3/17(水)のふくおかウォーキング協会楽しいウォーク「春の今津湾沿いを歩くウォーク」でした。
集合場所は、JR九大学研都市駅。参加者39名。
9:40スタート
今山は、標高85mの小さな山ですが、弥生時代の石斧製作遺跡の国指定「今山遺跡」があります。
また、桜の名所としても有名ですが、まだ咲いていません。
横浜は、江戸時代糸島各地から集められたお米がここに貯蔵され、筑前五ヶ浦廻船によって大坂、江戸に運ばれていました。
横浜の信号から今津湾の海岸線に出ます。私が中学生のころまでは、ここは、長垂(ながたれ)海水浴場でした。友達の家が貸しボートを経営していましたので何回かボートを漕いで
沖に出たこともありました。遠泳を覚えたのは、このころです。
今津湾からは、能古島、志賀島などが見えます。
壱岐や釜山へ向かう航路にもなっています。ちょうど壱岐・対馬行のフェリーが通っていました。
アイドルグループ「嵐」の二宮さんと同じ名前の「二宮神社」もここにあります。主祭神は、埴安命で稲の生産豊穣と疫病厄除。
糸島の桜井神社、潤(うるう)神社と共に「糸島の嵐神社」としても有名です。
長垂海浜公園が最初の休憩。
今日は天気も良く近くの園児が遊びに来ていました。
毎年8月には、ここで花火大会が催されます。(昨年はコロナで休止)海からの花火は綺麗です。
10分ぐらい休憩後再スタート。
市道千代今宿線(旧国道202号線、旧唐津街道)を歩きます。ここは、歩道が狭く一列で歩きます。
長垂公園には、山桜が満開です。
長垂には、「長垂の含紅雲母」というペグマタイト岩脈があります。ペグマタイトは、主に石英、長石、雲母からなる火成岩で巨品花崗岩又は鬼みかげともいいます。
ここのペグマタイト岩脈は、珍しい紅雲母を含んでいますが、旧陸軍の採掘により現在は美しい紫紅色を見ることは難しくなっています。
私が中学一年の頃、友人とここを探検したことがあります。雲母という言葉もその時初めて知りました。もう半世紀以上の話です。
生の松原は、神功皇后三韓征伐の折、神功皇后が松を逆さに植えながら、『願いが叶うなら生きよ!』と唱え、その松が無事に生きたという伝説の木を示しています。
その後松原へと種子を増やすことになり、そんなことから、松原の名は生の松原となったと伝えられています。
11:30姪浜駅にゴールしました。
今日のGPSです。