日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ご無理申し上げますが…

2009-04-08 | 講演会日誌
「先生!ご無理申し上げますがお願いを聞いていただけるでしょうか?」
一昨日の夕方5時過ぎ、電話の向こうから悲痛な声が聞こえてきます。


「私で出来ることならお手伝いしますよ。」
私はそのお願いが何であるかも聞かずに即答します。
私の良い部分でもあり、自分を窮地に追いやる一言でもあります。

そのお願いは講演会の講師依頼でした。
しかも、今月中開催です。
毎月開催の予定が、なかなか講師の選定が出来ず4月開催が危ぶまれているとの事です。
穴を開けては大変と担当者の方も必死です。
今月中に開催したいが日程も決まっていなければ内容も講師も決まっていない。
最後の頼みの綱(?)が私だったようです。

「先生、何か元気が出る題材は無いものでしょうか?」
「先生、日にちは4月28日が第一希望ですが宜しいでしょうか?」
「先生、近日中にセミナーの演題をいただけるでしょうか?」
担当は本当に困って何もかも私へ投掛けてきます。

「わかりました。じゃあ、利益が出させる従業員になるノウハウを中心に話しましょうか?」
「それは良い!その方向でお願い出来ますか?」
「了解しました。講演内容は明日の朝までにお知らせするので良いでしょうか?」
「それはありがたい!よろしくお願いいたします。」

そしてその日のうちに企画書をまとめその担当者様にFAXを流しました。
一夜明けて、昨日の朝担当者様にFAXでの書面を確認してもらい
昨日の午後には4月28日午後1時30分開始午後4時30分閉会の研修案内が一斉FAXされました。

私は予定がバッティングしない限り極力依頼事項にはお応えする様にしています。
それが、どんなに日程的にタイトであったとしてもです。
その結果が、「あの人なら何とかしてくれるだろう」
そんな信頼にも繋がっているように感じます。(私の勝手な思い込みかも知れませんが…)

お陰様で今月は合計8回の講師、講演の依頼を頂いています。
これからも「ご無理申し上げますが…」の一言には
「私で出来ることならお手伝いしますよ。」
こんな一言を返して行きたいと思っています。
コメント
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