愈々衣替えの季節です、2階の納戸から夏服と40年前に購入したLPレコードを取り出してみた。
以前から一度整理してみようと思ってましたが、やっと長い眠りから開放させてみました。
それと輸入盤は写真のように黒の目張りがあり貴重なLPのジャケットは最初から傷ついていた、
バッハのヴァイオリン・ソナタです。
日本プレスのLP盤より音に艶があり、奥行きがあり良く聴こえた事は事実であるが、注文して日時がかかった。
その中からアルフィーフ盤のバッハ大全集勿論全巻欲しかったが、当時はかなり高額で、
この第11巻/チェンバロ作品2 / bach; works for harpsichord 2-MA9090/100 を購入した。
演奏者はユゲット・ドレフュス/ラルフ・カークパトリック / DREYFUS, HUGUETTE / RALPH KIRKPATRICK
ユゲット・ドレフュスの演奏はフランス組曲、イギリス組曲、6つのパルティータ、他 流麗で透明感ある演奏が素晴らしい。
ドレフュスの愛用楽器は、ドイツ人楽器製作者ヨハン・ハインリヒ・エムシュによるチェンバロのレプリカである。
エムシュの最良の楽器は、18世紀のパリで製造され、しばしばブランシェによるクラヴサンと比較されてきた。
YouTubeの配信があります。ヴァイオリンとチェンバロのソナタが実に素朴な感じで良いんです。
Silent Tone Record/バッハ:室内楽集/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、
クリスチャン・ラルデ、ミシェル・デボスト、ジャン・ラミー、ユゲット・ドレフュス/サイレント・トーン・レコード
ユゲット・ドレフュス(Huguette Dreyfus)】 1928年11月30日、フランスのミュールーズ生まれのチェンバロ奏者。
パリのエコール・ノルマル音楽院でラザール・レヴィにピアノを学び、1950年にパリ音楽院でチェンバロを専攻。
卒業後イタリアでルッジェーロ・ジェルリン(ワンダ・ランドフスカの門弟)に師事し、
1958年にはジュネーヴ国際コンクール・チェンバロ部門で優勝。17~18世紀のフランス、
イタリアの音楽を得意としていますが、バルトークなどの20世紀の作品にも力を入れています。
知的で優美なスタイルのフランスを代表するチェンバロ奏者で、
門下には、 クリストフ・ルセやオリヴィエ・ボーモンといった著名な古楽器奏者達がいます。
調べるとバッハ:平均律クラヴィーア曲集(1)がある、残念ながら第2集が無いのは残念です。
聴くと、苦労せずに録音しただろう・・・と思わせられるほど、彼女は巧い。どこが巧いかって?
「音が、実に明快」此れほど完璧な演奏も珍しい。
最後にユゲット・ドレフュスの奏でるイタリアンコンチェルトBWV971はあるが、
ゴルトベルク変奏曲BWV988は知らない是非聴いてみたいものです。
前からピアノの事が気になり調べて見ると、製作者がバルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコである。
クリストフォリが生まれた当時、ピアノに似た鍵盤楽器はすでに存在した。
Kintzing Clavichord: Goldberg Variations by Bach, played by Michael Tsalka
チェンバロとクラヴィコードだ。クリストフォリ自身、もともとはチェンバロ職人としてキャリアをスタートした。
バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコ(Bartolomeo Cristofori di Francesco,
1655年5月4日パドヴァ - 1731年1月27日フィレンツェ)は、イタリアの楽器製作家であり、ピアノ技術者。
フィレンツェのメディチ家に仕え、ピアノを発明した人物として知られる。
クリストフォリの発明したピアノの正式名称は「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(Gravicembalo col piano e forte)。
イタリア語ができなくても「ピアノ」(弱い)と「フォルテ」(強い)は音楽の授業でおなじみだろう。
「強弱のつけられるチェンバロ」という意味である。
Cristofori Piano: Sonata K.9 by Domenico Scarlatti
現在のピアノに比べると音色はチェンバロに近いものの、音の響きがチェンバロとは明らかに異なっている。
なお、その後ショパンなどロマン派の音楽家が活躍した19世紀になると新しくモダンピアノが発明され、
現在のピアノの原型となった。
それと最近PC修理して依頼音質が低下している、
色々調べるとPC側にトラブルを見つける 筆者のMacProはメモリーを24GB装着しているのだが、
メモリーソケットがしっかり嵌って無く 12BGで動いているようなので、ソケットの清掃と装着を確実に調べ再起動した。
前のように良く鳴ってくれます。12GBではメモリー不足なんでしょうかネ!
当分、納戸から出した200枚近くの昔購入したLP盤を掃除しながら当時の音を楽しんで見ます。