信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

北海道標津町交流事業打合せ 2日目

2016年01月23日 | 私の活動報告
▽ 北海道標津町のしべつ「海の公園」から、朝食後に撮影した国後島や標津町の風景です。








 22日(金)は、本間商工観光課長さんと農村開発企画委員会の鈴木部長さんにご紹介をいただきました、標津町観光協会 千葉会長さん、標津町旅館組合 成田組合長さん、標津町商工会 林事務局長さん、標津漁業協同組合 高橋課長さん、標津町農業協同組合 高橋部長さん、標津町観光ガイド協会 川畑会長さんと、両町村の現状と今後の交流等について話し合いをさせていただきました。

▽ 農村開発企画委員会の鈴木部長さんの進行でそれぞれの組織の会長さん等と話し合いをしているところです。




 標津町の農協関係では、酪農が99%を占めていて、2万頭の牛の殆どが生乳を搾るための乳牛を飼育され、近年は6次産業化として「しべつ牛乳やアイスクリーム」を製造販売しているとのことです。会議でしべつ牛乳をいただきましたが、とても濃厚で美味しい牛乳でした。
 漁協関係では、鮭が多い時には18,000t程の漁獲高があったそうですが、近年では3分の1から4分の1まで落ちてしまい、付加価値を付けるために、船上一本締めとして、鮮度の良い鮭の出荷に力を注いでいるとのことでした。
 その他にも、鮭飯寿司の商品化、商工会の青空市、標津町民祭り 水・キラリ、修学旅行で北方領土の学習、いくら造りやホタテの貝むき等の体験型観光などのお話を伺いました。


△ 漁協の直売所でやまなみ荘の食材を仕入れ、時には10数万匹もの鮭が水揚げされる標津漁港を視察しました。

 当村からは、巨峰・ナガノパープル等のぶどうや松茸等のきのこなどの山の幸、美味しいお米、味噌等と標津町の海産物をコラボしたお料理の研究や、赤とんぼフェスティバルやそば祭りなどのイベント参加による標津町の発信などの提案をさせていただきました。
 今後は時期を調整し、人・観光・物産の相互の交流を進めながら、子供達の交流まで広げていきたいお話になり、とても実のある話し合いができました。


△ 北方領土館の展示内容の一部です。標津町から直線で、たった24Kmで国後島です。

 会議の後は漁協の直売所、標津漁港、北方領土館等を視察して、帰路に付きました。2日目は、本間商工観光課長さんをはじめそれぞれの組織の会長さん等にご対応をいただき御礼を申し上げます。
 今回の視察は、標津町の美味しい海産物やお料理に堪能しましたし、両町村にとって今後の友好と交流が図られる有意義な話し合いと研修ができましたことに感謝を申し上げます。

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