5/17(日)若狭・三方五湖ツーデーマーチ2日目。
今朝は、昨日の雨も止み、朝から晴天です。今日も車さんにホテルまでお迎えに来ていただきました。
2日目は、「五湖一周ふれあいの道」と称し、三方五湖を歩きます。三方五湖は、三方湖、菅湖、久々子(くぐし)湖、日向(ひるが)湖、水月(すいげつ)湖の五つの湖です。国指定の名勝で若狭国定公園に属しています。
また、2005年(平成17年)11月にラムサール条約指定湿地に登録されています。
今回20kmコースで歩くのは、三方湖、菅湖、水月湖の3つです。
出発式では、9月に行われる、若狭のお祭り「若祭」が紹介されていました。「若祭」のスタッフの方の「激」、若狭町コロッコ少年少女合唱団の「さんぽ」の合唱でスタート。
今日も車さんご夫妻、Kiyoさんご夫妻と歩きます。
会場をスタートした後、舞鶴若狭自動車道に向かって歩きます。この自動車道昨年開通し、1年目を迎えます。昨年は、このコース開通前の自動車道を歩いたそうです。
三方湖を通り、菅湖へ 。菅湖は、周囲4,2km、水深14mの淡水湖でコハクチョウや鴨、オジロワシなどの野鳥も飛来するそうです。(中央の山が梅丈岳でしょうか?)
4,4km地点の「浦見川赤橋」が1回目のチェックポイント。このあたりから、水月湖になります。
水月湖と久々子湖は、この浦見川でつながっています。水月湖では、水上スキーを楽しんでいる人がいました。
この湖畔の道路は、日本の道百選にも選ばれています。ムカデも歓迎してくれました。
水月湖周辺には、梅の木がたくさん植えられています。そういえば、昨日参加記念品として「梅干」をいただきました。
11:15 2回目のチェックポイント「海山屋内ゲートボール場」に到着。ここまで12km あと10kmです。(この20kコースは、22,8kmあります)
昼食会場になっており、今朝、車さんから頂いた「焼サバ寿司」をいただきます。
30分ぐらい休憩の後、再び出発。
【世界の歴史の物差し】
水月湖の底には、「年縞(ねんこう)」と呼ばれる縞模様が過去7万年にわたり途切れることなく堆積しています。この水月湖の年縞は、地質学や考古学で年代を特定するための
世界水準の物差しとして使われています。2013年9月に公表された水月湖のデータを新たに組み込んだ物差しは、化石や遺物などの年代測定の精度を従来より飛躍的に高めました。
年縞が出来るためには、地形や周辺環境が大きく影響します。水月湖で年縞ができたのは、直接流れ込む大きな河川がなく、山々に囲まれた地形の為、水や風の影響をうけないことや
湖底に酸素がないため、生物により年縞がかき乱されないこと、更に沈降を続けているため、湖が埋まらないことなどの条件が揃ったからです。
このような湖は、世界的にも珍しく、まさに水月湖は、「奇跡の湖」と言えます。
水月湖の年縞は、1年で平均0,7mmの薄さで、そして7万年という非常に長い年月をかけて堆積したものです。(案内板より抜粋)
恥ずかしい話ですが、私自身、この「年縞」という言葉は、初めて聞きました。水月湖は、水深38m。この湖底に、「宝」が埋まっているのですね。
観光船乗り場の先には、直売所があります。ここでは、「梅干」と「梅ジュース」のサービスがありました。
若狭の梅干を初めて試食しましたが、酸っぱくもなく、塩辛苦も無くおいしい梅干です。
私は、昨年自宅の梅で、初めて「梅干」を漬けましたが、ちょっと塩が強かったのか、あるいは、焼酎を入れすぎたのか、あまりうまくできませんでした。
また、今年も漬けますが、今年こそこの「若狭の梅干」に負けない梅干を漬けたいと思ってますが、果たしてどうでしょうか?
水月湖のビューポイントがありました。ここでみんなで記念写真を撮りました。
水月湖の河畔には、梅の木が続きます。ここで事件?
歩道に転々と血痕が・・・・・・最初は、梅干の汁かな?と思いましたが、どうも血痕みたいです。
「犯人?を探そう!」 車さんをキャップに私達は、刑事ドラマの「刑事」になりました。 Kiyoさんが、テーピングや救急絆創膏の入った救急袋を持って先に行きます。
その結果は・・・・・・・シューズの破れた方を発見! その破れたシューズの踵のマメがつぶれていました。本人は、痛くないということでしたが、Kiyoさんがテーピングで応急処置をされました。
あとゴールまで6kmぐらいですが、無事ゴールされたでしょうか???
