11/27(月)せっかく琵琶湖に来たのだから、滋賀県の紅葉の名所を訪ねようと思い、長浜でレンタカーを借り、湖東三山に行ってきました。
先ずは、西明寺へ。
今日は、平日ですが、お寺の前の駐車場は、貸し切りバスが何台も駐車しています。この時期福岡の旅行会社のパンフにも湖東三山の紅葉巡りツアーが出て居ます。
西明寺は、平安時代初期の承和元年(834)、三修上人が仁明天皇の勅願により開創され、「日本100の古寺」「近江水の宝」アメリアのニュース専門放送局・CNNのウェブ特集において
厳島神社、金閣寺とならび「日本のもっとも美しい場所31選(Japan's 31 most beautiful places)の中に選ばれた天台の古刹です。
本堂は鎌倉時代の代表的な建造物で、国宝第一号に指定されています。
本堂内には秘仏本尊薬師如来(重文)、釈迦如来(重文)、不動明王(重文)などが安置され、なかでも頭に十二支の動物の頭を乗せた十二神将はユーモラスな親しみやすきが特徴で、
自分の生まれ年の干支(えと)の十二神将に願いを託す参拝者も多く、「えと寺」として有名です。
三重塔は総桧造りの優美な塔として国宝に指定され、初層内部に極彩色で描かれた法華経の極楽世界の壁画はまさに圧巻です。
国指定の名勝庭園「蓬莱庭」は四季折々の変化が見られ秋には境内一円に1,000本を数える楓が紅葉し、11月になると天然記念物の「不断桜」とのコントラストが楽しめます。
ゆっくり歩いて紅葉観賞です。
見事な紅葉です。
西明寺のフダンザクラ(不断桜)は、9月上旬から翌年4月頃まで開花する。花はソメイヨシノなどと比べるとやや小振りで、赤みが弱く、白い小花である。紅葉の11月に満開となる
このサクラは、西明寺境内の樹木と調和して独特の風情を醸しだす。
現在指定されているものは、樹齢250年といわれる古木であるが、母樹の主幹は枯死し、萌芽再生によって維持されてきた個体であり、江戸時代以降の西明寺を象徴する存在となっている。
しかし近年,衰退が著しく、その後継木の育成が課題であった。
こうしたことから約30年前に、母樹となる指定木から取り木がなされ、後継木の育成が試みられた結果、3本が育成に成功し、現在の指定木の東側に1本、現本坊の西庭に2本が植えられて
いる。場所により成長等の差異はあるが、おおむね幹径20センチメートル以上、樹高5メートル以上の安定した成木となり、秋には開花し、西明寺の風景の一部として親しまれている。
また、10年前には母樹となる指定木の萌芽から若木を育てることに3本が成功し、本坊庭園上段、仁王門西側平坦面、および三重塔西側斜面の3箇所において一本づつ育成されている。
現在では、幹径10センチメートル以上、樹高最大5メートル程度であるが、いずれも安定した状態で、秋の開花も見られるようになっている。
これら6本の後継木は、西明寺における複数回のヒアリング調査によって250年前に西明寺に植えられたとされる母樹(指定木)の由来樹木と認められる。そこで今回、これらの6本を
後継木として認定し、追加指定することによって、江戸時代より継承されるフダンザクラの保全をはかるものである。(滋賀県西明寺HPより)
一番先に行った西明寺の紅葉がこんなにきれいでしたので、金剛輪寺、百濟寺の紅葉も楽しみです。
次は、金剛輪寺に向かいます。
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