信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

児童館・生涯学習施設運営委員会&知恵の輪委員会&総合戦略策定審議会&昭津上空からの風景

2025年02月19日 | 生坂村の会議
 2月19日(水)は日差しが届いても、朝晩は冷え込み、昼間も厳しい寒さでした。
 午前10時からの児童館・生涯学習施設運営委員会は、私の挨拶で始まり、児童館・放課後児童クラブの運営状況については、児童館の活動状況(児童クラブ登録児童数41名、長期休業利用状況、夏休み中の昼食提供の実施、冬休み最終日に「お子様弁当無料提供」子育て支援係事業)、児童館の行事(夏休みお楽しみ会、避難訓練、クリスマス会、節分の豆まき、保護者説明会)、連絡会・職員研修、のびのびスクール(えいごであそぼ、マラソンクラブ、スポちゃおう、のらのら青空塾、こども工房、しょうぎ教室、おはなしひろば、スライム教室、シールづくり)、生涯学習施設の状況、前回の運営委員会でのご意見・今後の課題、今年度の取組などの説明を受けました。

 図書室の運営状況については、利用者と蔵書登録状況、「デジとしょ信州」オリジナルコンテンツチーム・運営委員会参加、「デジとしょ信州」体験会、サードブック『生坂の民話のプレゼント』、川柳の額の寄贈、食生活改善推進協議会による食育クイズ、『生坂村秋の古本市&ブックカフェ』、この本よかった賞2024、食育クイズ表彰式、ブックスタート事業『ブックスタートin生坂』、セカンドブック『BOOK FOR(4) YOU』開催、デジとしょ信州体験会(中学3年生対象)、前回の運営委員会、図書室単独で古本市の開催、加藤正治先生漫画完成記念企画展③、B&G書庫の整理、保育園との連携、ICNの活用などについて説明してもらいました。

 令和7年度の予定として、児童館は、施設の整備の児童館とホールに熱中症対策として脱炭素先行地域づくり事業でエアコン設置予定、児童館・児童クラブの新1年生受入、のびのびスクールは教育活動推進員会議(3月予定)で今後の方向を協議、村営バス(中学生が児童館から自宅に帰る際は児童館チケットが利用できる)、子どもの意見を聞く場や話し合う場をその都度設けることなどの説明を受けました。

 図書室については、古本市(リサイクル本放出)のやり方検討、SNSの活用、子ども達の居場所としての空間提供、読書ボランティアへの啓発・研修等、県と市町村の共働電子図書館の体験会の開催、B&G内郷土資料の整理、過去の生坂ニュースを館内で閲覧できるようにする、より周知の広がるイベントの以企画・運営、生坂村情報資産の保管、保育園・小中学校との連携→デジとしょ信州の利活用の相談などの説明を受けました。

 委員各位からのご意見、ご要望の概要については、
 中学生が村営バスの登下校に使える定期でなく50円の回数券を使うことについては、小学生もスクールバスでは帰らず50円の回数券を使っているので、公平性を考えて同様にしたこと。
図書室の調査依頼対応については、生坂村讃歌の楽譜が欲しいという依頼などに対応すること。
本の値上がりにより今までの内容を下げないようにして欲しいとの要望については、来年度の予算を増額したとともに、内容は維持するようにしたいこと。
本大好きの会は、高齢化により読み聞かせなどの世代交代をしたいので、ボランティアを募って欲しいこと。
休館日の学習閲覧机の開放については、夏休みなど長期休みの蔵書整理日の休館日の対応であること。
XだけでなくInstagramでも発信したいとのことで、生坂村公式LINEでの発信も加えては如何かなど、それぞれ新年度に対応できる案件と検討する案件があり、引き続き子ども達と親御さん達が児童館・生涯学習施設、B&G海洋センター、子育て支援センターで、楽しく勉強や運動、子育てができるように取り組んでいきたいと考えています。


 午後1時30分からの知恵の輪委員会は、私の挨拶で始まり、令和7年度版行事カレンダーについて、年度カレンダーの表紙、月別写真候補、行事予定、補助金一覧修正等について説明を受け、今月末までに表紙、写真、補助金内容等を校正するようにお願いしました。

 続いて、生坂村こども計画及び生坂村男女共同参画計画の策定について、担当係長から生坂村こども計画【素案】と第3次生坂村男女共同参画計画(案)の説明を受け協議し、明日までにアイデアの提案と内容や目標値の確認などを行うようにお願いしました。

 最後に、令和7年度「地域発 元気づくり支援金」の提出状況について、2月17日(月)に松本地域振興局に提出した村申請1事業、団体申請3事業の概要について説明を受け、今後採択をしていただくように調整していくとのことでした。


 午後3時からの令和6年度生坂村総合戦略策定審議会は、最初に私から、生坂村総合戦略策定審議会にご出席を頂きましてありがとうございます。この総合戦略の第2期は生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略という形で行ってまいりまして、このKPIの達成度を加味した中で、生坂村の村づくり計画と根幹であります第6次総合計画との整合性も考慮しまして、地方創生、生坂村の人口減少をどのように抑えるか、生坂村の各課題をどのように解決または方向付けをしていくかなどのために、戦略を立てるということであり、各部署で様々な協議をして頂いて、今回の審議会になったところでございます。

 石破内閣が発足をしまして、内閣の目玉として地方創生を強く進めるということも言われていまして、来年度はこの関係の交付金も増額している状況でございます。そういう中、生坂村としましても、第3期の創生総合戦略を策定して、それに沿って生坂村の課題を解決または方向付けをしていきたいと思いますので、今日は委員の皆さんには忌憚のないご意見を頂戴しまして、この総合戦略を実行可能な物にし、それによって5年度の生坂村が、しっかりと持続可能な村に結びつくように進めていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