このあたりから、三方湖になります。湖面には、年縞に使う「イカダ」があります。人が乗ってる様子でしたが、よく見ると人形でした。
湖面には、釣竿が並んでいます。その中で人集りができています。見ると、大きな「鯉」です。体長1mを超す大物です。
釣り上げる時は、重たかったでしょうね。この鯉、計測してリリースするそうです。
三方湖には、江戸初期から伝わる伝統的な漁法「たたき網漁」というのがあります。竹ざおで水面をたたくと、水温の低下で動きが鈍くなっている湖底の魚は、驚き徐々に網に追い込まれていきます。
11月下旬から3月末頃まで続けられ、鯉や鮒が獲れるそうです。
湖畔には、萱葺き屋根の「舟小屋」が建っています。これは、田井地区の人が、湖を渡り、対岸の畑に農作業に行くときや、獲れた梅を集荷し、周辺地域へ販売するために若狭街道まで
運搬するのに使われた小舟の小屋です。
湖畔道路の国道162号線は、バイクでツーリングされている方を見かけます。それも大型バイクです。今日は、天気もいいのでツーリングも最高でしょうね。
また、目につくのは、梅の販売所。伊良積が福井梅の発祥地だそうです。
梅の里会館の「梅ソフトクリーム」が美味しいということで、入ってみました。1個250円。
丁度喉も渇いていたので美味しかった・・・・・・
先を歩いていると、皆さん立ち止まって山の方を見ています。何事だろうとみてみると、「猿」がいます。あわててカメラを取り出して写そうと思いましたが、すぐ山の方に帰って行きました。
お猿さんもこの大会に各地から来られたウオーカーさんに声援を送っていたのでしょうか?
道の駅三方五湖に着きました。ゴールまであと2,4km。
若狭町は、縄文時代の遺跡があります。縄文時代というと、今から約15000年前。使う道具が石器から土器に代わったころです。
三方湖のほとりにある「鳥浜貝塚」は、縄文人のカプセルとも呼ばれ、数多くの縄文時代の遺物が発掘されています。
出土した遺物の中には、丸太舟もあることから、縄文人は、この舟に乗って漁をしていたのではないでしょうか?
こういった縄文時代の遺物を「若狭三方縄文博物館」に展示されています。
鳥浜貝塚跡を過ぎ、鰣(はす)川沿いに歩くとゴールの「さとうみパーク」が見えてきます。
14:00 20kmゴール (実際は、22,8kmでした)
ゴールでは、マグロのお刺身が振る舞われました。
ゴールした後は、昨日同様、みかた温泉「きららの湯」へ。
入ると人がいっぱいです。そのほとんどがウオーカー。私もそうですが、皆さん汗を流して帰られるのですね。
今日の20kコースのGPSです。
平均時速は、5,2k/h。途中休憩が1時間以上ありました。
2日間、初めて若狭町を歩きましたが、初日の雨は、残念でしたが、若狭町を挙げての「お・も・て・な・し」に大感激しました。
また、「御食の国」ということで食べ物もおいしかった。
次回は、40kmの方にも参加してみたいです。出発時間をあと15分遅らせていただくとよろしいんですが・・・・・・・・
2日間、私達をエスコートしていただきました「車さんご夫妻」本当にお世話になりました。
楽しくて大満足のウオーキングでした。本当に有難うございました。また来ます!
【追記】
第24回若狭.三方五湖ツーデーマーチ」参加者
2日間で4646人。昨年が6097人でしたから、やはり初日の雨が響いたのでしょうか?
私も子供が中学生のころ、三方五湖で遊覧船に乗って楽しんでいる写真などを改めて眺めています。
歩くよりのんびーり観光行きたいなぁ笑
美味しそうなものもたくさんある
でもムカデはいーやだー((((;゜Д゜)))))))
事件は会議室でおきてるんじゃないですね。大丈夫だったかなあ。残り6kmつらいよね。でも処置してもらって安心されたんじゃないかな
20kコースは、三方五湖の内、三方湖、菅湖、水月湖の3つしか通りませんが、前日に車さんに、日向湖、久々子湖に連れて行ってもらいました。
三方五湖は、初めてでしたが、素晴らしい所ですね。
また行きたくなりました。
梅の産地ですので、ここの梅干は、最高でした。
梅ソフトもおいしかった。
事件は、会議室でなく、ウオーキング中おきました。(笑)
シューズが破れ、踵の分から出血していたようです。
本人は、痛くないということでしたが、痛かったでしょうね。
2日間 車さんご夫妻とKさんご夫妻と一緒に歩かれ、楽しいウオーキングだったことと思います。
確か6年前にこのコースを歩きました。「懐かしい」と思いながら、2日間のブログを読みました。
参加賞は梅干しとお米でしたか?
現在6月札幌ツーデーウオークの準備に追われています。昨年より若干多い申し込みがあり、その分頑張らないという状況です。
酒井さんもスタッフでお出迎えです。
札幌でお会いできることを楽しみにしています。
こちらは、30度は越しませんが、毎日暑い日が続いています。
札幌まであと1カ月ですね。
土曜日ぐらい茶話会をやりましょうか。
Kiyoさんも札幌参加されるそうです。
札幌でお会いできるのを楽しみにしています。