日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

修学旅行の意義を教えられない学校教育

2009-04-23 | つれづれ
いま大阪へ向けて列車に乗っています。9時4分金沢発サンダーバード14号です。
運良く富山方面からと思しき修学旅行生たちの乗車している車両に乗っています。
具体的には3号車です。

金沢を出て暫らくすると、私の隣の乗客が苦情を言いだしました。
ご想像の通りうるさいのです。
うるさいを通り越し、まさに騒音と言ってよい状況です。
あまりのうるささに席を替わることを申し出、
他の車両に車掌が移動させる処置を行いました。

そういえば私たちの修学旅行の時も周囲の乗客から怒られた記憶があります。
そして静かにするように引率の先生に注意を受けたものです。

しかし、昔と違ったところは学校教育における教師の在り方のように思います。
私の斜め後ろで大声を張り上げ子どもたちに奇声を上げさせているのは
誰あろう教頭先生です。
これも良い思い出だなどと嘯き、大声をあげています。
トランプを子どもたちと一緒になって遊ぶのも大切なのかもしれませんが、
もっと大切な公共交通機関とはどんな態度で乗車しないといけないものか、
周囲に迷惑をかけない、
大勢でいるときの周囲への心配りなど
修学旅行でないと教えられない事が山積しているはずです。

私は今日同じ車両にいる子どもたちとは約二時間半の旅ですが、
引率教諭たちは今年一年間を過ごす大切な旅行ととらえているのでしょうか?

私を含め、子どもたちの社会性を持たせられない親が増えてしまいました。
子どもに教育できないからそれを学校に頼ろうなどとは思いませんが、
家庭と学校と協力して
これからの社会の宝である子どもたちを育てるべきであるように感じます。

普段良識ある大人たちの中にいることをつくづく感じます。
そして、学校教育が学校という
狭い世界の中で営まれていることの危険を感じさせられてしまいます。

改めて、学校教育の現状を見せられたような気がして、
あと一時間半の旅を楽しませてもらいたいと思います。

いつも接している企業様がどれだけ良識ある集団であるかということを
修学旅行の引率の先生方の行動で思い知らされております。

あっ!
引率の先生が一服してくると言って立ち上がられました。
禁煙車両のトイレ付近でたばこを吸ってこちらを見ています。
禁煙車両の…
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作られる冤罪(えんざい)

2009-04-23 | つれづれ
過去に何度か警察や検察、司法の暴走について記述したように思います。
そんな中でも冤罪事件についてはどうしても許せないものがあります。
直近では防衛医科大学の教授の痴漢冤罪事件
九州の地域ぐるみの選挙違反冤罪事件や
少年事件、殺人事件などを含めたくさんの冤罪事件があります。

ここで許せないのが国家権力による意図した冤罪事件があります。
元検察官曰く
「容疑者を犯人たらしめるための一番有利な証拠のみを提出するものだ」と…。
この言葉には多くの問題を含んでいるように思います。

もしも容疑者が犯人で無いとしても
周囲にその容疑者が犯人と思い込ませるに十分な証拠を出せば
無罪の者であってもその容疑者は犯人で良いのだ
という風に取れるのです。

自白が大きな判断基準とされてきた以上
早く事件を終結したい国家権力にとって
冤罪となろうとならないでおこうと関係が無いのかもしれません。

ただ、これだけは肝に銘じていただきたいのが
冤罪で犯人とされた人の人生は
犯人とされてきた期間について
取り戻すことができないということ

そして何より
殆どのケースがしっかりとした捜査に基づき
容疑者を犯人として逮捕してきている多くの同僚達の信頼まで
冤罪事件の創造者達は踏みにじっているのだという事を理解して欲しいものです。
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