日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

二種類の税理士事務所

2009-04-09 | 他人のフリ見て我が身を正す
月に2度、地元金融機関の経営支援相談の相談窓口に座っています。
この役回りはもう6年目に突入しています。
同じように月に2度、商工会連合会の経営支援相談窓口の相談窓口に座っています。
この役回りは昨年からですのでもうすぐ一年になろうかというところです。

昨日、前者の相談窓口で相談業務に従事する担当だったのですが
そこへ相談に来られたのはある建築関係の会社社長とその関連会社の方でした。
この会社様は県内でも有数の税理士事務所に顧問されていらっしゃいます。
その事は以前社長様とお話をした際に聞いていました。

そこで、なぜ顧問税理士がいながら本日の相談に来られたのかを聞いてみると
相談者・・・先生、税理士には二種類あるんですよ。
      一種類は数字合わせだけの税理士事務所
      そして、もう一種類は先生のような経営の相談が出来る会計事務所です。
      なんとなく、税理士さんも完全に二極化していますよね。
      
わたし・・・そんなに違わないでしょう。
      同じシステムを使っていますから差異はないですよ。

相談者・・・まったく違いますよ。今見てもらっている会計事務所は本当に
      数字合わせしかしてくれないから経営相談なんて出来ないですよ。

背筋が寒くなってきました。
同じ業務を行っている筈なのに内容が違うと言うのです。

お客様曰く、二種類の税理士事務所が存在すると言うことです。
私自身、これからの会計事務所は数字合わせが仕事ではないと自覚をしています。
しかし、顧問先である企業様がその使い分けをしたくてムズムズしている現状があります。
ここは何が何でも経営相談が出来る事務所にならなければなりません。

まさに自らを律しなければ時代に流されてしまいそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする