下調べもなく受講したので講演前に御本人に
イラストレーターですかと聞いてしまった
「画家です版画もやってます」「銅板です」と ごく普通に応えてくれた
銅版画のことも詳しく話してくれた
ささめやさんの講演が始まった 自慢話は何もない
やりたくないけどやった 断われないので引き受けた
辞めたくないけどやめた など小心で気弱な話が楽しかった
貧乏は楽しい 何もないから些細なことでも大きく喜べる
通勤電車の窓から見える風景に魅せられ絵を描いた
ほかの趣味もないので続けられたと画家になった動機を語った
何を描くか決まっていなくても とりあえず描いてみる
それを消したり描いたりしていくうちに何かが見えてくる
ご自分の生き方も成り行き任せだといい苦労話は何もなく
ぼそぼそと今にも枯れそうに話す風貌が私の好みだった
たぶん相当な努力はしているだろうが それを感じさせない
ささめやさんを存じ上げていないかったが 有名人だった
絵は若い女性に人気があり 絵本なども多数発行されている
会場からT内百合子さんが質問した「奥さんはどんな人ですか」
「この服は家内の手作りです」「家内も貧乏は楽しかったといってます」
壇上から「他に質問ないですかそこの方どうですか」と私のほうにふった
私は「ささめやさんの絵は高いですか」と値段を聞きたかったが躊躇した
この方の絵は絵本画家としか知りませんでした。
ましてお顔までは...。
明日後日は主婦仲間3人で「百の木」でお食事会です。
で、知りたいことは一つ?
はい、山水さんはどんなことを質問されたのですか?
ご存知でしたか 私全く知りませんでした
「国立劇場ニュース」の表紙なども描いているようです
井上ひさしの劇場パンフも描いていたとか
百の木 いですね
zenpeichanさんのおかげでふきのとうさんを知りました
私まで良い人に見られたことが心苦しいですがありがとうございます
ささめやさんには質問しませんでした
ずーっとこの人の絵はいくらするだろうと思って聞いていたので
ほかのことが思いつかないかといってそれをうかがうのも浅ましくて・・
始まる前は銅版画の作り方を伺いました
薬品使ってとかしたり傷を付けたり松脂使うとか
私だけいろいろ教えてもらいました