伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

やっと完治したようです!・・・今日は珍しいJ.S.バッハを、ヴァイオリンとハープで・・・

2016年02月09日 | バロック音楽・オーディオ一般

手術後の検診のために病院に・・・・

本日は朝早くから出かけます。ドクターからOKでやっと、風呂に入れます。

全快です。生活も普通でいいとのこと、余り無理に動かないでのことでした。

病院から戻り風呂を沸かし、やっと(2週間)ぶりに入浴タイムです。実に気持ちが良いですよ。

 

 

久しぶりの入浴で気分も良く、今日は少し変わったJ.S.BACHを聞きましょう。

 

 

ララ・セイント・ジョン(Lara St.John)はカナダ生まれの若手女流バイオリニストの1人です。

デビュー以来、ララが最も得意としている作曲家がJ.S.Bach。

バッハというと音楽室の肖像画のイメージからか、

偉大な音楽の権威というイメージ ができあがっているが、

彼女のバッハは純粋に音楽的喜びに満ちている。

しかしそれは主観的に崩した演奏などでは決して無い。

「バイオリンで演奏するのだからこうやろうよ」という音造りになっている。

リズムと音のバランス、得に緩徐楽章での音程のとり方が絶妙 。

 

 

J.S.バッハ『ソナタ集』は、ヴァイオリンとハープで演奏しているSACDです。

ハープが珍しいですが、曲のオリジナルはヴァイオリンとハープシコード、

フルートとハープシコードのためのもので、それをハープで演奏しているのがウリのようです

 

Bach - Sonata Nº 1 for Violin and Keyboard in B minor, BWV 1014

 

( ララ・セント・ジョンは同じ世代のヒラリー・ハーンよりも,

音楽的才能は劣ると思いますし,

また,美しさも劣る感じがします。

ただし,彼女の演奏には, ヒラリーにはない「若さ」と「情熱/パッション」があると思います。

偶には少し変わった楽器でのバッハをお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応援ポチっとしていただけると嬉しいです。 

にほんブログ村


久しぶりの、アルビノーニをエンシェント室内管弦楽団で聞きます・・・

2016年02月06日 | バロック音楽・オーディオ一般

手術から一週間が過ぎ、痛みも和らぎ来週の火曜日の診察で、お風呂解禁か・・・

 今日は曇りで、読書と淹れたての珈琲に、iTunesで見つけた古楽器を使用したエンシェント室内管弦楽団 

アルビノーニ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調op.9-1 を楽しみます。

 トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ(Tomaso Giovanni Albinoni,)は、

イタリア(当時はヴェネツィア共和国)のバロック音楽の作曲家です。

アルビノーニの音楽の特徴は、伸びやかで、くったくがないことでしょうか。

ヴィヴァルディが、オクターヴ跳躍や、同音反復、強弱のコントラストの強調により

聴くものの耳をいっぺんでとらえてしまうのに対して、

アルビノーニは品の良いメロディと柔和な響きで、

筆者も昔から好きで特にゆったりした時に聞くと最高です。

一度聴いただけでは印象に残りにくいですが、 聴けば聴くほどに心にしみこんできます。

いかにも育ちの良い人が作った音楽という感じがします。

 **♪アルビノーニ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調op.9-1 / アンドルー・マンゼ(vn),クリストファー・ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団

 又今回はエンシェント室内管弦楽団(The Academy of Ancient Music[略称AAM])は、

イギリスのオリジナル楽器オーケストラ。古楽器は音域が狭い、高音の伸びが無いと言われていますが

この室内減額団はとても聴きやすくテンポも良く個人的にはとっても好きな音です。

1973年にチェンバロ奏者ならびに指揮者のクリストファー・ホグウッドによって創設された。

18世紀から19世紀初頭の音楽までを古楽器で演奏することを目的としている。

 

 アンドルー・マンゼ(Andrew Manze, 1965年 - )は、イギリスのバロック・ヴァイオリン奏者、

指揮者。イングリッシュ・コンサートのリーダー。

絹のような細い音から激しい音色まで自在に操ることのできるバロック・ヴァイオリン界の奇才。

古楽器を使用していますが音色は透明感が凄く、マイ・ブーム続行中。

 

