バイパスを東に向かい薮田西ICで下りる
無意味に広い道路沿い 10時の方向に店は見えた
時間は17時少しすぎたころ のれんに西日があたっていた
日曜日は町内の桜を観てブラブラ過ごす 夕方になり お街へ出勤
休日しか運転手の都合はつかないので このときばかりに出動願い
1時間もすれば帰りの人となるので ひと時の贅沢 居酒屋めぐり
初めての店『ゆき村』 やはり誰も客はいないたぶん大丈夫だろうと察したが
一応形式的に 予約がなくても良いのか伺い カウンター席に座る
運転手の定食1人前を注文 後はメニューで安いものを選んで注文
店員は はじめの一品を運んで すぐに奥に入ってしまった
店のスタッフは4人いたが 小皿を要求しても声が届かない
「たのもう」と大きな声をとも思ったが 我慢して時を待った
熱燗は2合徳利だった 値段は倍になるのか確かめた
メニューどおりだった 2合が適量だが 冷酒も飲みたい
全部飲むと後で冷酒が飲めなくなるとつまらん心配をしたが
難なく飲んでしまい 磯自慢を追加注文
となりにふたりの客が座った 魚を数種類注文している
どこかの社長さんだろうか 羽振りが良い
私は野菜系 魚は高価なので滅多に注文しない
この日は運転手の定食の 鰹をつまんだ
親方は気さくな人だった 隣の客は 常連さんか
午年だという話をした 親方はふた周り若い午年だといっている
私も妻が午年だとつい話に加わってしまった
「ああそうですか」と言っただけで話は終わった
また客がふた組きて 客が8人になった
そのころには こちらは仕上がってしまった
滞在時間1時間少々 外に出ても まだ空が明るい
帰りの運転手はバイパスに乗るのを躊躇していた
が 思い切ってバイパスを帰った 30分で家についた
店に定食があるが昼間は予約以外はやっていない
店も広く 法事などでも利用できる スタッフ皆感じが良い
六文銭の図柄が店頭の壁にあった 真田幸村か