ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

苔寺 西芳寺

2011-05-05 16:02:32 | フォト日記


西芳寺というより苔寺の名称が有名な寺
ただ 直接訪れても 拝観できないのが難点

そのため前もって申し込んでおいた しかも写経しないと見れない
細筆を持参するようにとのことだった

一日一回だけで 多い日で200人が限度だという
庭の景観を維持するためだと思えばそれも納得する

指定時間前に受付を済ませ写経用の般若心経を渡された
本堂にはまだ早いが人がいて 写経をすでに始めていた 

机の前へ順番に座るとすぐに書き方を説明してくれた
持参した筆を出したが 脇に硯と筆は用意されていた

指定時間ちょうどに 僧侶の読経が始まった 
手を合わせ一緒に般若心経を3回唱えた

そしてまた写経を始めた 寺の説明は書きながら聞いた
最後に住所と願い事を書く「子どもの良縁」と書いた

これは西芳寺三重納経塔で永久保存される 
写経の終わった人から順に庭の拝観に出かけた

夢想国師作庭 上下2段構え上は枯山水 下は池泉回遊式
池は心字になっている 苔の種類は120もあるというがどれも同じに見えた

自然の雨だけで苔は育つ 水をかけることはないと庭師から聞いた
苔は入梅時が一番きれいだろう

これでしらべてわかった夢想国師の庭はすべて見たことになる
山梨 神奈川 岐阜 そして京都 どの庭も自然風景を生かした作りだ

町の言い伝え話に出てくる夢想国師 
町のどこかに庭を残してないかが気になる 

苔寺からは満員の路線バスを京都駅まで乗った 駅ビルの11階
おばんざいの店で打ち上げ後 新幹線の客となった


鈴虫寺 華厳寺

2011-05-05 07:52:39 | フォト日記


鈴虫寺の門前まで人が並んでいた 若者が多い 出てきた人に伺うと
説法があるので一気に中に入れるということだった 

さほど待たずに本堂に入った お茶や菓子が出た
禅宗の教え「茶礼」の考え方を実行している

説法が始まった ユニークな語りの坊さんの法話が楽しい
話がうまいとご利益も多い気がしてお札も売れる 妻も頂いた

書院には鈴虫がガラスの箱に入っていた 年中見れるらしい
それで鈴虫寺といわれているが 妙徳山華厳寺が名称

書院にも次の参拝者用のお菓子が用意されていた 
本堂と交互に参拝者を入れ 流れ作業で事が運ぶ

ここのお地蔵さんは草鞋をはいているが願いを叶えるために
その家まで出かけるためだと さっき法話で聞いたばかり

庭には珍しい四角や三角の竹が生えていたがその竹に傷をつけた
落書きもあった これだけの人がいるのにいつ書いたのだろう

ちなみに鈴虫の音色は電話では聞こえないらしい
鈴虫の音色は電話の周波数許容範囲を超えている


竹の寺 衣笠山地蔵院

2011-05-05 00:01:00 | フォト日記

電車よりはバスの方が便利だとホテルのフロントで聞いた
前日嵐電で通った同じ道路を同じ方向に向かった

バスは満員で座れない 観光パンフを持った客ばかり
太秦映画村のパンフを持った家族連れの近くに立った

半数が太秦で降りた 推測通り家族連れの席も空きようやく座れた
嵐山を通り過ぎて 住宅地を進み終点で降りた

西芳寺の拝観は前もって往復はがきで予約した
その時間の3時間半も早くつき 余裕のよっちゃん

バス停の裏山の昇り口に「竹の寺」の矢印を見つけそちらに向かった
静かな場所で人もいないが山門で坊さんが新聞読みながら客を待っていた

竹の寺は衣笠山地蔵院 竹の生い茂る参道 中のお庭や本堂も見学した 
もらった案内パンフを家に帰ってから見ると夢想国師を開山とある

本堂の本尊地蔵菩薩を中央に夢想国師などの木像を安置してあると記してあった
庭ばかり見ていて木像をさほど気にしなかったのが悔やまれる

庭は平庭式枯山水で石はそれぞれ羅漢を意味する 写真撮影は禁止
また一休さんが修行した寺とも記されていた 

時間に余裕があったために寄った寺 意外に良かった