散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
絶滅しないで~
扉の向こうに昭和の裏通り
4月25日(水)
曜日を見失う日々である。仕事に不都合がなければ曜日なんて捨てちゃえという気持ちでいるのですが、長年曜日に頼って暮らしてきたので、捨てるとリズムが狂う可能性がある。曜日は思っている以上に大事なのだ。
ということで、今日は水曜日。早起きをして移動、昼までしっかりと打ち合わせ、そして宿題を与えられ、午後3時までに提出となった。
打ち合わせが終わったのは12時、場所は谷町6丁目。昼ごはんはどうする、どうしよう、食いしん坊は悩むのであった。たとえ、宿題提出の時間が少々遅れても、昼ごはんは決まった時間内に食べる、これ、ワタクシの決まり。
基本は、11時30分から13時の間、これが昼食時間となっていて、この時間からはみ出ると夜まで食べないこともある。
12時20分、谷町9丁目の中途半端な地下の、古ぼけた店のランチと書かれた貧弱な紙を見ていたら、急に扉が開いて店の人と目があった。目があった相手は、超・ベテランといった感じのおばあちゃんである。
その超・ベテランオーラに引きこまれて入店。そこはカウンターだけで8人入れば満席という広さだった。カウンターの中で調理を担当していたのは、これまた超・ベテランとしか言いようのないおばあちゃん。ダブルおばあちゃんでやっている店だった。
本日のランチは、塩鯖、小皿(3)、ごはん、味噌汁、600円(税込)で、小皿のちまちま感と鯖塩の横に置かれた、こんにゃくとさつまいもがなんとも味のある不協和音を奏でていた。
貴重だ、こういう店はもう全滅寸前なのだよ。おばあちゃん二人でやっている店の特長は(経験上)、客の前で平気で言い合いをすること、今日の店も鯖塩に添えるレモンの切り方でもめていた。さらにもうひとつ特長があって、両者歩み寄らず自己主張しかしないこと。でもね、話は途中でどこかに飛んでいって平然とじぶんの仕事を続ける(芸の域だ)。
こういう店で食べると、味があーだこーだと言っている人たちがマヌケに見えてくる(じぶんも含めて)から不思議だ。
※超ベテランと見せかけて超素人だったら愉快だな。
「八丁堀でデカ餃子」
ガツーンとうまかった。
ひさしぶりーーーーの、はしごの餃子でした。
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