広い空のどこからともなく現れては消える
航空ショーの最後を飾るのは花形ブルーインパルス
その曲芸飛行に酔いしれ堪能した 基地から離れた場所で見たため
飛行機雲で作るハートに矢は形がいびつに見えた
星形はぴったりと決まって形が崩れない
前日に下調べをしておき 秘密の駐車場確保
午前中は基地の中へ そこは3万人以上の人
そこに飛来するF-15戦闘機 音速の2.5倍 マッハ2.5
東京大阪間を10分で飛ぶ その爆音は腹の底までしびれる
戦闘機やヘリコブター静浜基地教習用のプロペラ飛行機
それらの展示飛行も楽しんだがブルーの飛来までは時間がある
基地の外に出た 周辺も人がいっぱいで花火見物のような人だかり
そこで最後のショーを周辺の田んぼなどと組み合わせて撮りたかった
が そんな余裕はない どこから来るかわからないいきなりやってくる
ピントは固定 露出オート 撮るより撮らされた航空ショーだった
T-7
明日は航空自衛隊静浜基地で航空祭がある
きょうも練習飛行があるだろうと出かけたが すでに終了していた
それでもまだ基地の周りには多くの人がいた
県外ナンバーも多く これから名古屋に帰り明日また来る人
JRの駅からシャトルバスが出るが混雑が予想される
わずかな駐車スペースをすでに確保して車中泊する人
駐車場もなくて 近くに宿泊しそこから歩いてくる予定の人
近くの農家と交渉して駐車させてもらう人もいた
わずかの駐車スペースは 昨年午前3時に満車になった
ことしはブルーインパルスが飛ぶ
昨年よりも早い時間に満車になる可能性もある
空を飛ぶ飛行機だけなら近くに行けなくても見えるが
なぜか近寄りたい でも混雑は嫌だし どうするか明日は
朝の散歩も始めの頃は 人に会うのが体裁悪くて 早起きした
最近は慣れてきたのか 早々には起きれなくて遅くなる時もある
タダ遅くなると 日差しが暑い それでも足湯には人が多い
会話を楽しむために 湯に浸かっている人もいると思う
温泉方面ばかりではなく反対方向にも歩くが
やはり私も会話を求めているのかもしれない
朝は誰にも会わないので1時間で歩くコースも
日中だと知り合いに会う この日も3人と話しお昼過ぎた
住むには一見無駄だと思う縁側や 床の間が文化を生む
昔は縁側ではアポなしで会話して情報交換ができた
いまはそんな余裕などなく若者は働かなくてはならない
何より 住居に縁側がない 床の間にもテレビを置いてある
利権誘導体質の崩壊した市長選も終わり次は県知事選がある
文化力を発揮する候補者に投票は決めてある
近辺をカメラをぶら下げて歩いても 人目も気にならなくなりつつある
道端であった人に「裏山に自然のアジサイが咲いている」と教わった
確かに群生していたが 写真だと余分なものまでが写り映えない
人間の眼は余分なものは見ない 見たいものだけしか見えないので便利だ
が 見えないものを見るには余裕が必要だ余裕は文化だ会話は情報だ
山にあるからヤマアジサイかと思ったがコアジサイというようだ
蓬莱橋で山本譲二を待っているときにお会いした方は
風景や有名人の似顔絵を点の集合体で描かれている
各地で個展をやられていて有名なので存じ上げていた
また 同じ町内出身ということで その作品を頂いた
一つの作品を仕上げるのに1か月以上かかるというので
これは原画ではないと思われるが思いがけないものだった
その点描画家荒波さんの蓬莱橋の画は
ペンタイプ粉末容器にも印刷されている
容器の考案者で浅原工業代表の方からは
携帯粉末容器 「好きだっ茶」も頂いた
用もないのに出歩いているが 出かければよいことがある
犬も歩けば棒にあたる 猪が歩けば車にあたる
びっくりした 年齢を伺うのも失礼かと思って聞けなかった
家に帰ってから調べたら 今月の誕生日で古希70歳になる 驚いた
本郷功次郎との結婚を機に退団 元宝塚歌劇団月組 古城都
何歳ぐらいかと想像しながら話を聞いていた
声は大きく言葉の歯切れがよい姿勢も良くて若々しい
話を聞くうちにどんどん若くなっていく 休憩後の登場は
ピンクのスパンコール入りのジャケットに白いパンツ
照明を浴び輝く姿は現役のタカラジェンヌそのもの
スミレの花咲く頃 五月のバラ マイウェー の3曲を
踊りながら 大きな声で 歌ってくれた
前半の話は宝塚の教育が今の自分に役立っている
清く正しく美しくを意識して頑張れば効果が出ることが楽しい
暇だと考えると良いことがない 常に自分らしくありたい
声の大きさは健康のバロメーター 声のトレーニングと呼吸法
それを欠かさずに実行していれば美しくなれる 美しさとは健康だ
話を聞き歌を聴き あの動きを見てから調べた年齢 信じられない
五月のバラ歌はここ☆☆☆ 抜けの悪い写真は5月20日のバラ