よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

宝珠山へ蛍鑑賞ウオーキング(福岡県東峰村)

2011-06-08 16:23:37 | ウォーキング
6/4、JRウオーキングで宝珠山蛍鑑賞ウオーキングに参加しました。
昨年もこのウオーキングに参加し、沢山の蛍に会え大満足だったので
今年は、この蛍の乱舞を写真に撮りたいと思い、三脚、デジイチを持っての参加です。
集合場所は、JR日田彦山線の宝珠山駅
この駅は、ホームに大分との県境があるという九州でも珍しい駅です。




夕方6時半、ウオーキング開始。
田植えが終わった棚田を歩きます。
この風景、やはり日本人でしょうか、妙に落ち着きます。
水田の蛙の合唱を聞きながらのウオーキングです。

宝珠山は、昔炭鉱がありました。
江戸時代に石炭が発見され、明治45年筑豊の炭鉱王の一人、「伊藤伝右衛門」が
本格的に炭鉱経営に乗り出しました。
この炭鉱はそれから経営が変わり昭和38年まで採掘されていました。


炭鉱跡地には、東峰自然公園が作られています。
その一角には、「ひびき館」が建てられています。
これは、飯塚の伊藤伝右衛門邸の一部を移して炭鉱クラブになっていました。
中に入ると、筑豊炭鉱の歴史や伝右衛門の奥さんの「白蓮」のものも展示されています。



このひびき館の横には、展示場になっており、「高倉健」さんの展示がされています。
高倉健さんと宝珠山炭鉱・・・・・どうみても結びつきませんが、
健さんのお父さんはこの炭鉱で労務の仕事をされていました。
健さんは、学校の夏休みなどには、中間市からお父さんの職場に遊びに来ていたそうです。

展示場には、健さんの映画のポスターが一杯です。
私は、学生時代から健さんの大ファンで、よく講義をさぼっては、健さんの映画を
見にいっていました。
スクリーンに健さんが出てくるとどこからともなく「健さ~ん」と言う声と
拍手があったのを覚えています。
健さんのこととなるとつい夢中になり、時間もあっという間に経ってしまいます。
健さんは昭和6年生まれですので今年80歳。
いつまでもお元気でいていただきたいです。

会場を出るとあたりはもう薄暗くなっています。
日田彦山線のコンクリートのめがね橋を過ぎ、ようやく蛍まつりの会場に到着しました。

夜の8時を過ぎると蛍が飛び回っています。
すぐ、三脚とデジイチをセットし撮影開始です。
蛍の撮影はなかなか難しいです。
そのうちのこれなんか、どうでしょうか?



蛍は、近くを飛び回っています。LEDみたいにとても明るいです。
手を出してみるとその中に蛍が入ってきます。
何か童心にかえったみたいです。
こういう時って時間があっという間に過ぎていきます。
時計を見ると9時を廻っている。
ゴールの受付が9時までですので今から歩いても間に合わない。
おまけに夜の道、暗くて歩きにくい。
残念ですが、ここでリタイアすることにしました。
それにしても蛍の乱舞が見られて最高でした。
また来年も来たいな~。