午前中公民館で刀の話を聞き 午後からは博物館講座
昼食に独りでは洒落た店に入る勇気もないコンビニへ
オバアの様子を確かめようとケイタイを見ると妻からのメール
「きょうは比較的穏やかだから午後もゆっくりしてきてください」
博物館の駐車場でパンとコーヒーをほおばりひと眠りしてから館内へ
「画家山本晶司60年の歩み展」を開催中 その先生の講義がある
絵は空想である見たものをよりシンプルにして素朴の一途につきる
下手でも自分の主張がはいていればよい デファルメ(強調)
薔薇や蘭より野に咲く花を描く 厳しい中に美しさが見える
馬もサラブレットよりも 寒立馬(かんだてめ)に魅かれる
堀文子の言葉 群れない 頼らない 真似しないを貫く
変な絵を描くと狂人扱いされた時期 励ましてくれた母がいた
蟹は甲羅に似せて穴を掘る 後ろ指さされるな
恩を返す 笑う門には福が来るなどを今でも教訓としている
浜の漁師は大漁で喜ぶが海ではイワシの弔いがある
と 金子み々ずの「大漁」の詩を紹介した
他にも咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が勇めば花が散る
萌えたワラビは ややこのこぶし あおよ踏まずに よけてゆけ
表ばかりを見ているのではなく裏の姿も見るようにする
などの話を 吉本興行かと思うように面白く話してくれた
先生の話を聞きながら絵をみると抽象画も楽しめる
博物館では後半はわかりやすい絵も展示する
ちなみに私は先生に絵を教わったが いまは恥じしか描けない
その時色紙に書いてもらった元旦の馬があるので24年も前になる
24年も前から親交のあった先生だったんですね。
24年前だけで もう先生の記憶から消えているかと思います
同じ頃の人は市民大賞など取っていますが 私が続けていても
未だに芽も出なく過ごしていたことでしょう
出逢いが肝心ですから、良い先生に出会えましたね。
優しい奥様ですネ~ェ!感心致します。
ブログのコメントうっかり消してしまいました。
お時間のあるときもう一度お願い致します。
若い時、横山操さんの自宅を訪問したことがあります。
その時は、日本画の大作に驚いた記憶があります。
抽象画はダメですね。看ても良く分からないし、看ていて疲れちゃいます。
画家など作家はその人の生きざまを見てから作品を見ないと理解できません
抽象画は特にそのように思います
この先生の生き方は好みです
有名な方なんでしょうね 若いころ何枚かもらっておけば
いまは博物館で借りに来るかもしれませんでしたね
抽象画はどこが良いのかまったくわかりませんですが
何とか理解しようとしても駄目です