もう5月です。やっと仕事も終わり連休の始まりです(笑)
庭のサクランボの実も付け後一ヶ月で今年も折り返し、実に月日の流れに驚く!
中々実がならない佐藤錦です。
夏物を出そうと納戸から荷持を取出すと、昔のレコードが出てくる、殆どclassic特にバロックが多いの中で、
150枚程はjazz、Bossa Novaのレコードは処分したが、処分出来なかった2〜30枚程残っているその中に
ヴォサノバの名盤中の『名盤』Stan Getz & Charlie Byrdがありました。
お気に入りのジャズ・サンバ発見!
此の曲きいて好きになったBossa Novaの曲、なんてお洒落なリズムでしょう。
Jazz Sambaは1962年に Verve Recordsによってリリースされた
Stan Getzと Charlie Byrdのボサノバアルバムです。
Jazz Sambaはアメリカでボサノバ流行の始まりを示しました。
Stan Getzがソリストとして活躍し、1961年にブラジルをツアー中にボサノバを聴いた
Charlie Byrdによってトラックがアレンジされました。
思うと55年前の事ですが、筆者が購入したのは。40年前でした。今まで余り馴染みのないポルトガル語で歌う音楽。
勿論今聴いても、輝きは微塵も薄れなく、再生装置が良くなったせいか、むしろ実に良い演奏です。
それと聴く装置はKEF等のヨーロッパのラッパで聴いたのがよりオシャレ感が引き出されるかも知れません。
Desafinado → LP Jazz Samba (Stan Getz & Charlie Byrd)
親善大使の一員としてブラジルへ渡ったアメリカ人ギタリスト、チャーリー・バードがボサノヴァという音楽に魅了され、
帰国後テナーサックス奏者のスタン・ゲッツと吹き込んだジャズミュージシャンによるはじめてのボサノヴァアルバム。
アフロキューバン的なノリが混在するなど、リズム面でちぐはぐなところがあるものの、
後のジャズサンバ誕生の契機ともなった大名盤でその歴史的な価値は極めて高い。
なにより「Desafinardo」や「O Pato」における演奏は、ただただ感動的。
ボサノヴァ/ジャズサンバの誕生云々を抜きにして必聴に値する名演である。
そしてヴォサノバの名盤 ゲッツ/ジルベルト(以前紹介済) に繋がっていく。
レコード裏面このほとんど白地のジャケットがオシャレでしょう。
ボッサノバは、1950年代後半にブラジルで登場した新しいタイプのサンバでした。
ギタリストJoãoGilbertoはジャンルのリズミカルな複雑さを取り、それを裸の必需品に託し、
それをギターの伝染性のリズムである別の種類のビートに変えました。
一方、彼の歌は柔らかく、滑らかで、正確でビブラートはありませんでした。
ギターのモチーフに対する歌声をシンコペートしているため、
ボイスとギターの両方が同時に旋律的であり、リズムが強かった。
一方、ボサのコードはジャズやクラシック音楽の影響を受けて複雑であった。
ジャンルの偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)は、
自身の調和的な独創性を付け加えました。
米国の最初のボサ・アルバムは1961年にCapitol RecordsがブラジルのBrilliantJoãoGilbertoとしてリリースした
JoãoGilbertoのLP O Amor、Sorriso ea Flor だった。
アメリカの観衆はまだポルトガルでジルベルトの囁かれた声で歌われている純粋なボサノバの準備ができていませんでした。
しかし、チャールズ・バード・トリオは、米国国務省がスポンサーとなったその年、ブラジルをツアーしていました。
ジルベルトのアルバムを聞いた時、彼らは全く違った反応を示しました。
バード、ドラマー、バディ・デッペンシュミット、ベーシスト、ケーター・ベッツは、新しいスタイルに夢中になった。
Deppenschmidtによると、彼はトリオがボサノバのアルバムを録音し、
彼とベッツはバードがそれをやるよう説得しようと数ヶ月を費やしたことを最初に示唆した。
Elana Byrd(Charlie Byrdの姉の法律)によると、Charlieの妻Ginnyのアイデアだった。
バードは最終的にスタンダード・ゲッツとボッサ・ソングの共同アルバムを演奏し、ジルベルトのレコードを演奏した。
ゲッツは音楽とコンセプトが好きだった。彼はそれを緑の光を与えた、VerveでA&RエグゼクティブCreed Taylorに行った。
バードとゲッツはボサノバの曲のアルバムをリリースした最初のアメリカ人でした。
バードは曲を選んで、ミュージシャンに提供し、準備をし、録音セッションを設定しました。
ゲッツは、アルバムを制作したVerveのTaylorと一緒に、ニューヨークからワシントンDCに飛んでいった。
ジャズ・サンバは1962年2月13日、バディ、ケーター、ドラマーBill Reichenbach、
ギタリスト/ベーシストJoe(Gene)Byrdと共に、DCのAll Souls Unitarian教会で約2時間で録音されました。
歴史的瞬間ジャズ・サンバの誕生です。現在はヴォサノバ。
尚その後、ゲッツは麻薬に代わってアルコール依存に悩まされつつも演奏活動を精力的に続け、
癌との闘病生活を続けた末に1991年6月6日肝臓癌により亡くなった。
今聴いても新鮮で此れほどバランスの良い演奏は見当たらないようです。
筆者も此のアルバムを聴きだしもう40年も聴き続けていますが、未だ飽きなく、良く聴くアルバムです。
ヴォサノバは好きで良く新譜等は覗くが、未だ此の演奏者を超える物が無いのが残念です。