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下生野地区犀川堤防改修事業起工式

2024年06月30日 | 生坂村の報告
 6月30日(日)大安の午前11時から、国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所と犀川直轄改修期成同盟会の主催により、下生野地区犀川堤防改修事業の起工式が行われました。

  当村の下生野地区と小立野地区は、昭和58年9月の洪水時には、犀川の最大流量が観測史上最大で、数軒が床上浸水等の被害に見舞われてしまいました。また、最大流量が二番目の平成18年7月には、上流ダムの特例操作により越水を免れた経過がある地区です。

  当村としては過去の災害を教訓に、私が村長になってからまずは、小立野地区の弱小堤の嵩上げを第一に要望をしてきまして、平成26年1月6日に策定された「信濃川水系河川整備計画」に小立野地区堤防整備を盛り込んでいただき、平成29年1月に起工式を行い、順調に工事を進めていただき、令和3年7月には竣工式を行い、強固な堤防が完成したところです。

▽ 犀川直轄改修期成同盟会の地元幹事の生坂村役場振興課 眞島振興課長の司会進行で始まりました。

▽ 太田安曇野市長が主催者の犀川直轄改修期成同盟会の副会長として開会のことばを述べられました。

▽ 臥雲松本市長が主催者を代表されまして、犀川直轄改修期成同盟会の会長として挨拶を頂戴しました。

▽ 北陸地方整備局 遠藤局長から事業者を代表されまして、ご挨拶を頂戴しました。

▽ 生坂村を代表しまして私から、当村の犀川の日野橋から上流は国の直轄区間であり、松本市と安曇野市にお世話になりながら2市1村で「犀川直轄改修期成同盟会」を組織して、北陸地方整備局、国土交通省の関係部署と県選出国会議員の皆さんに要望活動をしてきまして、今回の下生野地区犀川堤防改修事業の起工式の運びとなりましたことに感謝を申し上げ、当事業が予定通り着実に整備が進みますことをお願いするなど、起工式に当たりましての御礼の挨拶をさせていただきました。

▽ 公私ともに大変お忙しい中ご臨席賜りました、務台衆議院議員、下条衆議院議員、中川衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、足立参議院議員から、それぞれの立場での祝辞を頂戴いたしました。






▽ 国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所 浅見所長から、堤防整備区間L=約800m、堤防高は約8m、拡幅約5mとなり、無堤区間の完成堤化により浸水被害の解消を実現するなどの当事業の説明をしていただきました。


 当下生野地区も令和2年度に事業着手になり、その時の千曲川河川事務所の所長が本日お越しいただきました木村河川部長であり、本日、当事業の起工式が行われましたことに対し、木村部長をはじめ関係の皆さん、当同盟会の皆さん、地権者や地元の皆さんに心から感謝を申し上げる次第です。

▽ 来賓各位、事業者、犀川直轄改修期成同盟会で、下生野地区犀川堤防改修事業が始まりますから、順調に工事が進み無事に竣工できますことなどを願って、「鍬入れ」を行いました。



 そして、令和2年7月豪雨と令和3年8月の大雨の時に、小立野地区は「避難指示」は発令せずに済みまして、堤防強化の効果を感じましたが、当下生野地区は二年連続で「避難指示」を発令した次第です。

 昨今の地球温暖化などの影響により、台風の大型化や線状降水帯の発生など、異常気象ともいえる状況が常態化している中、当村としては、流域治水の取組として、雨水貯留タンクの購入補助を行っていますし、今年度からは、下生野と小立野の両地区において、「田んぼダム」の取組も行っているところです。

 しかし、これまで以上に自然災害の発生が激甚化、頻発化する状況下でありますので、今回の下生野地区犀川堤防改修事業が、国会議員の先生方、北陸地方整備局 千曲川河川事務所など、関係の皆さんのご支援、ご尽力によりまして、予定通りに改修事業が進捗しますことをお願い申し上げます。

 本日は、何かとお忙しい中お越しをいただきました来賓各位、地権者と地元の皆さん、北陸地方整備局をはじめ関係各位に感謝を申し上げますとともに、当村の様々な式において、6名の国会議員の先生方、北陸地方整備局の遠藤局長、木村河川部長、長野県建設部の新田部長、江守河川課長、一般社団法人長野県建設業協会 深澤副会長など錚々たる方々にご参列賜ったことは初めてだと思いますし、私の高校時代の同級生が4名も一緒になったことも感慨深いものがありました。



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