正月も過ぎ今日は初参りには穏やかで良い天気であり、自宅から比較的近い、昨年話題になった鎌倉の13人の関わりも深い千葉神社に初参りに出かける。
千葉神社は、千葉氏の守護神、北辰妙見尊星王を主祭神として長保2年(1000年)に北斗山金剛授寺として中興開山されました。 「通称・千葉の妙見様」と呼ばれ親しまれています。 相殿には、經津主命・日本武尊を祀っています。
平安時代後期から鎌倉時代前期にかけて活躍した武将「千葉常胤」(ちばつねたね)。下総国(現在の千葉県北部、茨城県南西部、埼玉県東部、他)を拠点とする千葉氏を、地方の一豪族から御家人(鎌倉将軍直属の家臣)の地位へと引き上げた、千葉氏中興の祖です。昨年の2022年(令和4年)のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、「源頼朝」(演:大泉洋[おおいずみよう]さん)からの信頼も厚い坂東(関東)の重鎮を俳優の「岡本信人」(おかもとのぶと)さんが演じています。
御際神は北極星・北斗七星の御神霊「北辰妙見尊星王」で、人間の運命・方位を司る神様として、厄除開運・八方除の御神徳があります。近年での千葉姓は北斗の剣(北辰一刀流)で有名な千葉周作が有名です。
特徴として、人の願いが十人十色様々にあるのに応じて、御祈願の種類も数多く分類されています。
帰りに千葉神社近くに有名な木村屋創業昭和7年、『老舗の豆大福』があり出来立ての餅で作った豆大福は美味い!ずいぶん並んでいたが、家族分のお土産に購入して帰った。
無事初参りも終わり帰りに、途中寄り道しおいしい爆弾ハンバーグ・ランチを頂き無事家に到着いたしました。
新しい年の初めに日本での音楽史を調べると意外と長い歴史がある事が解った。勿論、日本での音楽の雅楽は1,300年以前位に海外から伝わった音楽を指す様であり面白いことに 笙 、篳篥 、 龍笛、高麗笛、神楽笛、琵琶、箏 、和琴、鞨鼓、三の鼓、太鼓、鉦鼓等の楽器と歌、及び舞が構成せれていた様で今も続いている。
楽しい音楽を神様に捧げ喜んで頂く為にの意味もあり、死に際に極楽黄土に行けるように捧げたとも言われる楽(がく)である。
勿論楽譜は全て口頭での口伝によるもので、簡単に言えば、経典同様の右に音符の如し返点が打ってある程度の漢文である、楽器をを奏でる前に歌でマスターしなければ楽器での演奏者にはなれず、打楽器奏者も同様だと解説されている様です。
一番驚くことに曲により「序、破、急」序はゆったり、破少し早めに、急は軽快にという様に現在の音楽と変わらない三楽章形式的要素も多く、楽器のみの音楽の中にも打楽器の入らない音楽もあり、全体の楽器に歌を入れた、歌もの、勿論歌だけの音楽もあり、全ての演奏(楽器、歌、舞)の合わさった正にオペラの様な音楽もあり、実に優雅の極みであろう・・・。
日本での音楽は雅楽と流行歌、西洋の音楽は俗楽と明治時代になって分けられ、勿論明治以降に五線譜に音符として記される様になった。それ以前は言い伝えと言われている様です。
また現在使われる言葉の意味も雅楽から伝わった言葉も多いと聞く、今日は「調子が良い」などと言うがこの言葉も雅楽で、舞楽の一種の前奏曲だそうである。この曲の第一声のなり具合で「調子が良い」と言った事が始まりとも言われている、各楽器が順次演奏に加わり、同一旋律を追いかけて奏する。
前奏曲を演奏し今日は誠に調子が良いと言った塩梅になったそうであり、1,300年も雅楽が伝えられ続いた日本と言う国の特色にて全てを滅ぼす事はしなかった、平和な時代が続いた穏やかな国であったを証明できる事実であろう、勿論世界には様々な音楽はあるであろうが、西洋では教会音楽がおよそ500年前の音楽が演奏とされる様である。日本では昔から代表作に『舞楽 喜春楽(きしゅんらく)』等も有名な雅楽である。特に初参り時期に神社等でBGMで流す雅楽はこの時期にしか聴けない音楽でもあろう。
最も皆が知っている曲目に、雅楽:越天楽 Gagaku:Etenrakuが挙げられる。
