日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

壁に耳あり障子に目あり

2009-04-02 | 危機管理
何故かプロの泥棒はお金の隠し場所を知っています。
泥棒曰く、お金の臭いがするとも言います。
しかし、プロの泥棒の多くはお金の匂いを嗅いで泥棒に入るのではなく
ちゃんと下調べをして泥棒に入るのです。

その下調べの方法とは…
先ずはターゲットを絞り込みます。
家の外観を見てということもありますが
それ以外にはいわゆる「うわさ」があります。
なぜそんな噂を信じるのか?
それは、昔から「火の無いところに煙は立たぬ」といわれるとおり
誰かが「あそこの家にはお金があるぞ!」と噂話をしていたりするのです。

酷い時には身内がその情報源なんてこともザラにあります。
「ウチのおじいちゃんはタンスの奥にいっぱいお金を隠しているんだって」
そんな言葉を孫達が外で遊びながら友達に吹聴していたりします。

そういえば、先日街に呑みに出かけた時の事です。
どこかのスナックのママと常連さんが腕を組みながら歩いているとき
ふとそのママの変な自慢話が聞こえてきました。

「去年ねぇ、ちょっと黒字が出ちゃってさぁ~、税金を払わないといけなくなったから、
会計士にお願いしたら、その場で(売上の)領収書を全部破ってくれたの、
その分の売上がなくなって、めでたく赤字になっちゃった、本当に良い会計士で良かったわあ~。」

件(くだん)のママの地声が大きく周囲のみんなに聞こえる大きな声です。
「あ~あ、あんな事(脱税)を大声で自慢しているよ!誰が聞いているとも知れないのに…」

本人はい気付いていないのでしょうが
壁に耳あり障子に目ありという事もあるのですから
発言には気をつけたいものです。
誰が見聞きしているか分かりませんものね
コメント
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