西芳寺というより苔寺の名称が有名な寺
ただ 直接訪れても 拝観できないのが難点
そのため前もって申し込んでおいた しかも写経しないと見れない
細筆を持参するようにとのことだった
一日一回だけで 多い日で200人が限度だという
庭の景観を維持するためだと思えばそれも納得する
指定時間前に受付を済ませ写経用の般若心経を渡された
本堂にはまだ早いが人がいて 写経をすでに始めていた
机の前へ順番に座るとすぐに書き方を説明してくれた
持参した筆を出したが 脇に硯と筆は用意されていた
指定時間ちょうどに 僧侶の読経が始まった
手を合わせ一緒に般若心経を3回唱えた
そしてまた写経を始めた 寺の説明は書きながら聞いた
最後に住所と願い事を書く「子どもの良縁」と書いた
これは西芳寺三重納経塔で永久保存される
写経の終わった人から順に庭の拝観に出かけた
夢想国師作庭 上下2段構え上は枯山水 下は池泉回遊式
池は心字になっている 苔の種類は120もあるというがどれも同じに見えた
自然の雨だけで苔は育つ 水をかけることはないと庭師から聞いた
苔は入梅時が一番きれいだろう
これでしらべてわかった夢想国師の庭はすべて見たことになる
山梨 神奈川 岐阜 そして京都 どの庭も自然風景を生かした作りだ
町の言い伝え話に出てくる夢想国師
町のどこかに庭を残してないかが気になる
苔寺からは満員の路線バスを京都駅まで乗った 駅ビルの11階
おばんざいの店で打ち上げ後 新幹線の客となった