 次に会長の選出では、会長に区長会長の瀧澤龍一さん、副会長を農業委員会長の腰原隆さんが選任されました。

 瀧澤会長から、ただ今紹介を頂きました、区長会長の瀧澤龍一でございます。宛職のようでございますが、私が会長という事ですが、私が区長会長を務めるのはこの3月いっぱいということで、またすぐに次の会長にお願いするような形になるかと思います。この総合戦略は、2015年から最初に始まったということがありますが、この時私は議員という立場で審議会に携わっております。この総合戦略が3期目に入るという事ですが、2期目の評価を行いそれに対して色んな社会情勢とかが変わっている中で、見直しをしながら新しい方針を立てているという事で、是非、皆さんから忌憚のない意見を出して頂いて、より良いものにして頂ければと思いますので、よろしくお願いしますなどの挨拶をいただきました。

協議事項
1.第3期生坂村創生総合戦略(仮称)の策定について
第3期生坂村創生総合戦略(仮称)の第1章 戦略の背景と目的、第2章 戦略の目標とマネージメント、第3章 施策の展開の概要で、地域の特性に応じた、雇用・就業の創出。村からの人口流失を抑制し、移住・定住を図る。結婚・出産・子育ての環境を整える。安心でやさしい暮らしをつくり、守ります。の各テーマについての内容及び第2期の戦略の評価・検証について説明がありました。

主な質問とその回答の概要について
・デジタル田園都市構想の内容について質問があり、デジタル分野やデジタルに特化したものではなく。総合戦略などの幅広い分野を示していると説明がありました。
・今後のスケジュールについて質問があり、この審議会で協議頂いた内容を考慮して定めていく。2月下旬からパブリックコメントを行い議会に説明して令和7年度から進めていくと説明しました。

主な意見の概要について
・農林業の発展として6次産業について加えてらどうか。
・デジタル田園都市構想に関連するか分からないが、社協で現在スマホ教室を行っている。
・地域計画が策定された。これは毎年見直しをしていくので、農林業の発展に地域計画の見直しについて加えて欲しい。
・防災体制の整備に南海トラフ地震の対策について加えたらどうか。
・健康づくり対策に新型コロナウイルス等の感染対策を加えたらどうか。
・第2期の検証の中で婚活支援の評価が低いので、3期計画の中で結婚支援として、婚活イベント等を加えたらどうか。
・出会いの場を作る取り組みを行う様に加えたらどうか。
・新しい働き方について考えて行けばどうか。
以上の意見があり、この意見について、事務局と担当部署で検討する事になりました。

2.その他
第3期創生総合戦略(仮称)の名称について、第6次総合計画に合わせ、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」にしたいと説明があり、委員の方から同意を頂きました。また、今回の総合戦略を基にして地域計画を策定し、企業版ふるさと納税を行う様に取り組んでいきたいと説明がありました。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝日が雲を通して差し出した昭津上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でこぐまちゃん学級(ホーボーズ)、小学校で図書館の本返却締切、中学校で前期入試発表・特:2年数3年理Be国1年生:2校時SOS出し方教育、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部、消防団分団長会議などが行われました。

やまなみ荘定例会&脱炭素事業打合せ&上生坂上空からの風景

2025年02月18日 | 生坂村の会議
 2月18日(火)は雲が広がって、スッキリしない空で、昼間も真冬のような寒さでした。
 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、1月の利用状況は、前年度と比べて宿泊と宴会は微増となり、宿泊と食堂の料理と飲物が激減し、燃料費、光熱水費等も増額しましたので、単月では昨年度より赤字幅がかなり大きくなりました。
 令和5年度対比収入は90.2%、支出は103.9%、令和元年度対比収入は80.8%、支出は113.0%となり、引き続き赤字幅が大きくなり厳しい運営状況でした。

△▽ やまなみ荘の2月用のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 1月のフェア(途中経過)については、あったかフェア グラタン42食、鍋焼きうどん50食、ポトフ&ガーリックトースト21食、土用丑うな丼85食などの報告を受けました。
 2月のフェア(途中経過)については、あんかけフェア 焼きそば61食、麻婆丼15食、おからメンチ25食、大根と魚のアラ煮29食、うな丼20食、恵方巻レギュラー30本、ハーフ18本などの報告がありました。

 3月用の全戸配布については、海鮮丼フェア、各種折詰・弁当、ゆったり・地酒P、春の美食会席・宿泊パック、みかん湯などをお知らせすることになりました。
 主な協議内容の概要は、宿泊と食堂(料理・飲物)の3割以上売上減の原因については、天気が悪かったことや一泊朝食というお客様が多かったことなどで、燃料代の内、お風呂のガス代が約60万円で、漏水による光熱水費の増額は5万円ほどであり、今後気を付けること、2月の予約状況について、昨年より少し多い状況と飲み放題の利用状況、翌週開催の運営委員会に諮る営業カレンダーと値上げ案の内容についても協議をしました。

 振興課長より相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プログラムは、24日(月)から行い、やまなみ荘ではスイーツ作りの体験、相模女子大学地域協働活動10周年記念式典などを行うこと、物価高騰対策生活応援商品券の対応要請、3月16日(日)におじさま倶楽部をお願いしてのそば打ち体験の開催などの報告をしました。