 ただし聴いている曲目が、

バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタBWV1014~1019の6曲に替わった。

 バッハのヴァイオリン曲というとどうしても無伴奏の方に目がいく。

クラヴィーア曲はゴルドベルクや平均律など、うじゃうじゃある。

 そういうことで昔からよく聞くクラヴィーア伴奏付き

ヴァイオリン曲を聴いた筆者は無伴奏のソナタより多く聞いています。

 J.S. Bach - Violin Sonata in b-minor, BWV 1014

筆者は此の曲はアルヒーフLP盤を所有しています。

今回はiTunesでアンドルー・マンゼで久しぶりに良いバッハに巡り会えた。

上記は「ヴァイオリン・ソナタ」といっても、無伴奏ヴァイオリン・ソナタではない。

「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ」だ(エマヌエル・バッハはこの6曲を Clavirtrio と呼んでいる)。

とても高貴な感じのする曲です。是非一度聴いてください。

古楽器演奏もとっても爽やかでいいものです。

筆者は時にこの、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタも凄く素晴らしく、感動しました。

G.F. Handel Violin Sonatas, A.Manze, R.Egarr

 


暦の上は春です・・・・・早く、暖かくなると良いですね!

2016年02月03日 | 写真撮影

やっと立春?もう立春お隣のお国は 中国春節(旧正月)で賑わっているんでしょう。

一度は筆者も一寸紹介したんですが?

今回の歌姫は、ジャズテイストがある素敵なオリビア・オン(Olivia Ong)の紹介です。

まずは今曲でも聞きながら・・・

Olivia Ong - Best Of (S2S) [Full Album]

 我が家の庭にも春のおとずれか フキノトウ の芽が出始め美味しいく天麩羅で頂きました。

余り天気が良いので散歩嫌いな、我が家の同郷人を抱っこして散歩に行きました。

さすが陽気の成果気持ち良さそうは感じです。

スカイブルーの空です。

 散歩から戻り今日は前からAurex SC-M15/SC-M15Kのアンプのメンテナンス(掃除するだけですが)

実はこのパワーアンプは昨年末ヤフオクでかなり安価で入手したアンプなんですので、

とりあえず中身を空け良く掃除機でホコリを取り除き周りと接続部分の場所を(コートロン)で良く拭き取り

接続をしなおしてみます、特に接続部分は清掃が大切なんです。

接点回復のスプレーがあれば購入したいんですが・・・・・・・

いやはや、なんてことに小さな部分(マラカス等)小さな音がキチッと鳴るようになった気がするんです。

 では音のチェックを兼ねて早速本日の 歌姫の紹介です。改めて紹介です

 今回の歌姫は、ボサノヴァ、ジャズテイストがある素敵なオリビア・オン(Olivia Ong)

は1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手である。

 Olivia Ong -Sweet Memories

 2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、

現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。

 日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、

王儷婷(オリビア・オン)というシンガポール生まれの歌手ですが、経歴を見て 驚きます。

 

 1985年10月2日生まれの21歳とまだ若いですが、2005年 15歳でソロデビューし、活動していました。

高校に行っていたようですね。彼女のアルバム見てみると、その頃は英語の曲が多いです。

 

 ボサノバやジャズフュージョン系アレンジのカバー曲が多いようです。

台湾に拠点を移して以後は、

ボサノバやジャズのテイストを残しつつ、ポップ色を強め、

中国語ポップスを多く歌うようになったという。

ひそかに注目していただけに、ちょっと残念な気も。

 

 2003年頃からオリビアは日本にやって来て、日本の高校へ通いながらソロで音楽活動を始め、

同年DJユニットGTSのアルバムに1曲ボーカルで参加しています。

やがて2005年にS2S内のIncenseという日本のインディーズレーベルから

『A Girl Meets Bossa Nova』というカバーアルバムでソロデビューすることになります。

その時もまだ19歳です。 以後、2008年までの3年間に8枚ものアルバムと

1枚のベストアルバムを出しています。

 OliviA Ong A Girl Meets Bossanova專輯組曲

 オリビアは英語はかなり堪能なようですが、北京語(普通話)

は話せるけど完璧ではないそうです 。

たぶんシンガポールの潮州語を話していたのだと思います。

日本語はこちらへ来てから勉強していたようで、

彼女の古いブログを見る限り日本語はなんとか話せるようになったと想像します。

もっとジャズボサノヴァを歌って欲しいものです。

 


