6月1日〜2日に行われる『加賀百万石ツーデーウオーク』に参加するため金沢に行ってきました。
私の何十年の歴史の中で初めての金沢です。
5/3113時の新幹線で新大阪へ。
新大阪から特急「サンダーバード」に乗って金沢へ。東海道線、湖西線、北陸線を通り
金沢には18:20ごろ到着しました。
※前のSNSでは鯖江に海の子さんがおられました。お元気でしょうか?
金沢は2年後新幹線が金沢〜長野間が開通するためか駅前には「もてなしドーム」という
大屋根が作られています。これは金沢を訪れた人が雨や雪に濡れないようそっと傘を差しだす
金沢人の「もてなしの心」「思いやりの心」を表しており、大屋根の入り口の「鼓門」は
能や素囃子に用いられる「鼓」をイメージしています。
金沢では5/31〜6/02まで「加賀百万石まつり」が開催されており、今日31日は浅野川で
加賀友禅灯篭流しが行われていますのでホテルチェックインのあと会場の天神橋まで移動しました。
灯籠流しは19時から約1200個の燈籠が流されその中には「がんばろう東北」「加賀友禅」などが
書かれていました。
この浅野川河畔には、主計(かずえ)町茶屋街があり昔ながらの茶屋が現存しており幽玄の世界に引き込まれそうです。
この河畔には「滝の白糸の碑」があります。
滝の白糸は石川さゆりさんの歌にもありますが、金沢生まれの泉鏡花の戯曲「義血侠血」です。
あらすじは
女水芸人「瀧の白糸(本名:水島友)」は、乗合馬車の御者を働く村越欣弥と知り合う。欣弥が金のために学問を断念したことを知った白糸は、
自分が仕送りをすることを約束し欣弥を支援する。欣弥への仕送りはしばらくつづくが、やがてそれもままならなくなり、
また芸人仲間の若い連れを駆け落ちさせるなどして旅座仲間の南京出刃打の恨みを買う。白糸は一座のために高利貸しの岩淵から
金を借りたが南京にそれを強奪され、岩淵と南京がグルであることを責めようと白糸が岩淵を訪れた折、誤って岩淵を刺し殺してしまう。
白糸は勉学に励む欣弥の元を訪れるがあえなく逮捕、取調べに立った検事は欣弥であった。拘置所を訪れる欣弥に白糸は正直に裁いて欲しいと懇願し、
法廷で欣弥は白糸に包み隠さず正直に証言するよう諭す。白糸は言われるままに正直に殺人の経緯を告白。そのまま法廷内で自殺を遂げるのであった。
燈籠流しを見学するとお腹がすいてきました。
この旅行の前にガイドブックで探していた「近江町」に行ってみます。
時間も9時近くになりましたので開いているお店は少なかったのですが、北陸と言えばやはり「カニ」ですね。
安く食べさせてくれるお店がありましたのでそこに入りました。
焼ガニ、カニ刺し、・・・・・・
焼カニなどこの香ばしい匂いはたまりませんね。金沢の地酒もおいしいですね。
ただカニはシーズンオフなんでしょうか身があまり入っていませんでした。
こうして金沢の一日が過ぎていきました。