 最後に、今回の恵方巻きなど新しい試みを始め、今後も無理の無い範囲で、今の時代に合うものに来年度は取り組めば如何か、道の駅いくさかの郷は閑散期ですが、白馬はインバウンドで宿泊費が高く大町温泉郷まで予約が取れない状況で、白馬の道の駅は、夜になるとキャンピングカーで駐車場がいっぱいなるとのことで、キャンピングカーなどが、旅館やホテルで車中泊ができる「湯YOUパーク」に登録すれば如何か、やまなみ荘でしか食べられない料理など、やまなみ荘の利用増の研究をすること、麻績・筑北と連動して新たな価値を生み出すことなど改修以降に取り組みたいこと、お客様の利用料で運営するのが基本で、お客様が楽しく過ごせるように、おもてなしの心で接待することなども話し合いました。


 午後1時30分からの脱炭素事業打合せは、公用車EVカーシェアリングの運用、公用車利用時のEV充電器の運用、EV充電器の最新の工程、令和7年度の省エネ機器・木質バイオマスストーブ補助、龍と子2月号について協議をし、翌週のゼロカーボン推進プロジェクト会議に諮ることにし、電力小売の認可状況、中部電力とのマイクログリット関係の打合せ内容、小水力発電事業の進捗状況と今後の予定などの説明を受けました。
上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝日が差し始めた上生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で1年生:3校時性教育・1,2年合同体育スライド、児童館でマラソンクラブ、4班の皆さんの元気塾などが行われました。


簡易水道有収率対策プロジェクト会議&万平集落上空からの風景

2025年02月17日 | 生坂村の会議
 2月17日(月)は日差しが届いても、昨日より気温が下がり、朝よりも夜の方が冷えました。
 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、前回会議からの対応状況として、小舟配水池下の送水管埋戻工事、大岩の給水管移設工事PEΦ20、袖山消火栓の不具合確認(総務課対応)、上生坂第一配水池管内の夜間漏水調査、やまなみ荘の二次側漏水確認などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月1月は有収率が73.63%となり、漏水があって有収率が下がりましたが、まだ高い有収率を維持しており担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 主な協議内容の概要は、やまなみ荘の一次側の夜間漏水調査の予定について、止水弁のまるはちからやまなみ荘間での漏水が疑わしく、その間の仕切弁の修理をしてから、距離200mほどなので、担当で調査をすること、やまなみ荘内でも漏水があったので、不凍栓の修理ややまなみ荘内のトイレのレバー等の故障に注意を払っていただく様にお願いすること、健康管理センターでは、トイレのタンク内のボールが劣化していて変えたので、その点も調べてみるべきであることなどの協議をしました。

 また、避難所の上水道の耐震化計画は、建物が耐震化されている施設について、今後概ね20年間で耐震化を完了することを目指し、この内令和7年度から令和11年度の5年間では、特に規模の大きい避難所等(14施設)に接続する上水道管路等の耐震化を実施することを目標として計画を立てたこと、南平地区の説明会では、条例の添った内容説明で、今後の設計予定、自己負担の見込み等の擦り合わせをしたいことなどを協議し、今後も簡易水道有収率対策プロジェクト会議でそれぞれの案件に対してしっかり検討協議をしてまいります。

 午後1時30分からは、塩尻市保健福祉センターにおいて、松塩筑木曽老人福祉施設組合議会2月定例会が開催され、副管理者として出席しました。
 提出議案は、議案第1号 松塩筑木曽老人福祉施設組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第2号 令和7年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計予算、第3号 令和6年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計補正予算(第2号)について説明し承認され、報告第1号 管理者の専決処分事項の指定に係る報告について説明し了承していただきました。

 続いて議会全員協議会が開催され、松塩筑木曽老人福祉施設組合規約検討会議について、令和7年度組合スケジュールについて、令和7年度松塩筑木曽老人福祉施設組合予定表について、施設の運営状況について説明し協議しました。

万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた万平集落上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で誕生会(1,2,3月以上児)、小学校で縦割り清掃(~21日)、中学校で3年模擬テスト(通常スライド)、子育て支援センターでことばの発達相談、スマホ予備校、筑北三村地域自立支援協議会共生部会、地域農業振興等功績者表彰祝賀会などが行われました。


最適土地利用総合対策事業視察研修二日目&下生坂上空からの風景

2025年02月16日 | 生坂村の取組
 2月16日(日)の午前中は雲が多くても、天気は段々と回復して日差しが届くようになり、日なたでは暖かく感じられました。

 最適土地利用総合対策事業視察研修二日目は、午前8時30分にホテルを出発し、神奈川県相模原市緑区牧野の「農業生産法人 藤野倶楽部」と「一般社団法人 藤野エリアマネジメント」に伺いました。

 農業生産法人 藤野倶楽部は、都心から約1時間の癒しの里山「旧藤野町(現相模原市緑区)」にあります。
 一般社団法人 藤野エリアマネジメントの代表理事 中村賢一氏と、農業生産法人 藤野倶楽部の代表取締役 桑原敏勝氏のお二人に我々の視察の対応をしていただきました。

 最初に桑原社長から、自社で栽培した野菜を生かした直営の農園レストラン「百笑の台所」や、オーガニックの自然食品コーナー、宿泊施設、テニスコートなどの施設を見せていただきながら、施設は殆どが手作りであって、その利用内容や利用状況が好調であるなどの説明をしていただきました。

