菊地信義さんは1万冊以上の本を手掛けた装幀者
書店に並ぶ数ある本の中から客に手に取ってもらうための装幀
文字 色 素材 図像 時間 空間それらを吟味して一冊の本を作る
本の内容を形にしてあらわす仕事 原稿を必ず読み装幀する
菊地さんは 物を見るには条件が大事
その人のプロセスが人を作るという
また電子書籍は大嫌いで書評は敵だといったが
装幀者にとっては当然のことだ
目を引く斬新なデザインを提供する菊池さん
「作家さんの要望はないですか」と伺った
「まったくない」とのことだった 作家から
「困った時には菊地に頼め」とまでいわれているようだ
装幀が気になり購入した本もあるが
これからは装幀者まで気になる