とも関係していると聞いたが 
何のことかよく理解できなかった なぜ置いてあるかがわからない

昔は1ヶ月は28日と29日しかなかった しかし1年を365日にしないと季節が狂ってしまう
そのために3年に1度くらい1年を13ヶ月で暮らしたらしい
十二月の後に十三月を付けたのではなく 闇五月とか六月としていたようだ

闇を付ける年を知らせるために こういう場所に置いたのだろうか
それが今年そうだということだろうか 
今年はうるう年だ 二月が1日だけ多いが1ヶ月も多くはない 疑問は残った

旧暦のことは もいもいさんが詳しいので こういう風習があるのを知っていることだろう