 続いて、今回の視察をお勧めいただいた鈴木さんの進行で、桑原さんの歓迎の挨拶をいただいた後、私から、我々の視察に対応してくださったことに御礼を申し上げ、生坂村は、基幹産業は農業で新規就農者が20組以上移住し、ぶどう栽培を90%以上担っていただいて順調ですが、先祖から受け継いだ田畑は、農業従事者の高齢化や担い手不足などの課題があり、今後5~10年後の農業について地域計画を策定中であり、今回の視察で課題解決や方向性を見出す参考にしたいと思っていますなどの挨拶をさせていただきました。


 次に、一般社団法人 藤野エリアマネジメント 代表理事 中村賢一氏から、旧藤野町の状況として、2007年に相模原市に合併して19番目の政令指定都市になったが、藤野の人口は、合併時11,500人から8,000人を切ってしまい、移住者は総人口の70%ほどになり、55の小集落の内、半数以上が限界集落となってしまった。

 一方、中央東線藤野駅と中央自動車道を利用して首都圏とおよそ1時間で結ばれる便利な場所であり、日本で初めての多目的ダム「相模湖」を有し、横浜市等の水がめであることで、殆どが保安林となっていて土地利用規制が厳しく、豊かな自然が今も残されていました。

 旧藤野町の最大のピンチは1970年代にバブル景気を背景に、残土処分場に急激な住宅開発が進みベッドタウン化により、移住者は多くがサラリーマンであり、非積極的な移住者が集まって来たのがピンチであって、やがて1986年に「ふるさと芸術村構想」ができたとのことです。

 藤野地区は、第二次世界大戦のさなか「藤田嗣治」「猪熊源一郎」「荻須高徳」「中西利夫」「脇田和」「佐藤敬」など世界的に著名な洋画家が疎開した村で、後に「ふるさと芸術村構想」が生まれる大きな要因の一つとなりました。現在、「藤野ふるさと芸術村構想」が提唱されてから40年近くになり、その間に藤野は「芸術のまち」と呼ばれるようになって、多くの芸術家(300人以上)が移り住み、多種多様で自由なカルチャーへ発展してきたとのことでした。

 15年ほど前に芸術家等の移住者中心の有志メンバーが集まり、地域通貨「よろづ屋」をスタートし、現在も有志によるボランティアで運営されていて、高齢者が多い地域であることも意識し、あえてアナログな方式にして、約400世帯の800人ほどが利用していて、その取組に大学生が研修に来ているとのことでした。

 また、「芸術としての教育」「自由への教育」を行う全日制の私立小・中・高一貫校「シュタイナー学園」があり、ひとりひとりの子どもの育ちを注意深くみつめながら、きめ細やかな教育を行っていて、毎年25名ほどの新入生があり、構造改革特区という国の規制緩和の制度により学習指導要領の弾力化が認められ、シュタイナー教育独自のカリキュラムを用いた学校教育を行っていて、6割ほどが定住しているとのことです。

 農業生産法人 藤野倶楽部の代表取締役 桑原敏勝氏からは、アメリカでの経験や歯科技工会社、株式会社アイディシー設立し、代表取締役に就任して、日本歯科技工士協会理事長にも就任され、日中の交流や歯科技工士の社会地位の向上に努めた後、2008年藤野にて農作物の生産を開始し、2011年農業法人藤野倶楽部を設立して代表取締役に就任されました。

 農業法人藤野倶楽部は、農園レストラン、BBQが楽しめ、古民家、キャンピングカー、グランピング、ゲルなどの宿泊施設などもある農業体験施設で、会員制の体験型農園「安心農園」の営業は、無農薬、有機栽培により農業を理解して欲しいとのことでも、栽培は難しいので体験してから契約されているとのことで、時期に合わせて企業による収穫体験や味噌作り、縄文時代や江戸時代の料理体験なども行っていました。

 昼食は、「百笑の台所」自慢の「参鶏湯」と、高圧をかけた独特の製法でもっちり炊き上げた酵素玄米ごはんを皆で食べながら、引き続き話も聞かせていただきました。

 「参鶏湯」は、国産の丸鶏のおなかに高麗人参、オウギ、もち米、にんにくなどを詰め、じっくりと煮込んだ、韓国伝統の高級薬膳スープで、疲労回復、滋養強壮、体力回復、血行促進、美容、デトックスなど、美容と健康にとてもよい効果があり、本場韓国では夏に食べる習慣があって、日本でいう「うなぎ」のような滋養強壮メニューとして親しまれているとのことです。

 昼食後は、築150年以上経つ古民家をフルリノベーションした建物の「柚子の家」を視察させていただきました。

 「百笑の台所」より緑豊かな山奥に佇む柚子の家は、伝統的な民家建築の手法で建てられた古民家で、板張りの床と太い木の梁で構成され、中央の部屋には昔ながらの囲炉裏がありました。藤野地区の閑静な集落の高台に建つ家で、周囲を農園や柚子の木に囲まれていることから「柚子の家」と名付けられ、周辺を豊かな緑に囲まれ、澄み切った空気でくつろげる宿泊施設として来訪者が滞在できるようにリノベーションされました。


 施設内は元の構造の本格的な雰囲気と設備の整ったキッチン、モダンなバスルーム、各部屋のエアコンなどのモダンな快適さが組み合わされていて、広々とした家内は16名までの利用可能で、広い2階はグループミーティングやワークショップなどにご利用いただけます。ダイニングルームでは、お客様が囲炉裏の燃える石炭の上で調理された新鮮な地元の食材を食べながら、この伝統的な共同の雰囲気を体験できるとのことです。