笙(しょう)
日本で用いられている邦楽器のうちで唯一和音を奏する楽器です。笙はその形が 羽を休めている鳳凰に似ていることから、鳳笙(ほうしょう)とも呼ばれます。オルガンのようなやわらかい音を出し、雅楽の音楽の独特な雰囲気を醸し出しています。頭(かしら)と呼ばれる椀型のものに17本の竹を差し込んだ形になっていおり、そ の17本のうち、15本に小さなリードがついていて、これが振動して音が鳴ります。 ほとんどの場合、5本または6本の音を和音にして奏します。 一般的な管楽器の場合、出したい音の音孔を開けるとその音が出ますが、笙の場 合は閉じた音孔の管の音が鳴る仕組みになっています。
また、リードが湿りやすいので、演奏前に火鉢や電熱器などで笙をくるくると回 し暖めないと良い音が出ません。
また、リードが湿りやすいので、演奏前に火鉢や電熱器などで笙をくるくると回 し暖めないと良い音が出ません。
篳篥(ひちりき)
漆を塗った竹の縦笛で、表側に7つ、裏側に2つの孔(あな)があります。
主旋律を奏することが多く、小さい楽器にしては音量も大きいですが、音域は1オクターブ程度しかありません。
葦を潰して作ったリードを用い、演奏前にはリードをお茶に湿らせて吹きやすいように調整します。同じダブルリードの楽器にオーボエやファゴットがありますが、ヨーロッパに伝えられたものはオーボエに、シルクロードを渡って東に伝えられたものが篳篥となったと言われています。
主旋律を奏することが多く、小さい楽器にしては音量も大きいですが、音域は1オクターブ程度しかありません。
葦を潰して作ったリードを用い、演奏前にはリードをお茶に湿らせて吹きやすいように調整します。同じダブルリードの楽器にオーボエやファゴットがありますが、ヨーロッパに伝えられたものはオーボエに、シルクロードを渡って東に伝えられたものが篳篥となったと言われています。
龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)・神楽笛(かぐらぶえ)
それぞれの笛は長二度づつピッチが異なり、演奏する曲目によって3つの笛を使い分けます。
いずれも竹製で、7つまたは6つの孔(あな)があり、長さや太さは異なりますが構造は同じです。
いずれも竹製で、7つまたは6つの孔(あな)があり、長さや太さは異なりますが構造は同じです。
琵琶(びわ)
構成の平家琵琶や薩摩琵琶と異なるため、楽琵琶(がくびわ)とも呼びます。
ペルシャからシルクロードを通って伝えられた四絃でくびの曲がった楽器で、ヨーロッパに渡ったものはリュート、マンドリン、ギターになったといわれています。雅楽の琵琶は旋律を奏でるのではなく、和音や単音でリズムを明確にする役割をにないます。
中国で現在演奏されている琵琶とは、柱の数も演奏方法も異なります。
ペルシャからシルクロードを通って伝えられた四絃でくびの曲がった楽器で、ヨーロッパに渡ったものはリュート、マンドリン、ギターになったといわれています。雅楽の琵琶は旋律を奏でるのではなく、和音や単音でリズムを明確にする役割をにないます。
中国で現在演奏されている琵琶とは、柱の数も演奏方法も異なります。
筝(そう)
現在の山田・生田流とは異なるため、楽筝(がくそう)とも呼びます。
楽器の構造は現在の琴とほとんど同じですが、指にはめる爪は異なり、絃も太いものを使用しています。
琵琶と同じく、リズム楽器としての役割を持ちます。
楽器の構造は現在の琴とほとんど同じですが、指にはめる爪は異なり、絃も太いものを使用しています。
琵琶と同じく、リズム楽器としての役割を持ちます。
和琴(わごん)
日本古来の楽器で、『古事記』にも記されており、日本古来の歌曲の伴奏に用いられます。
6本の絃に楓の自然の枝を切った柱(ことじ)をたて、水牛の角または鼈甲で作られ た琴軋(ことさぎ)で絃をかき鳴らします。
6本の絃に楓の自然の枝を切った柱(ことじ)をたて、水牛の角または鼈甲で作られ た琴軋(ことさぎ)で絃をかき鳴らします。
