登山家はもっとゴツイ人かと思った
この人が毎年のように
アラスカの山に登る人だった
栗秋正寿さん36歳
マッキンリーの冬季単独登頂
世界4人目史上最年少
その後さらに北極圏に近い
フォレイカーの単独登頂にも成功
世界初の快挙だった
地吹雪と氷点下50度の世界 雪に穴を掘り 何日も過ごす
登山といっても一気に登るのではなく何往復もして登ることを知った
フォレイカーは過去2回登頂しているが 春分の日を過ぎた為に冬季とみなされなかった
登頂の証明は記録写真で 撮影の失敗は許されない
山行きの健康管理で常備薬など何を持って行くのか質問した
出発前の健康管理をおこたらないが 山は無菌状態なので風邪などは引かないという
栗秋さんは 2ヶ月以上山にいても まだ山が見たいという
親がアラカンだというまだ若者 たのもしかった
経験も積んで そこそこ余裕もでき 支援の輪も広がり
これからがどんどん伸びて行きます。
命がけです お母さんは「お前を生んだ覚えはないでも帰りを待っているから」といったそうです
嫁さんのお父さんにも結婚を反対されたそうです 引き返す勇気も持っている人でした
凍傷のため指がないのは当り前、寝るのは木にぶら下がって家族も何時死ぬかわからないので持たないと書いてました。
読んでて「ひえ~~」なんて思ったけど・・
表向きでは見えない逞しさがあるんでしょうね。
登山家のイメージはそうですよね 雪男のイメージですがこの人は違いました 律儀で物静か 山の写真やオーロラ 霧氷をホールに写しハーモニカまで聞かせてくれました