12月13日(金)は雲の広がり、朝はかなり冷えて、昼間もヒンヤリとしました。
午前10時からの議会社会文教常任委員会は、最初に委員長、議長、私の挨拶で始まり、続いて住民課長から、令和6年度生坂村一般会計補正予算【第5号】などの付託議案について説明をし、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告します。
議会社会文教常任委員会で、住民課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。
戸籍住民住民台帳の職員手当等については、通勤手当や児童手当など各種手当てがあり、子どもさんが生まれたとか、転居したとかは説明できないこと。
歯科診療所の患者数の減少については、人口減少により患者さんの減が大きく、広報いくさかでも周知しているが、新しい患者さんの増につながっていないこと。
バックアップの手立てについては、口コミ等で患者さんを増やすなど、対策を考えなければならないこと。
定期的に歯石除去などの口腔ケアで診療所に行く切っ掛けについては、初めて委託料の計上ですから村で協力して啓発していくこと。
健康福祉課の健康応援隊等で案内していることについては、先生と相談して改善できる点などを検討すること。
歯科診療所の先生を雇用した時の経過を考慮することについては、村でどの様に支援ができるか、動向を見て検討すること。
診療所前のスロープに手すりを付けることについては、検討すること。
やまなみ荘の会計年度任用職員の報酬増については、調理の補助や客室の整理など全体的に補助業務で、宴会増等による増額であること。
働く方の時間の増と人員増については、高齢化が進んでいて募集しているが、特に仲居さんの仕事をみんなでカバーしたり、道の駅いくさかの郷の勤めの方がお手伝いに来ていること。
需用費の増額については、今までの実績とこれからの今年度不足分に燃料高騰等を加味して計上したこと。
2月木質チップボイラーの設置予定で、いつ稼動するかについては、現在やまなみ荘の設計委託をしていて、厨房、浴室などの改修と、脱炭素先行地域づくり事業により、LED化、空調機の更新の概算が出て、まだハッキリしていないし、休館日を全館休館、浴室休業や食堂休業かなど、工期的な検討とチップの燃料代も検討中などであることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。
議会社会文教常任委員会で、午前10時45分からは議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長等が説明しました。
委員会の審議前に委員長から質問された内容の答弁を求められ、部活動の地域クラブ活動の移行について答弁した概要は、生坂中学校の現況や課題、進め方、近隣の状況などを話し合い、大きい自治体と小さい自治体で進み具合に違いがあり、広域的に取り組むには運営主体、財源をどうするかなどあり、対象になる小学校高学年から中学校にアンケートをお願いし、勉強会か協議会から進めたいことなどを答弁しました。
他の議員各位から委員会の審議内容ではなく、委員長独断で部活動の地域移行の状況を教育委員会に質問し、委員会冒頭で説明させたことに、異議を申し立て、委員長が陳謝しました。
そして審議に入り、教育委員会の説明に対して、ご質問、ご提言を賜り回答させていただいた概要は、
6年生の支援員については、来年3月までで事務を代替された先生で適任であるのでお願いしたいこと。
学級支援員体制の強化として事務職員の療養休暇については、代替先生の監査時の対応について、教育委員会から通達したがコミュニケーションの不足で調整ができなかったこと。
文化財保護の取組については、社会教育係で行っているが、総合知識のある方や文化財保護委員会で対応できれば良いが難しいこと。
村の宝を加えて観光客の誘客につなげることを検討することと、村の歴史について正しく伝承して欲しいこと。
タブレットの使用状況については、授業や学級支援、先生と児童とのやり取りに使用し、デジタル教科書にも使って、自宅にも持って返って学習していること。
児童館の利用は何が少ないかについては、子育て支援センターの病後児保育の利用はないが、児童館は多く利用されていて、なのはなも利用が増えていること。
子育て支援センターの利用は、保育園に預けているご家庭が多いが、なのはなの利用もある程度あること。
学力調査の結果については、平均値ですので一概には言えないが、国語が落ちていることは、読解力がない子が多いことなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。
議会社会文教常任委員会で、議員各位に健康福祉課の課長・係長が説明しているところです。
午前11時30分から健康福祉課の説明に対しては、
非課税世帯への臨時交付金の減額については、当初予算で全ての対象者と移住者を見込んだが、申告者が少なく、扶養者も対象外であったので減額したこと。
高齢者生活福祉センターの冷蔵庫2台の更新については、各部屋のもので、10部屋は購入時期が同じであるが稼働率によってバラツキあること。
高齢者生活福祉センターの使用状況については、16部屋中、12部屋が使用中であること。
帯状疱疹ワクチン接種は、半分補助は医師から多いと言われたが、副反応で1週間ほど辛かったので、それらの公報をして欲しいことと、予防措置として助かったこと、不活性ワクチンの効果は10年ほどであること。
今年度出産祝金は3名で来年度の見通しについては、現在母子手帳を取りに来た方一人がいること。
社協の経営が厳しいが、補正の減額分の社協との関係については、地域密着型ははるかぜ休止による減額で、その他の減額は影響なく、介護サービス給付費の増額は、訪問介護、通所介護で社協の賄う部分であり、施設介護は社協に関係ないこと。
福祉課関係以外でも社協の運営が厳しいが、介護給付費が少ないことは良い傾向であること。
いどばたキャラバンが10区終了した状況については、日岐区から始まりましたが、最初は公報不足で参加者が少なかった。しかし徐々に増えてきて、認知されてくると増えてくること。
国の予算で訪問介護、居宅介護等の社協の運営に補助金出すということについては、正式には聞いていないが、介護人材は不足しているので、国で補助事業に取り組んでいただければ、アンテナを高くして補助金をいただき、社協の運営を支援したいなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。
議会社会文教常任委員会では、一般会計補正予算【第5号】【関係部分】、福祉センター特別会計補正予算【第1号】、介護保険特別会計補正予算【第2号】につきまして、慎重にご審議いただき提出した議案を原案通りに承認していただきました。
上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、かなりの冷え込みの中、雲に覆われ上生坂上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園でEランド、小学校で学期末清掃(~20日)、中学校で5.6校時特別スライド、松本合同庁舎移動販売、地域おこし協力隊面談、4班の皆さんの元気塾、JA年金感謝デー、商工会で税務署の白色決算説明会などが行われました。