散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
毛虫の思い出
毛虫ぞろぞろ思い出ぽろぽろ
4月9日(月)
隣町までお使いにという気分で一駅歩いて買い物へ。
葉桜になりつつあるね。いまはまだ中途半端だけれど、花がすべて散って葉だけになると、花とは違った美しさが広がっていく、青空とのコントラストもいいはず。
しかしこれからの問題は、毛虫だ、ぽとりぽとり落ちてくる可能性がある。関西にいるときに勤めていた会社は天満橋にあって、川の近くだったので、桜はとてもきれいだったんだけれど、そのあとの毛虫がたいへんだった。
当時のことを思い出すと、必ず葉桜と毛虫くんが登場する。なぜかというと、小学生のあるときに、この先、毛虫を殺さないことと決めたんだよね。なぜ決めたのかは、もう覚えていないけれど、決めたときから毛虫を殺さなくなった。それはいまでも続いている。
子どもって不思議なことを思いついて、決めてしまうんだよな。そう決めた場所も覚えているのに、なぜそんなことを決めたのかは記憶にない。
そういうことってみんなあるんじゃないかな。子どもの頃に決めたこと、それをずっと守っているということ、植えつけてしまった約束を、それもじぶんとのね。昭和っぽいかな。
平成生まれの子どもにはないかな。彼ら彼女の脳や心の中は、随分変化しているだろうし、なんたってインプットされる情報量が違いすぎるもの。そうなるとまず、欲望というものがかわるでしょう(根源的なものはそう変化しれないかもだけど)。
もし、この時代に(平成30年)生まれてきたら、ワタクシはどんな子どもになり、どんな青年に育ち、どんな大人になっていくのだろうか、今とはまったくちがうのか、それともどうしてもなにしてもかわらず、なのだろうか、うーん、想像できない。
神さま、人生を意識のあるまま二度ください、きっと二度目は立派な人間になる・・・うーん、無理だな、へんな知恵がついているからよけいに悪いヤツになるかも知れないぞ。そうか、それで神さまは、人生を一度と決めたのか、学習しない人間と知っていたからだな、と、なんとなく納得をして今日はおしまいにします。
※今日の昼は、タコライス。
(タコ、ニンニク、タマネギ、キュウリ、タマゴ)
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