 代表理事 中村賢一氏と代表取締役 桑原敏勝氏のお二人には、お忙しい中、親切丁寧にご説明をいただきありがとうございました。
 相模原市に合併して政令指定都市になった旧藤野町のために、お二人をはじめ芸術家など、様々な人材が主体的に創る個性的で多様な暮らしとコミュニティーのあり方を学び、行政への依存体質から自立してきた活動に感心いたしました。


 最後は、山梨県笛吹市一宮町にある「里の駅 いちのみや」を視察しました。
「里の駅 いちのみや」は、県下最大の規模で山梨県の特産品を販売していて、地元特産の野菜・果物・ワイン・お土産など多数取り扱っていました。

 地元特産の野菜や果物の他にも全国から季節の農産物を仕入れていて、お食事の食材の購入や、自社パン工房での焼きたてのパンもあり、スーパー的な雰囲気を感じました。

 店先のコーナー販売では、野菜、きのこ、フルーツ、花野菜の種、地元米、漬物、瓶詰、ジャム、はちみつ、お茶などがお値打ちで販売していていました。

 お土産品コーナー県内最大級の売り場面積で、山梨のものなら何でも揃うとのことで、地酒や勝沼産ワインも充実していて、私はおすすめの里の駅オリジナルワインをお土産に購入しました。


 二日間の最適土地利用総合対策事業視察研修は、藤野エリアマネジメントと農業生産法人 藤野倶楽部の素晴らしい取組に感銘しましたし、「里の駅 いちのみや」は、道の駅とスーパーの要素がミックスした店舗で勉強になりました。
 それぞれ関係の皆さんのご対応、ご協力により有意義な視察研修になりましたことに感謝を申し上げます。

下生坂上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影した雲が多めの下生坂上空から撮影した風景です。


 その他生坂村では、スキー・スノーボード教室などが行われました。



最適土地利用総合対策事業視察研修&日岐と小舟上空からの風景

2025年02月15日 | 生坂村の取組
 2月15日(土)は晴れて穏やかな空になり、日向では暖かく感じられました。
 今回の最適土地利用総合対策事業視察研修は、生坂村を午前8時頃出発して、山梨県と神奈川県方面に向かいました。

 最初に、山梨県南都留郡道志村にある「道の駅どうし」の視察を行いました。
 「道の駅どうし」は、国道413号沿いに建つ道志村の情報発信拠点であり、観光、イベント、特産品など村内の様々な情報を手軽に得ることができる道の駅でした。

 また、村で採れた新鮮な素材を中心に使ったオリジナル料理が味わえるレストラン「手づくりキッチン」や特産品直売所もあり、道志村の魅力が一堂に会していて、土曜日でしたので都内や横浜の方から家族連れやライダーで賑わっていました。




 店内の一角を生産物直売所として、日本有数の生産出荷を誇るクレソンをはじめ、地元農家の朝採り野菜や山菜、川魚、漬物、七里味噌、さしみこんにゃく、木工品や花卉など特産品が勢揃いし、この道の駅でなければ手に入らない品物を多数お取り扱っていて、道志村村内の観光に関わる情報、道志村近隣の情報も提供していました。


 施設内のレストラン「手づくりキッチン」では、クレソンを生かしたメニューなど、村で収穫されたばかりの素材を使用した創作料理も楽しめるとのことです。
 地元の主婦らが手作りした道志の旬が味わえる場所で、クレソンケーキやクレソンジュースの他、ソフトクリームやコーヒーなどカフェメニューも充実していました。
 私は、香ばしく焼いた鮎を炊き込んだ「鮎飯」を食べました。450円とお値打ちですから、量は少なめでしたが美味しく頂戴しました。



 次に、神奈川県愛甲郡清川村にある「道の駅清川」の視察をしました。


 「道の駅清川」は、平成27年11月に開所し、清川村の特産である清川茶や丹沢味噌、清川恵水ポークなどの人気商品も多く取り揃えていて、手作りのぼたもちや漬物なども人気があります。


 中でも清川村の豊かな自然の中で育まれた新鮮な野菜がとても人気があるとのことで、他にも野菜に合うドレッシングやお土産品など所狭しと並んでいて、品揃えが豊富でした。


 2階にある恵水キッチンでは、清川恵水ポークを使った豚丼と季節の恵水サンデーが人気で、豚丼は恵水ポークの肉の旨味、柔らかさ、脂身のさっぱりとした甘みが感じられ、季節の恵水サンデーは、旬の食材を使った手作りジャムを使ったサンデーで、ゆずや甘夏、梅など訪れる度に旬のデザートが楽しめ、ここでしか味わえない料理ばかりとのことです。


 初日の最後は、海上保安資料館横浜館を視察しました。

 日本の周辺海域の現状と、海上警備の重要性を学べる資料館で入場は無料でした。館内には、海上保安庁の業務や巡視船艇・航空機を紹介したパネルの展示と、平成13年(2001年)12月22日に発生した、九州南西海域工作船事件において、「自爆・沈没した工作船、小型舟艇、武器」等を水深90mの海底から引き揚げ、保存・展示してありました。


 九州南西海域における工作船事件の概要は、平成13年12月22日、海上保安庁は九州南西海域における不審船情報を防衛庁から入手し、直ちに巡視船・航空機を急行させ同船を捕捉すべく追尾を開始しました。
 同船は巡視船・航空機による度重なる停船命令を無視し、ジグザグ航行をするなどして逃走を続けたため、射撃警告の後、20ミリ機関砲による上空・海面への威嚇射撃及び威嚇のための船体射撃を行いました。
 しかしながら、同船は引き続き逃走し、巡視船に対し自動小銃、ロケットランチャーによる攻撃を行ったため、巡視船による正当防衛射撃を実施し、その後同船は自爆用爆発物によるものと思われる爆発を起こして沈没しました。