今日は 素敵なピアニスト「ビージー・アデール」紹介!・・・一度はお聴きください。

2016年02月01日 | JAZZ・ボサノヴァ

 今回は先ず聴いて見てください。

ビージー・アデール「いい日旅立ち」

 突然ですが、1937年ケンタッキー出身のビージー・アデール(Beegie Adair)さんという

女性JAZZピアニストをご存知でしょうか。

『マイ・ピアノ・ロマンス』というアルバムを4月にリリースしたばかりのベテラン・ピアニストです。
5歳からピアノはじめる。ウェスターン・ケンタッキー大学にてピアノを勉強するとともに

音楽教育を専攻し卒業。ジャズ・バンドに所属し、子供たちに音楽を教える。
その後ナッシュビルに移住し、セッション・ミュージシャンとして活動。

WSM-TV(米NBC系列)とラジオ、またABCにてザ・ジョニー・キャッシュ・ショウ(1969-71)に出演。

ジョン・スチュアート、J.J.ケイル、ドリー・パートンほか数々の人気ミュージシャンと共演。

ビージー・アデールとしてのアルバム・デビューは1991年「エスケープ・トゥ・ニューヨーク」。

ソロはもちろんだが自身が結成したトリオでも活躍し、

ビートルズ、エルビス・プレスリー、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、

他、オールタイム・ベストの名曲をしなやかなピアノで魅了。

今まで参加したアルバム作品は40作ほどにのぼる。

ビージー・アデール またまた、素敵なピアニスト発見! と言っても、若い人ではありません。

こういう言い方をするとちょっと誤解を受けますが、イージーリスニングジャズとでもいいたくなる様な耳に心地よいピアノを弾く人です。でも聴いてみますとしっかりJAZZなんです、凄く乗りも良くゴキゲンになれますヨ。

メロディの美しさをそのままにエレガントで洗練されたアレンジが、日本でもジャズ・ファンから、ポップス・ファンまで幅広い層を虜にする。

2010年「いい日旅立ち」をボーナストラックとして収録し話題をさらった日本デビュー・アルバム『マイ・ピアノ・ロマンス』は年間JAZZアルバム・チャート位を記録する大ヒットに。

 ビージー・アデール - 卒業写真&アルバム紹介映像

 何か凄くアドリブが素敵なんですよ。しかもJAZZなんです。しかもおしゃれ!

 この素敵なピアノを弾く女性・・・・そう、勿論女性ですが、ただいま72歳のとてもチャーミングなおばあちゃんです。

彼女の音楽歴は5歳からピアノを弾き始めてキャリアはすごく長いんですが、注目され始めたのは60代半ば頃とのこと。

すごいですね、完璧に基本を学ばれご自分の声をピアノにし歌ってるようです。

彼女曰く、曲の持つ本来の良さを壊すような編曲やアドリブは意識的にしたくないと、おっしゃっています。

曲本来の良さを引き出した、その歌心あふれるピアノは、バリバリのジャズリスナーは、こんなのジャズじゃないなんていうかもしれませんが、そういう狭量な人たちは無視して、

Fly Me To The Moon -- Beegie Adair Trio

この人のピアノは「ジャズボーカルピアノ」と命名したいですよ。(笑)
そうなんです、この人の弾くピアノはヴォーカリストと同じ、ピアノで歌を歌っていると表現するのがピッタリです。

 

レコード会社の担当者さん曰くビージーが好きにならずにいられないを演奏したときに後ろから見ていたら、お客さんが聴き入る姿勢に入っているのが分かって嬉しかったです~!」とのこと。

ジャズというジャンルの周りに張り巡らされた壁をさらりと取り払ってくれるビージーさん。

リスナーのジャズ経験度によって聞き方は異なってくると思いますが、“何か”を与えてくれるピアニストであることは間違いありません。

私の場合は、“ジャズの原点”のようなものを教えてもらった気がしました!

かなり日本の曲も洗練したアレンジして スッと聴けちゃうんですよね!

 ビージー・アデール「スウィート・メモリーズ」

最近特に筆者も歳になり、益々、スタンダードの中のスタンダードが好きになっていくような気がします。

楽しいスイングピアノの演奏にブラボー!