親類になったという Sか下さんにおそわった店
市内の南端場末の酒場 虎太郎 新しい店だった
一度目は予約で満席 2度目は臨時休業
3度目に予約してようやく寄ることができた
都会的な内装 個室形式に仕切った部屋に通された
壁の押しボタンで店員が来て注文聞き 料理を運ぶ
通路は狭くて入り組んでいる車に老眼鏡をとりに戻るとき
間違えて女子トイレの戸をあけてしまった
座敷席の賑わいが聞こえるが 土間の席は誰もいなくて静かだ
妻と二人で通夜のように食べて飲んだ
仲間で飲むときには良いが 親方や客との語らいはできない
料理を運ぶ店員つかまえて 質問攻め
若者をターゲットにしているのだろ焼酎の種類は多いが日本酒は少ない
料理の種類が多くて見た目も綺麗な創作料理で女性好みだ
自家製豆腐を使ったサラダがおいしい
他は注文を間違えたのか全般に塩ぱく辛いものが多かった
ポテトチップスの味に慣れてしまった今の若者には
このくらいの刺激が必要なのだろう
「虎太郎」の店名は祖父の名前だそうだ 岡村浪漫のようだというと
親方はそこで修行したこともあると奥さんが言った 親方は顔を出さなかった
レジで飴をくれた 最近珍しいライターのサービスもあった
たばこは吸わないが 線香に火をつけるのに便利だからもらってきた