鞨鼓(かっこ)・三の鼓(さんのつづみ・さんのこ)
鞨鼓・三の鼓は曲の演奏の速度を決めたり、終わりの合図をします。
指揮者のいない雅楽の演奏において、その役割をになっています。そのため、奏者は楽団長などのベテランが受け持ちます。
鞨鼓は管絃・唐楽の演奏に用いられ、二本の桴(ばち)で主に両手で打ちます。
三の鼓は高麗楽の演奏に用いられ、右手に持った太い桴で打ちます。
指揮者のいない雅楽の演奏において、その役割をになっています。そのため、奏者は楽団長などのベテランが受け持ちます。
鞨鼓は管絃・唐楽の演奏に用いられ、二本の桴(ばち)で主に両手で打ちます。
三の鼓は高麗楽の演奏に用いられ、右手に持った太い桴で打ちます。
太鼓(たいこ)
管絃の時には座って打つ楽太鼓(がくだいこ)、舞楽の時には鼓面の直径が2mほど もある大太鼓(だだいこ)を用います。
楽太鼓は金属の飾りがつき、鼓面には三匹の唐獅子の模様が描かれています。
大太鼓は左方、右方の左右一対になっており、左は金色の日形(にちぎょう)と龍の飾りがつき、鼓の中央の巴は三つ巴、右は銀色の月形(げつぎょう)と鳳凰の飾りがつき、巴は二つ巴です。
二本の撥(太鼓の撥のみ他の打楽器の桴と区別され、この字を用います)で太鼓の裏側を打ちます。
楽太鼓は金属の飾りがつき、鼓面には三匹の唐獅子の模様が描かれています。
大太鼓は左方、右方の左右一対になっており、左は金色の日形(にちぎょう)と龍の飾りがつき、鼓の中央の巴は三つ巴、右は銀色の月形(げつぎょう)と鳳凰の飾りがつき、巴は二つ巴です。
二本の撥(太鼓の撥のみ他の打楽器の桴と区別され、この字を用います)で太鼓の裏側を打ちます。
古の世界から受け継がれた雅楽ではあるが、聴く機会は少なく正月等にたまに聴く、楽(がく)になっている様である、今回筆者も10吋同軸2ウェイ(IIILZ Monitor Gold)で有名な東儀秀樹雅楽師(Hideki Togi)を試聴した。
簡単にタンノイ社の歴史はガイ・R・ファウンテンによって創業されたTANNOY。同社は、1926年に、電解整流器の開発からスタートした企業である。次いで、アンプやダイナミック型スピーカーの分野にも手を伸ばすと共に、それらの製品開発に必要な測定機器までを自社開発するなど、ついにはイギリスの軍需産業にも欠かすことが出来ない存在へと躍進した。とりわけPA分野での認知度は圧倒的で、イギリスの古い口語では、PA行為やPA機器そのものを「TANNOY」と呼んだほどだという。
オーディオにおける同社の存在を決定的なものとしたのは、1947年に発表された初代デュアルコンセントリック・ドライバーの存在だ。トゥイーターユニットが38cm径ウーファーの磁気回路を貫通し、なおかつ、ホーンのスロート部がウーファーコーンのカーブへと直接繋がるというユニークな同軸2Way構造を確立。両ユニットの発音位置が揃えられることによる優れた位相特性と、高出力かつワイドレンジな特性を持ったこのユニットは、当時ffrrの開発をしていたDECCAのモニタースピーカーへと迎えられ、また、伝説の高級電蓄「DECOLA」へと搭載された。即ち、当時のレコード産業を席巻する世界的なレーベルの音を生み出していったわけである。
1953年には、同社のモニュメンタルな銘機となる「Autograph」を送り出す。ユニット前面にショートホーン、そして、背面へと複雑に展開する折り畳まれたバックロードホーンを有する、クラフトマンシップの賜物とも言える美しい木製のエンクロージャー。それは、同社スピーカーの原器ともいえる存在である。この長いホーンロードと共に繰り広げられる雄大な低音域の表現は、ガイ・R・ファウンテンが目指した「コンサートホールで聴く豊かで美しい響きを家庭でも」というサウンドコンセプトを体現する上で、欠かせない存在だったのだろう。
