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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

東日本大震災ボランティア活動7-2 津波被害地への移動

2011-05-10 18:04:48 | ボランティア


総合福祉会館に設置された遠野まごころネット
そこでその日の仕事の分担が決まる 

朝出かける前と帰りは必ずここを通らなければならない
私たちは 三日間とも被害の大きな大槌町を指定された

大槌保育園の部屋や 園庭に溜まった泥をかき出す作業が主だった
3日目は午後から釜石の仮設住宅180軒へ物資の分配作業だった

遠野 釜石 大槌と同じ道を通ったのでだいぶ土地勘も良くなった
hanaさんの家はこの辺だろうかと想像しながら車窓の風景を眺めた

車窓風景は海岸が近くなると一転する 何もなく海が見える場所
そこにも津波前には家がひしめき合って建っていたと聞いた

コンクリートの枠だけが残ったその傍には流された
船や自動車 家の中のものなど山のように積んである

風が強いと砂ホコリが舞いあがり真っ白になる
線路も流され橋も壊れている

自衛隊車両が多く点在していて 私の知らない戦争風景のようだ
移動中の車の中から 住人がいない場所を選んで シャッターを押した