となりの町で祭があった 4年に1回の大祭は去年だった
それでも毎年「七十五膳」はやるというので見に行った
祭りといっても子どもも若者もいない年寄りばかりだった
神殿に献上物が運ばれる 献饌(けんせん)に参加した
鳥居の外の参集殿と書かれた集会所のような建物から
参列者が石段に並び上の神殿まで手渡しで運んだ
唇には葉っぱを噛み喋れない 七十五膳の神饌(しんせん)献上物
神殿では祝詞奏上 玉串奉奠 神楽の舞いなどの神事は続く
撤饌(てっせん)で同じ石段を下り参集殿に戻し神事は終わった
そのお下がりは参列者がいただくということで三角くじが配られた
それに番号が書いてあり 献上された物と同じ番号のものが頂ける
ちなみに私は写真中央の「山いも」だった
そのような行為は「神人共食」(しんじんきょうしょく)という
日本の祭の特徴だそうだが 私の地区では神主に全部渡す
なお大祭りには本格的な仮装行列などがあるという
それも見たくなった 3年後 敬満大井神社で
外部の私にまでいただけるとは嬉しいです 御利益ありました
献上物に息がかからないようにマスクの代用が葉っぱかと思います
多いという意味かもしれませんが75という数字も気になります
ここはいいなぁ・・・民主的?
静かなお祭りですね。
献上物を手渡しで神殿まで届ける時、葉っぱを銜えて喋れないようにする。
そこに神事を感じます。
それを頂けるっていうのが驚きました。
いろいろな風習があるんですね。