7月3日(水)午後7時から下生坂区において「令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会」を開催しました。
説明者
村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、加藤、地区担当職員 山本
出席者
区民 男性 11名、 女性 2名、 議員 山本議員 島議員
脱炭素に関する村民説明会
上記に加え (株)エコロミ 小峯社長、合同会社 ヒッタイショ 斎藤代表、星野
村政懇談会の主な意見及び質問とその回答の概要について
・雲根地区で創造の森の計画を進めているが、現地まで行く村道が狭く通行に支障がある。また、現地までの案内板がないので不便になっているから、道路拡幅や案内板を設置して欲しいと意見があり、道路については振興課で今年度調査設計を行い、来年度に事業化する様に進めている。看板についても、要望を聞いており、当地区は脱炭素先行地域のモデル地域あるという事をPRしていくためにも対応する様に進めていきたいと説明しました。
・昨年今年と松本山雅に協力頂き大豆の栽培を行っているが、保育園児に加えて小学生も行えるようにして欲しいと意見があり、現在元気づくり支援金により事業を行っているが、この事業は3年目となり今年度で完了となる。今後は他の事業導入の検討を行い、地元と相談して事業を行っていきたい。その中で小学生を対象のイベントについても検討していきたいと説明しました。
・会計年度任用職員の人事評価により勤勉手当が支給されると資料に書かれているが、パート職員は対象にならないか質問があり、会計年度任用職員の1日単位で働いている職員を勤勉手当の対象にしている。今後は仕事内容や、近隣の状況も踏まえて検討していくと説明しました。
・松くい虫の空中散布を行っているが東山の被害が広がっているように思える。空中散布の効果は確認しているのかと質問があり、県の防除基準により行っている。東山の人家や道路近くの個所は空中散布が出来ないので被害が増えているように感じていると説明しました。
・枯れている個所と枯れていない箇所を考慮して行っているのか。また、松枯れを防ぐために空調防除を効果的に行って欲しいと意見があり、現在行っているのは標高の高い場所で行っている。散布区域については今後検討していくと説明しました。
・雲根の水道は地元で管理しているが、高齢化が進んできており管理が困難になっている。早めに対応して欲しいと意見があり、国道のトンネル関係工事で架けた橋には送水管を取り付けてある。現在どのようなルートで行えば効率的か検討協議をしている。今後は雲根の皆さんと充分話し合いを行い進めていきたいと説明しました。
・新型コロナワクチン接種補助を64歳以下の方も対象にしてほしいと意見があり、インフルエンザ予防接種と同じ取り扱いをしている。ご意見の件は今後検討していくと説明しました。
・有害鳥獣対応で、南部常会は現在猪によりジャガイモ等の被害が多いので対応して欲しいと意見があり、侵入防止柵の維持管理や修繕は中山間直払い事業や多面的支払い交付金事業で対応している地区もある。下生坂地区の柵は設置してから大分経っており、更新時期になっているので現地を調査して対策を検討していくと説明しました。
脱炭素事業に関する村民説明会
村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。
脱炭素事業に関する村民説明会の主な意見及び質問とその回答の概要について
・省エネ機器の導入で具体的な商品については、どのように分かるのか質問があり、製品のメーカー指定はしていないが、取り扱いを行っている指定業者が、龍と子NO5に掲載してあるので問い合わせを行って欲しいと説明しました。
・省エネ機器の導入で2社以上の見積もりは工事費も含むか質問があり、見積は2社以上必要になるので、これも指定業者に問い合わせをして確認できると説明しました。
・夏場の電気料より冬場の電気料の方が多いと思うが、冬場のシミュレーションはしているのか質問があり、このシミュレーションは大手電力を参考にしている。発電量は夏が多く、冬は発電量が少ないが、シミュレーションではその事も考慮して行っている。雪が降ると太陽光パネルは発電できないが、その場合は、いくさかてらすが点検をしながら除雪等も予定していると説明しました。
・下生坂のエリヤでバイオマスの材料に使う山林はどの辺になっているか質問があり、調査を行っており、民有林は手続等が大変なため、村有林で対応する様に進めていると説明しました。
・野立て太陽光の設置場所は、現在各家庭や公共施設、民間等といくさかてらすの契約戸数の調整している。この契約状況で必要な発電量を確認して、昨年度に調整会議で調整した個所の中で同意を得た個所に、野立ての個所を決めていく。現在のところ野立て太陽光パネルを設置する箇所は決まっていない。
全体を通しての意見や質問とその回答の概要について
・重のICNの映りが悪いので対応して欲しい。早急に調査していく。ICNも設置してから大分経過しているので更新を検討していると説明しました。
・防災行政無線の最後のピーピーという音は何かと質問があり、電池がなくなっているときの音なので確認して欲しいと説明しました。
・エアコンの更新を考えているが、省エネ機器購入補助金を利用したのと、ヤマダ電機とかで購入するのとはどちらが得になるか質問があり、省エネ機器購入補助金でエアコンを更新するとその経費の3分の2は補助金となり、個人負担が3分の1となりますと説明しました。
最後に私から、お疲れのところご出席を頂き、様々なご意見を頂戴いたしましてありがとうございました。現地確認など様々なお答えをさせて頂きましたが、それについては対応してまいりたいと思います。対応が遅れているようでしたら、各部署、また村づくり推進室の方へお問い合わせを頂ければと思います。
村民の皆さんのご要望になるべくお答えをしながら村政運営をしていきたいところでございます。様々なご意見がございますが、多くのご意見を拝聴しながら村民の皆さんのための村政運営に心がけていますのでよろしくお願いをしたいと思います。
省エネ機器の更新の方もまだまだ予算に余裕がございますので、来月の龍と子ではもうちょっと具体的に、「このような機器を購入したら、これだけ補助金が出ますよ」というように分かりやすい内容でお示しをして、多くの皆さんに申請をして頂けるように取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。
本日は色々なお話し合いができました事に感謝を申し上げ、お礼の言葉とさせていただきました。