 海上保安庁の仕事は、海上の治安と安全の維持、環境保全、災害対応、海洋調査、海上交通の安全確保などとのことで、日本は海に囲まれていて、中国、ロシア、北朝鮮などと接していることから、海上の犯罪を取り締まる(麻薬や拳銃などの密輸入、密航者の流入を阻止するなど)、領海を警備する、国際機関との連携・協力などを行うことは重要であると感じました。

 本日視察した両道の駅の直売所や食堂は、それぞれの道の駅でなければ食することができないお料理や地元の名産品があり、それらを目当てに来られる方が多いと感じました。また、共通点は地元で採れた新鮮野菜を多く活用したり販売していることであり、オンリーワンの道の駅を目指すには、特色あるお料理や名産品、地元の農産物は欠かせないと改めて痛感しました。


日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、我が家からフライトさせ、朝霧と薄雲に覆われた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、女性のための人権なんでも相談所開設、道の駅いくさかの郷特産市、居場所みーつけた!、地域未来塾などが行われました。



令和7年度当初予算査定&第5回村づくり研究会&下生野上空からの風景

2025年02月14日 | 生坂村の会議
 2月14日(金)は晴れて青空の広がり、昼間は昨日よりもチョコっと気温が上がり、日差しが暖かく感じられました。

 午前10時40分からは、令和7年度当初予算の再査定を行いました。社会福祉協議会からは、令和6年度の決算見込みなどを説明いただき、来年度は副村長と連携して運営の立て直しをお願いしました。
 健康福祉課からは、健康応援隊の実施状況、今後の対応、帯状疱疹ワクチン接種内容などについて説明を受け、査定を行い当初予算をほぼまとめました。

 午後1時30分からの第5回村づくり研究会は私の挨拶で始まり、令和7年度から5年間の「いくさか村づくり計画」を、第6次総合計画との整合性、各部署で現状に合った内容と新年度の予定、文章の確認等をしていただき修正箇所を中心に校正をしました。

 変更箇所があった部署が殆どでしたので、今回の指摘箇所を再度各部署で確認をしていただき、26日(水)までに村づくり推進室に提出し、次回の村づくり研究会でそれぞれに修正した箇所を再度校正することにしました。3月定例議会前で大変忙しい中ですがよろしく対応をお願いいたします。



下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、気持ち良い青空が広がった下生野上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で全校参観日⑤・中学説明会、ピラティス教室、松本合同庁舎移動販売、3班の皆さんの元気塾、JA年金感謝デーなどが行われました。


長野県町村会第40回定期総会&道の駅いくさかの郷定例会&大日向の風景

2025年02月14日 | 生坂村の会議
 2月13日(木)は午前に雪や雨が降りましたが、次第に回復し、気温は右肩下がりで寒い陽気でした。

 午前10時30分から、長野県自治会館で長野県町村会第40回定期総会が開催されました。
 長野県町村会長の羽田長和町長が石破首相は、先月24日に召集された第217回通常国会における施政方針演説の中で、「令和の日本列島改造」と称し、地方創生を最重要施策として、政府一丸となって 推し進める考えを示されました。
 具体策として5本の柱が示されましたが、この中で、若者や女性にも選ばれる地方づくりとして、関係人口に着目した2拠点活動の支援や、国の職員が課題を抱える市町村に寄り添って、顔が見え、熱が伝わる伴奏支援の枠組みを新たに 作ることなどが盛り込まれております。

 我々町村長は、日々、持続可能な社会の実現、住民の 暮らしの向上を目指し、子ども・子育て支援の強化や、 福祉・医療サービスの充実、頻発・激甚化する自然災害対策など、地域の実情に応じて積極的かつ継続的に施策を講じてまいりました。
 しかしながら、県内のほとんどの町村においては、急速に人口が減少しており、農林業をはじめとする地域産業の 担い手の高齢化や後継者不足がますます深刻化しております。とりわけ、中山間地域においては、我が国における食料の安定供給や国土の保全といった、人々の生活や生命に直結する大変重要な役割を果たしており、これら地域の維持・ 存続、活性化が、人口減少に対応した地方創生を進める基盤となるものと存じます。
 石破内閣においては関連施策を力強く推し進め、地方行政への実効性のある支援制度等、適切な措置を講じていただくよう、地方から声を発信してまいる所存であります。

 さらに、昨年の長野県内の人口減少幅が過去最大であったことが、先月、発表されました。県が、今月5日に決定した令和7年度当初予算案では、 町村会でも昨年末に参画した、人口減少に対する「信州未来共創戦略」の具体化に取り組むとされています。
 人口流出に歯止めをかけ、特に若者や女性から選ばれ 「社会増」に繋がるよう、県とともに、我々町村も一体となって取り組んでまいりたいと存じますので、町村長の皆様には引き続きご尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 来年度の県予算に関しては、このほか、生活に直結する 地域公共交通ネットワークの構築や、「地震災害死ゼロの 実現」に向けた地震防災対策強化など、町村が直面する重要課題に対処するものとなっております。
 町村会といたしましても、引き続き県や関係機関との連携強化を図りながら、各町村が抱える諸課題の解決に向け、 一層取り組んでまいる所存でありますなどと挨拶をされました。