しかし50年程前のユニットは相当傷んでいるので、日頃のメンテナンスが大切であろう、マグネット部分も錆が付着してきたので細かな所の錆落としを実施してみたいと思います。昨年暮れにY氏に教えて頂きマグネット部分にレプトンパワーチップスを貼り付けましたが随分クリヤーな音が鳴るようになりました。
欧州のユニットによる和楽器「雅楽」の調べも意外と心地が良いと思う。
雅楽:越天楽 Gagaku:Etenraku
東儀秀樹雅楽師は1959年東京に生まれる。
東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家である。父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。高校卒業後、宮内庁楽部に入る。宮内庁楽部在籍中は篳篥(ひちりき)を主に、琵琶、太鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。その一方で、ピアノやシンセサイザーとともに雅楽の持ち味を生かした独自の曲の創作にも情熱を傾ける。
東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家である。父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。高校卒業後、宮内庁楽部に入る。宮内庁楽部在籍中は篳篥(ひちりき)を主に、琵琶、太鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。その一方で、ピアノやシンセサイザーとともに雅楽の持ち味を生かした独自の曲の創作にも情熱を傾ける。
東儀秀樹 - 映画『ミッション:インポッシブル』~メイン・テーマ Mission:Impossible – Main Theme
篳篥カフェ
2016年にデビュー30周年を迎える1年で3タイトルのアルバムをリリースするなど、精力的な活動で可能性をひろげつつある東儀が、雅楽のテイストを存分に生かしたアレンジ・選曲で、最高に心地良いアルバムを仕上げます。 まるで、とても居心地の良いカフェで寛いでいるような、ホッとした気分にさせてくれる、そんなアルバムです。別にこの様な曲を和楽器での演奏は無意味の様にも思うが、馴染みの少ない和楽器の調べはよく知った曲を聴くとにより知識は広がる様にも思う、気軽にバックで流しながらブログアップしているが意外と良い。
アズ・タイム・ゴーズ・バイ
彼女
小さな自転車
行け!行け!行け!
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
君の夢を守りたい (amabil)
なんでもないや
高く飛ぶ
昨日をもう一度
私のおかしいバレンタイン
昨日をもう一度
アルフィー
紅葉
スーパースター
なんて素晴らしい世界
スローな曲、アップテンポの曲、Bluesyな曲、Jazzyな曲、全てにおいて篳篥の音色が心地よく溶け込んでいます。 他の楽器も含め隅々までこだわって作り込んだ作品と思います。が奏でる篳篥って、時として管楽器のように、時として弦楽器のように、そして時として肉声のように響く不思議な魅力を感じます。
最近はタンノイユニットに国産のZAIKA5300真空管でのコンビの音が安定して聴ける音になっている、三位一体と言う言葉の様に現在オールルドタンノイと一番相性が良いスピーカーケーブル(英国製QED)のコネクターパーツ(ロジウムメッキ処理)した物と交換し益々安定してることは有難いことである。
裏側のスピーカー接続ユニットは何度も機種変更またメンテナンス、パーツ交換等何度も取り外しのため余分なネジ跡が残ってしまった、機を見て補修工事でもしようかとも思うのですが・・・・、
2023年は卯年だそうですが、事には何事もゆったりした時間を過ごして行きたい、年々新たな事実の歴史が解明されて行く事に興味深く注視し、特に好きなJ.S.バッハの音楽、日本の歴史の再確認をして観ようとも思います。
今年も宜しくお願いします。ブラボー!」