信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業の日岐区の花畑の風景&大町ダム等再編事業促進期成同盟会総会

2024年07月04日 | 生坂村の報告
 7月4日(木)は日差しが届いたり曇ったりで変わりやすい空でしたが、昼間は厳しい暑さになりました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐区の素敵な花畑の風景を地上と上空から撮影しました。
地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業の日岐区の花畑の風景


 今年度もいつもの畑に黒マルチを敷き詰めて、草が出ないようにして花畑を造っていただきました。


 今年度で16年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年度も私がFacebook、Twitter、Instagram、Line、YouTube、Blogで発信しています。


 日岐区の皆さんには維持管理が大変ですが、引き続き花達が美しく咲き続けられるために、草取り、花摘み、水くれなどをよろしくお願いいたします。


 午前10時から、大北農協会館アプロードにおいて、大町市・長野市・安曇野市・池田町・松川村・生坂村が構成団体として、大町市建設水道部建設課が事務局を務めていただき、大町ダム等再編事業促進期成同盟会総会が、副会長の太田安曇野市長の開会のことばで始まりました。

 会長の牛越大町市長が、信濃川水系の最上流域に位置する高瀬川は、北アルプスを代表する槍ヶ岳に源を発し、豊富な水量は流域の地域社会・経済に様々な恩恵を与えてまいりましたが、近年の気候変動などの影響により、台風の大型化や線状降水帯の発生など各地で災害が多発しており、今後も当地域をはじめ下流域におきましても、これまで以上に自然災害の発生が懸念されており、今般、高瀬川、犀川、信濃川における洪水被害を防止・軽減するため、洪水調節機能を確保するため「大町ダム等再編事業」が着実に進められ、高瀬川及び下流全域の住民が安心して安全に生活できますよう、さらに事業が加速することを期待しておりますなどの挨拶をされました。


 来賓の杉尾秀哉参議院議員、羽田参議院議員、西沢県議会議員から、令和元年東日本台風の豪雨災害により、千曲川の長野市穂保地区の堤防決壊をはじめ、各所で越水等による浸水被害などで改めて洪水の恐ろしさを感じ、早期の復旧・復興に努めていくこと、下流域の生坂村下生野地区で築堤工事の起工式があり、上下流のバランスを考慮して整備が進められていること、甚大な豪雨災害が常態化している状況下、当事業による治水対策、利水対策の重要性の発信、下流域の安全安心な生活を守ることなど、それぞれの立場で当事業の推進を支援してまいりますなどの祝辞を述べられました。



 千曲川河川事務所 浅見所長と、長野県建設部新田部長が、東日本台風の甚大な被害に見舞われたことを教訓に、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトにより、流域内の関係機関が連携して河川整備によるハード対策と地域等関係機関の連携によるソフト対策を一体的かつ緊急的に進める「流域治水」を行うこと、大町ダム等再編事業は、令和2年度に建設段階への移行し、今年度から、3ダム連携操作に必要な管理設備を完成させ、土砂対策設備の土砂輸送用トンネル工事に着手すること、今後も防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策後も「国土強靱化実施中期計画」により着実に工事が進むように皆様のご支援をお願いしますなどと挨拶をされました。


 牛越大町市長が議長を務められ、令和5年度事業報告・収入支出決算、令和6年度事業計画(案)・収入支出予算(案)・要望書(案)が原案の通り承認され、役員改選は、事務局案により全員再任されました。


 その後、千曲川河川事務所から、大町ダム等再編事業の位置図、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトー主要の対策ロードマップ、大町ダム等再編事業の内容(洪水調節)、洪水調節方法の変更―新たな操作運用をR7年度より実施、大町ダム等再編事業 新たな操作の効果(試算)、大町ダム等再編事業の内容(土砂対策)、大町ダム等再編事業の事業工程(予定)、土砂輸送用トンネル工事についてなどの説明をしていただきました。


 最後に、牛越大町市長から、総会で決議された「既存ダムの有効活用により洪水調節機能を確保、強化する本事業の積極的かつ速やかな推進を図ること」「迅速かつ着実な整備促進のため、令和7年度予算編成におけるダム事業予算の確実な確保を図ること」の要望書を、国・県・関係機関の来賓の皆様にお渡ししました。

 最後に理事の私から、提出した議案を原案通りお認めいただき御礼を申し上げ、今後も関係の皆様のお力添えにより当事業が順調に推進しますことをお願いするなどの閉会のことばを申し上げ総会は終了しました。

 その後、現地視察会として、大町ダム等再編土砂輸送用トンネル工事の篭川右岸にある工事用資機材を置くストックヤードに行き説明を伺いました。


 受注者の前田・安藤ハザマ特定建設工事共同企業体の方から、今月中旬ごろにヤード内の坑口から高瀬ダムに向かって掘削を始め、最初の約200m発破で掘り進め、来年1月ごろから岩盤を圧砕する大型機械を使い、2028年2月末ごろに貫通させる予定などの概要の説明を受けました。



 その他生坂村では、小学校で児童会・イクサカラットリンタイム(全校)、中学校で高津屋宿泊合宿(1,3年)・職場体験学習(2年)・進路学習(3年)、健康応援隊in宇留賀、地区担当職員会議、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会などが行われました。




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