 全国町村会自治功労者表彰伝達では、下條村長 金田憲治様、天龍村長 永嶺誠一様、南木曽町長 向井裕明様が表彰されました。


 受章された3人を代表して、町村長歴が一番長い向井町長が、思い起こしますと今から10年ほど前に、この自治会館に町長となって初めて来て、そして皆さん方に紹介をされ、挨拶をさせていただいたのが昨日のことのように思い出されてきます。あれから10年近くの時間が経った訳ではございますが、その間にはどの町、どの村もそうであるように、人口減少問題に対応するための様々な課題への対応、そしてコロナ禍という未曾有の出来事がありました。そういう中でも何とかここまで来られたのも、地域の住民の皆様方のご理解、そしてここにいらっしゃる同僚の皆様方のご指導の賜だと思っております。今後とも誠心誠意、地方自治の振興のために、町村の発展のために努力をしていく所存でございますので、変わらぬご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げますなどの謝辞を述べられました。

 次に議事は、令和7年度長野県町村会事業計画(案)、一般会計歳入歳出予算(案)、特別会計最終歳出予算(案)、全国町村職員生活協同組合長野県支部最終歳出予算(案)を提出し、各議案が原案の通り承認され、令和6年度国・県に対する提案・要望結果を報告していただきました。


 定期総会後の長野県の施策説明は、企画振興部 総合政策課から、私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議」への参加のお願いについて、県民文化部 こども・家庭課から、保育士確保対策の推進について、子ども・子育て応援市町村交付金の積極的な活用について、観光スポーツ部 山岳高原観光課から、長野県宿泊税(仮称)の検討状況について説明を受けました。

 続いて、産業労働部 営業局から、銀座NAGANOの活用について、危機管理部 消防課から、市町村新型インフルエンザ等対策行動計画の改定について、危機管理部 危機管理防災課から、地震防災対策の推進について、健康福祉部 障がい者支援課から、障がい者アート作品レンタル事業について、障がい者就労施設等からの優先調達の推進について説明を受けました。

 昼食後同自治会館で、中信地域町村交通災害共済事務組合議会定例会が開催され、提出した令和6年度中信地域町村交通災害共済事務組合事業会計補正予算(第1号)、令和7年度中信地域町村交通災害共済事務組合事業会計予算、監査委員の選任を協議し、原案通り承認し、議長と副議長の選挙は議長の指名推薦で議決され、令和7年度の新体制が決まりました。

 
 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、忙しい中会議のご出席ありがとうございます。資料にある通り、今年に入ってから道の駅いくさかの郷直売所の売り上げが若干落ちておりますが、ここから巻き返しをしていかなければいけないと思っているところです。かあさん家は、1月の休みが1日多かったのですが、食堂と灰焼きおやきの売上が良く昨年よりも伸びていて良い傾向だと感じております。

 今月の終わりには生坂村物価高騰対策生活応援商品券を全村民に1万円分お配りする事になっていますので、その効果も出て、売り上げが伸びてくれる事を願うところです。また、皆さんから色々とお知恵を貸して頂きながら、いくさかの郷が順調に運営できればと思いますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
  • かあさん家実績について
 1月の売上額と来客者数は、食堂が1,040,193円で来店者数が1137人、おやき販売が1,343,310円で来店者数1151人、直売所の売り上げが1,519,080円で合計が3,902,583円となり、昨年度に比較して82,594円の増となった。1月と2月は閑散期であるが、食堂は売上及び来客者が増えている。おやきも売上及び来客者も伸びている。また、冷凍にしたお焼きも売れている。どうしても、雪が降るとお客様は少ないが、天気が良いとお客様が増えている状況と説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・材料の価格が高騰しているが、かあさん家の値上げはどうするか質問があり、今年度当初に値上げしているため、来年度は値上げせず行っていきたいと説明がありました。
・切り干し大根のおやきを考えればどうか意見があり、ネギやその他の野菜の具について検討していきたいと説明がありました。

  • 農林水産物直売所収支について
 12月の月別収支は、歳入が4,392,334円で歳出が4,335,435円で56,899円のプラスになった。12月も天候の影響で売り上げは伸びなかった。
 1月の売り上げは、4,141,386円で昨年度対比88.3%であった。集客数は4049人で前年度対比99.3%となった。雪の影響で売り上げは減っているが、道の駅の認知度は増しているように感じている。生産者組合の出荷は去年度同じで、仕入れ品、委託販売の売り上げが減っている。
 2月についても雪が降った日が6日あり、先週の土日も天候が悪く、県外者のお客様が減っている。国道19号で生坂村に来て頂けるような取り組みを考えて行きたい。また、昨年に比較して生活応援商品券の発行が影響し、売り上げが減っている。閑散期対策として品揃えを検討していきたいと説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・キャベツの売り上げが伸びているので、栽培数を増やして行けないか質問があり、生産者にお願いしてキャベツの栽培を増やすように対応していきたいと説明がありました。

その他
 3月の営業カレンダー、2025年4月以降の店舗企画、4月からの送迎の検討、年間営業日程について説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・かあさん家のお彼岸セールを3月22日(土)に計画していると説明がありました。
・村内利用者の送迎について検討の結果、4月から火曜日と木曜日の送迎を止めて、水曜日に村内全区を対象に行う。また、新たに村内全区を対象に第3土曜日の特産市に送迎を行う様にもなりました。


大日向の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、急に霰が降り出した中、犀川対岸から大日向の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で金管練習・イクサカラットリンタイム、中学校で1,2年合同体育スライド、児童館で子ども工房、子育て支援センターで1~3月生まれ誕生会、小川村議会視察、食改ダンス講座・三役会などが行われました。



