「天保遊侠録」と「将軍江戸を去る」歌舞伎2本立てを観た
明治維新直前の江戸が舞台 どちらも吉右衛門が主役を務めた
それぞれの人生を生き抜き 歴史に名を残した男の物語
「天保遊侠録」は勝海舟を育てた無鉄砲な父親が主役
「将軍江戸を去る」は高貴な将軍徳川慶喜と
吉右衛門は対照的な二役を鮮やかに演じ分けた
染五郎も滑稽な役から真面目な山岡鉄舟役までずっと出っぱなし
しかも7日には島田まで来て舞っている売れっ子はいそがしい
昨年見て気になった人形役だった梅丸君
今年は勝麟太郎役で大きく成長してきた
真山青果の現代歌舞伎
靴で演じる歌舞伎役者を見るのは初めてだった
徳川幕府最後の徳川慶喜は264年続いた江戸を去り駿府へ向かった
私はその日のうちに東京を去り静岡の地についた