ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

装幀者 菊地信義

2010-10-20 18:46:07 | セミナー


菊地信義さんは1万冊以上の本を手掛けた装幀者
書店に並ぶ数ある本の中から客に手に取ってもらうための装幀

文字 色 素材 図像 時間 空間それらを吟味して一冊の本を作る
本の内容を形にしてあらわす仕事 原稿を必ず読み装幀する

菊地さんは 物を見るには条件が大事
その人のプロセスが人を作るという

また電子書籍は大嫌いで書評は敵だといったが
装幀者にとっては当然のことだ

目を引く斬新なデザインを提供する菊池さん
「作家さんの要望はないですか」と伺った

「まったくない」とのことだった 作家から
「困った時には菊地に頼め」とまでいわれているようだ

装幀が気になり購入した本もあるが
これからは装幀者まで気になる