24日(月)も強い日差しが照り付け厳しい暑さになり、昼夜問わず熱中症対策が必要でした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向の高台に行き、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。
午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶の後、下生野夜間漏水調査により睦常会北側に漏水の疑い、下生野漏水調査 野村宅給水管で漏水の疑い、続いて漏水修理・VPφ13ソケット破損、下生野漏水調査 櫻井宅給水管で漏水の疑い、下生野夜間計画断水、梅月配水管布設工事詳細設計業務開札、櫻井宅給水管漏水修理・VPφ25ソケット破損、長野国道事務所事業打合せなど前回会議からの対応状況を説明してもらいました。
大日向上空からの風景
次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、令和4年度の受水量及び配水量による有収率、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月6月の有収率が81.25%と素晴らしい数値になり、担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。
下生野第1エリアを第2に切り替えて調査をしようとしたが、仕切弁が分からず、第1配水池の地下消火栓の所に流路計を付けて夜間調査を行い、0.3トンなど数箇所の漏水箇所が分かり、1箇所は修繕できて有収率が改善したこと。
野村さんの所はポリと塩ビの切替部分が漏水していて、音がひろえて発見でき、櫻井さんの所は仕切弁から音が聞こえて発見でき、次回は有収率が改善するとのこと。
国庫補助は送水管と配水管の布設替え工事に充当できるが、今回の2箇所は給水管であるので、布設替えは事業費半分に過疎債充当にしかならないこと。
上生坂第1配水池は、2トン程の漏水を今後どの様に漏水調査するか難しいこと。
櫻井さん家の方へは、650mm管で継ぎ手なく、炙り対応の珍しい管であり、今は田島堂の仕切弁で占めてあり、別のルートで行っていること。
今後は有収率の維持が大変であり、櫻井さんへの配水管は田んぼの中から法面を駆け上がっていて修理が大変であること。
管も50mmから徐々に20mmに落としている無理な工法の管であること。
有収率80%台のポンプの運転時間を把握して、異常があれば早めに対応することと、今は水道を多く使っているので、今後使用が減ったときの有収率維持が大変であること。
小舟送水管布設替え工事については、長野国道事務所と協議をして、予定区間は8月中旬から舗装工事を実施するため、3年間は布設が不可であること。
下生野送水管布設替え工事に振り返るか、山中の布設の設計を実施するかなど、代替案を次回検討すること。
今後は水道のメーター検針やポンプの運転時間を把握して、異常があったときに迅速に対応すること。
来年度事業で行う布設替え工事などの事務局案を示していただき、次回の会議で検討協議することなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。
午後3時からは、長野県治水砂防協会犀川支部の理事会が行われ、河原所長による犀川砂防事務所の事業概要説明や、令和4年度事業報告及び決算報告、令和4年度市町村負担金精算額、令和5年度事業計画及び予算(案)、令和5年度市町村負担金予定額(案)などが協議され、原案通り総会に諮ることになりました。
午後4時からは、副支部長の甕池田町長さんの開会のことばで総会が始まり、支部長の私から、我々の地域は、急峻な地形、脆弱な地質のところが多い訳でありまして、住民の皆さんの安全・安心な生活を守るためと防災・減災による災害に強い県土づくりの観点からも、治水・砂防事業は重要な事業でございます。
そういう点からも資料にあります通り、現在も多くのハード事業を行っていただいているところでございます。
また、ソフト面では、小・中学生に対して、治水砂防事業の重要性や災害の発生状況等について防災学習を行っていただいておりますし、地区防災マップの作成の支援など、日頃からハード・ソフト両面から、防災・減災対策の取り組みをしていかなければと考えている次第でございます。
しかし、まだ地滑り、急傾斜、土石流の警戒区域が多い地域でございますので、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策と、国会で国土強靭化基本法の改正法が可決され、5か年加速化対策後の安定的な国土強靭化の推進に向けて歩み始めましたので、今後もしっかりと事業実施をお願いしていかなければなりませんので、ご来賓の皆様、構成市町村の皆様には、治水砂防事業の推進、犀川支部の運営・要望活動等に引き続きご理解とご支援をお願いしますなどと挨拶とさせていただきました。
続いて令和5年度 長野県治水砂防協会犀川支部長表彰をさせていただきました。
令和5年度 長野県治水砂防協会犀川支部長表彰として、筑北村の「大沢友志会」様を表彰させていただきました。
「大沢友志会」の皆様は、平成17年以降、筑北村の東条川、東条ダム周辺の草刈り、土砂の撤去、ゴミ拾いなど、環境美化のため地域住民が一体となって、長年にわたり取り組んでいただいています。そのご功績により表彰させていただきました。
表彰式の後は、長野県議会議員 萩原清様、長野県議会議員 寺沢功希様、長野県議会議員 青木崇様、長野県建設部 参事兼砂防課長 吉村元吾様から、それぞれのお立場から祝辞を頂戴しました。
続いて私が議長を務め、令和4年度事業報告・歳入歳出決算報告について、令和5年度 事業割り負担金の調整率について、令和5年度事業計画(案)・歳入歳出予算(案)についてが原案通り承認されました。
総会後は、国土交通省 北陸地方整備局 松本砂防事務所長 石尾浩市様から「近年の土砂災害と砂防の取り組み」と題してご講演をいただきました。
土砂災害の発生状況、砂防施設の効果事例、事前避難事例、主な火山活動への対応、近年のTEC-FORCE砂防班の活動例、能登半島地震による土砂災害発生状況、令和5年台風第2号・6月29日からの大雨による土砂災害発生状況、DX技術の活用、既設砂防堰堤の有効活用事例、砂防堰堤を活用した地域活性化の事例など多岐にわたり、分かりやすく説明していただき勉強になりました。
その後、4年ぶりに意見交換会を開催し、お酒を酌み交わせながら歓談をさせていただき楽しいひとときを過ごしました。
本日は、ご来賓の皆様、構成市町村の首長、部長、犀川砂防事務所の皆さんなど、ご出席いただいた関係各位に感謝を申し上げます。
その他生坂村では、保育園で4.5歳児歯科指導・3歳児フッ素塗布、小学校で夏季休業(~8/22)・希望懇談②、中学校で3年保護者懇談会①、食生活改善推進協議会料理講習会、農業委員会、防災士意見交換会などが行われました。