筆者の所有するタンノイIIILZのエッジ並びにマグネットを補修が戻り
早速タンノイをIIILZを鳴らしてみたいのですが、
最近仕事が忙しく 慌ただしい中で聴くのも準備不足のため、梱包も解かず放置状態にしました。
久々の休日です、生憎天候は夜から雪模様の様子、
朝はゆっくりベットから出て熱い淹れたての珈琲を楽しんでます。
先日行った浜松には、チェンバロ・ブランシェが置いてあるそうで、是非次の機会には訪れて見たいものです。
フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世(F.E. Blanchet II, c.1730-1766)は、
代々フランス王朝に仕えた、鍵盤楽器製作の名家出身である。
父、ブランシェ1世は、当世最高のチェンバロ製作者であり、息子も優れた製作者であった。
チェンバロは、鍵盤を押すと他端に乗っているジャックと呼ばれる薄板状の部品が持ち上がり、
その側面に付けられた鳥の羽軸などで作られた爪状のもの(プレクトラム)が弦を下から上に弾いて音を出す。
1397年には、オーストリアのヘルマン・ポールによって発明されていたとされ、
その後イタリア、フランドル地方、フランス、イギリスへと伝わり、
チェンバロ文化はそれぞれの土地で個性豊かに花開いた。
鍵盤は1段や2段、足鍵盤付きのものなどがあり、大きさも音量も様々。
フランス語では「クラヴサン」、英語では「ハープシコード」と呼ぶ。
このブランシェ2世による1765年製の楽器は2段鍵盤で、弦は下鍵盤に2本(8フィートと4フィート)、
上鍵盤に1本(8フィート)張られている。4フィート弦は、オクターヴ上の音が出る、長さが半分の弦である。
上鍵盤を奥へスライドさせるマニュアル・カプラーという機構を使うと、
下鍵盤を演奏する際に上鍵盤も連動し、 2本または3本の弦を同時に鳴らすことができる。
またバフ・ストップと呼ばれる機能により、 弦に柔らかい物を触れさせて、
リュート音のような効果を出すことができる。 外観は実に豪華で、音色は軽やか且つ華やか。
ケネス・ギルバート(Kenneth Gilbert, 1931年12月16日 - )は、
カナダ出身のチェンバロ奏者・音楽教師。ケベック州モントリオール生まれ。
今日は大好きなケネス・ギルバートのチェンバロによる演奏を聴いて、考えを改めさせられました。
でもなぜか? もちろん卓越した演奏の技量は、言うまでもありませんが、
もう一つの大きな理由は調弦にありました。
通常の音より全音下げた調弦、
ヴェルサイユピッチ(現在の標準ピッチがA=440Hzに対して、これはA=392Hz)であるため、
高い硬質な音は抑えめになり、その分ゆったりとした深い響きが聞こえてきたからです。
彼は先日ピアソラが師事した、ナディア・ブーランジェに音楽理論を学び、
グスタフ・レオンハルトにチェンバロ奏法の薫陶を受けています。
チェンバロの演奏は、一曲聞けば疲れてもういいかと思ったのですが、
彼の演奏は平均律全曲をずっと流して聴いていたい気がします。
Bach - The Well-Tempered Clavier
ひたむきに古楽器演奏に献身しているケネス・ギルバートの名演。
ケネス・ギルバートは1931年モントリオールに生まれ、パリに留学しリテーズ、ブーランジェらに師事。
モントリオール、ラヴァル大学、ベルギーのアントウェルペン王立音楽院教授。
1973年にはハールレム夏季講習会でグスタフ・レオンハルトの後任講師を務めました。
フランス・バロック音楽やバッハのチェンバロの権威として名高く、
演奏には歴史的な銘器を用いているのも特徴です。
アルヒーフ・レーベルに録音されたバッハの作品集は、曲によっては独特な調律やヴェルサイユ・ピッチなど、
彼の研究結果が反映された演奏で、他の演奏者にはないものです。
The art of Fugue BWV1080 - Kenneth Gilbert
『フーガの技法』では、バッハはこの曲の作曲中に死んだとされていますが、
実はこの曲は一度完成されていたことが最近の研究で明らかになっており、
ここではその初稿による演奏で、チェンバロでも演奏可能なことを実証しています。
又筆者は次の曲も良く聴く曲です。
バッハ: 15のシンフォニア BWV787-801 ケネス・ギルバート
そう言えば昨日仕事で久しぶりに銀座に、銀座線に乗ったが電車の色が変わっていた
屋根の上の色は従来の色と欲にて、素敵なバランスの色に変わっていた。
それと銀座四丁目のウインドーはすっかりクリスマスバージョンです。
和光本館は大きな熊さんが人目を引いていました。
そして山野楽器で目の保養をして帰路に付きました。
街はすっかりクリスマスバージョンです。
最近何かと撮影はスマホを代用しています。やはり手軽に撮れるスマホって実に便利です。