ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

独眼流一石

2015-04-20 19:07:04 | 日記


独眼流一石 杉村孝といふ男
隣町の石彫刻家杉村さんの事を書いた本

波乱万丈な人生を痛快に生き抜いた男
京都三千院のわらべ地蔵など杉村さんの作品は全国に点在する

幼年時代 小川国男との出会い 県内の石造物などの他
78年間の事件簿も面白い 


岩抱桜 引佐町

2015-04-19 19:02:23 | 日記


夕刊コラムに連載されている竜ケ岩洞支配人小野寺氏の文章が面白い
先日は「岩抱桜」が載っていた それは竜ケ石山の中腹にあると書いてあった

それを見てきた 花こそ終わっていたが 桜は木を見ろという佐野藤右衛門さんの言葉を思い出した
竜ケ岩洞の駐車場から林道を登る「車でも通行可能だが狭いので歩くほうが良い」というので素直に従った

森の英気を感じながら 山頂まであと30分の場所から200メートルひたすら登った 
小野寺氏の言葉を借りると「よくぞこんなところに」まさにその通りだった

さらに氏はコラムで 岩のくぼみに落ちた一粒の種が芽をだし 
大きく育つにつれ風や嵐に倒れまいと岩にしがみつくように根を張り 

やがてその根が巨岩を抱きかけるまでになり 樹幹を支えていたのだ
その成長の過程を想像すると 野生植物の種の保存という生命力の強さに感じ入り

感動とともに愛(いと)おしささえも覚えたと記載してあった
まさにその通りで40分歩いても 見に来てよかったと思った

周りの樹木も切り倒して明るい場所だった 岩は夫婦岩でパワースポットになっている 
林道端には紫陽花も植えられ時期には これもまた楽しめそうだ


ホテルで寄席

2015-04-18 21:15:27 | 日記


サボリがちの散歩も久しぶりだった 温泉駅まで行ってホテルによって
落語がある日か確かめた 客の入りはどうかも確かめた 

初めての時に余り少なかったので 申し訳なさが先走った
それに以前は日帰り入浴の時間制限で終演後の入浴はできなかった

が今はそれが可能になった「最近は満席で前回は立ち見も出ました」
「では後できます」午後出かけた フロントは2階を案内した

日帰り入浴しないと落語は入場できないと聞いているがそのまま入れるのか
そう思い確かめると「入浴券は そこの券売機でお買い求めください」

入浴券を買って2階へ上がる ほぼ満席 地元の人はいない感じ
中央に一つ空きがあったそこに座ると隣の人が名を呼んだ「誰でしたか」

町内の商店の人だった 前回も聞きに来て風呂には入らずに帰ったという
たとえ500円でも入浴しないのはもったいないというと

入浴券は買ってないといった やはり券を買わなくても入場できたんだ
落語の演目は「転失気」と「宿屋の富」滝川鯉八と 滝川鯉昇が演じた

隣の人が異常に笑うし いちいち相槌を打つのが気になった
落語を聞いて笑うのが気になることのほうがおかしいことだけど

終演後正直に入浴券を買った私は終演後風呂へ向かった(これが正道)
風呂の中で師匠と会った 浜松へは月1回は帰るなど話した


しゃもりの餃子

2015-04-17 18:36:31 | 日記


知る限り 豊岡のまるかわと同じくらい美味しいと思っているしゃもりの餃子
居酒屋では飲まないわけにはいかないとビールも注文 

久しぶりの大瓶 サッポロ黒ラベルもうれしい 
常連がコップ酒を傾ける居酒屋でも この日はまだ時間が早いのか誰もいない

若いお父さんが入ってきて 飲み物は頼まず 餃子とごはんを注文
続いてきた70前後のおばさんグループは餃子と焼酎割り

常連らしきおじいさんもひとり来た がカウンターの隅で静かにしている
居酒屋風景も様相が変わった 酒より肴の充実している店は好まれる


海鮮亭で私だけ高価なランチ

2015-04-16 18:07:49 | 日記


嘱託で勤める妻には平日も休めるようになり きょうは休み
夜勤明けの娘とランチでもと考えているようだ 

濡れ落ち葉の私も便乗し新東名で森町の海鮮亭へ向かった
インターを降りても まっすぐな広い道路 ついスピードオーバー

東名を走ったばかりでスピード感覚が鈍っていたのだろう
目の前で赤い旗が振られた 「スピード違反」 18キロオーバー1点減点

12000円の反則金 青色切符が渡された くしくも年金受給日
こういう時にいつも思い出すのが若い頃の交通違反

あの時の警官は「おいこら」と殺人犯でも捕まえたかのような態度
あれでは反省もしないで 他の捜査に協力しないと誓ったものだった

それが今日は 旗振りも 手続きも 幸い好感のもてる青年警察官だった
警察官も昔と変わった これならこれからは安全運転に心がけると思ってしまう

11時30分海鮮亭へ到着 店は満席で3組が順番待ちしていた 
待っている間にも順番待ちが増えた 平均年齢70歳ここは限界集落

店内は食べている人50人全員が見渡せる 皆が口を動かしている姿は異様だ
家畜がえさを食べているようにも見える 平日でも満席 暇な年寄りが多いのだ

私は一番安価な日替わり定食 他もお昼はお得な価格
値段は安いが反則金が加算されきょうは高価なランチになった

帰りがけに横のテーブルに小さなばあさんが座っていた
何を食べるか気になった ジャンボ海老フライなら

おばあさんより大きいとブログに書くつもりだったが まだ配膳されそうもないので諦めた
帰り道に郵便局で反則金を払わせてもらいお国のために年金を有効利用させてもらった