令和7年度当初予算査定&小舟上空からの風景

2025年02月12日 | 生坂村の会議
 2月12日(水)は天気が下り坂で、夕方以降は雨が降ったり止んだりでした。

 午前9時からの令和7年度当初予算査定は、健康福祉課関係の衛生費 保健衛生費(保健衛生総務費・伝染病予防費・成人病予防費)の説明を受け査定をしました。

 次に、社会福祉協議会関係の予算査定を行い、鈴木事務局長から、民間の社会福祉法人として、コストを意識し、健全運営に努める。地域福祉ニーズの把握に努め、誰一人取り残さない重層的な支援により解決を図る、良質な介護保険・障がい者総合支援サービスの提供に努める。圏域内社協とも連携し、業務の効率化と職員資質向上を目指す、BCP運用を基に、特に感染症予防対策を徹底し、安心・安全な施設運営に努めることなどの全体方針の説明を受けました。

 続いて藤原会長から、福祉活動専門員補助金の増額、公益法人運営費補助、社協に対する運営費補助の状況と今後の対応などの説明をしていただきました。

 財政係から令和7年度当初予算査定の今までの査定内容について説明を受けた後、各部署にお願いしてあった再査定を行いました。


 振興課関係、村づくり推進室関係、住民課関係、総務課関係、教育委員会関係とそれぞれ説明を受け、査定を行いましてほぼ固まってきました。 


小舟集落上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた小舟集落上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で卒園記念撮影(以上児)、中学校で公立前期選抜入試②・清掃・学活5校時、児童館でえいごであそぼ、ノーマイカーデー、全国瞬時警報システム(Jアラート)全国一斉情報伝達訓練、いくさか大好き隊員面談などが行われました。




令和7年度当初予算査定&下生野上空からの風景

2025年02月11日 | 生坂村の会議
 2月11日(火)は日差しが届いてお出かけ日和で、朝晩は冷え込み、昼間もこの時期らしい寒さとなりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、少し雨がパラついていた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 本日の建国記念の日は、毎朝恒例の撮影と発信を済ませ、午前10時からは、村づくり推進室関係の脱炭素事業の事務局サポート業務、地域振興費、地域プロデュース業務、オフグリットハウスの今後の方針、令和7年度 地域発 元気づくり支援金事業、第2のふるさとづくりプロジェクト事業などについて説明を受け協議をしました。

 今年度の脱炭素関連の事業の進捗状況については、広報いくさか、龍と子等でお知らせしてきましたし、観光庁にお認めいただきました「第2のふるさとづくりプロジェクト事業」では、「旅するいきもの大学校!」として6回の講座を開講して、1月11日(土)は最終回として修了式を行いました。

 本講座は、雲根地区を会場に、立教大学 奇二准教授による村に生息する生物の学びと村の自然や魅力に触れていただく機会を通じて、関係人口の増加を目指してきまして、参加登録いただきました受講生に生坂村自然研究員の証明証を授与し、今後、活動いただけることを期待するところです。

 また、同じく雲根を中心としたフィールドで実施しました、県の地域発 元気づくり支援金を活用しました「いくさか創造の森プロジェクト」は、松本山雅と参加者による地域の新たな楽しみ方を実践します3回の部活動形式のイベントとして開催し、野外でのパブリックビューイングやアウトドアサウナなど、新たなアクティビティは、内部で検証の上、雲根地区や観光での今後の事業のプログラムとして検討してまいります。


 来年度も脱炭素関連の事業の進捗状況について、広報いくさか、龍と子等でお知らせして、村民の皆さんのご理解とご支援をいただいてまいりたいと考えております。


令和7年度当初予算査定&上生坂上空からの風景

2025年02月10日 | 生坂村の会議
 2月10日(月)は晴れて日差しが届き、朝晩は冷え込み、昼間もこの時期らしい寒さでした。

 午前9時からの令和7年度当初予算査定は、教育委員会関係の民生費 児童福祉費 (児童福祉総務費・子育て支援事業費)、小学校費 (学校管理費・教育振興費・人権教育費)、中学校費 (学校管理費・教育振興費・人権教育費)、社会教育委員会費、社会教育総務費、公民館費、文化財保護委員会費の説明を受け査定をしました。

 新年度の新しい事業の提案等については、こども家庭センター設置、子育て世帯負担の軽減、支援、授業の質の向上、教員の働き方改革の推進、小中一貫教育(ikusaka学)の推進、学級支援員の配置、設備・備品の整備、部活動の質の向上、支援員配置、公民館講座・教室、競技会・発表会激励会、歴史文化遺産「一星亭」保存方法の推進、村指定文化財の保存・継承、五社宮舞保存活動、いくさか健康スポーツフェスティバル(いくスポ)の開催、イクラン2025松本山雅FCの開催、スポーツ施設の維持管理などの説明を受け協議しました。

 午後1時からの新年度予算査定は、健康福祉課関係の介護保険特別会計、国民健康保険特別会計、民生費の社会福祉費(社会福祉総務費・老人福祉費・災害救助費・国民健康保険事務費)などの説明を受け査定を行いました。

 新年度は、民生児童委員一斉改選、障害者自立支援システム改修委託料、障害者自立支援サービス費、子どもの医療費助成の拡充などの説明を受け協議しました。

 続いて、議会費、総務費(監査委員費)、選挙費(選挙管理委員会費、選挙啓発費、参議院議員選挙費、村議会議員一般選挙費)の説明を受け協議をして、丸一日の査定は終了しました。


上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、薄雲を通して朝日が差してきた上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で身体測定(高)、中学校で公立前期選抜入試①・3校時1,2年3校合同保健授業(Zoom)、やまなみ荘村内無料入浴日、建設業組合新年会などが行われました。