よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

誕生日ウオーク「宗像大社~鐘崎漁港」(福岡県宗像市)

2016-11-16 11:10:26 | JR九州ウオーキング

11月12日は、私の〇〇歳の誕生日。この歳になると自分が今年いくつになるかわからなくなってしまいます。(笑)

さて、この日は、誕生日祝いを兼ね、JR九州ウオーキング「宗像大社大国宝展と菊花展、さつき松原を巡るウオーキング」に参加しました。

8:36 JR東郷駅スタート。

15分ぐらい歩くと右側に「いせきんぐ宗像」があります。何かケーキ屋さんみたいな名称ですので何かな?と思い中に入ると、弥生時代中期の遺跡「田熊石畑遺跡」です。

この遺跡が歴史公園になっています。

  

この遺跡は、宗像市内を流れる釣川の中流域に面する微高地上(標高12m)にいとなまれた弥生時代中期前半(紀元前2世紀)頃を中心とする集落遺跡です。

平成20年(2008)、宗像市教育委員会による発掘調査が行われた結果、日本の国の成り立ちを知るために重要な遺跡として平成22年2月22日に国史跡の指定を受け、

平成27年4月に宗像市田熊石畑遺跡歴史公園、愛称「いせきんぐ宗像」としてオープンしました。

遺跡からは、有力者の集団墓である区画墓(くかくぼ・埴丘墓)や貯蔵穴(ちょぞうけつ・地下式の穴蔵)とそれを守る溝をめぐらした環濠(かんごう)、倉庫と考えられる高床の掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)、

堅穴住居などが見つかり、豊かな宗像の弥生文化があきらかになりました。

なかでも弥生人の権威を示す武器形青銅器が、わずか6基の木棺墓(もっかんぼ)から計15点出土し、北部九州でも有数の有力集団が眠る区画墓の一角であることがわかりました。

平成27年に世界文化遺産国内推進を受けた「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺跡群」の成立前夜に誕生した宗像人(むなかたびと)のルーツといえます。(観光パンフより抜粋)

宗像人のルーツというと、古代海人族として活躍した「胸形(宗像)一族」ではないでしょうか????

いせきんぐ宗像から約1時間で「宗像大社」に到着しました。

宗像大社は天照大神の三柱の御子神をおまつりしています。三女神のお名前は 田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と申し上げ、

田心姫神は 沖津宮(おきつぐう)、湍津姫神は 中津宮(なかつぐう)、市杵島姫神は 辺津宮 (へつぐう)におまつりされており、この三宮を総称して「宗像大社」と申します。

ここ宗像の地は、中国大陸や朝鮮半島に最も近く、外国との貿易や進んだ文化を受け入れる窓口として、重要な位置にありました。 日本最古の歴史書といわれる「日本書紀」には、

「歴代天皇のまつりごとを助け、丁重な祭祀を受けられよ」との 神勅(しんちょく)(天照大神のお言葉)により、三女神がこの宗像の地に降りられ、おまつりされるようになったことが記されています。(宗像大社HPより)

沖津宮がここから約50kmの玄界灘に浮かぶ「沖ノ島」、中津宮が神湊から約6,5kmの海上の大島に鎮座しています。辺津宮がこの地宗像大社に鎮座しています。

宗像大社から見れば大島、沖ノ島まで一直線でつながっています。その直線の先が韓国です。

ここ宗像大社では、第二宮(沖津宮)、第三宮(中津宮)としてこれらのお宮をお祀りしています。

  

  

このあと、「高宮祭場」に向かいます。

宗像大社は「降臨の地」と伝えられ、沖ノ島と並び、宗像大社境内で最も神聖な場所の一つです。神籬(ひもろぎ)(樹木)を依代(よりしろ)としており、社殿が建立される以前の神社祭祀(庭上祭祀)を継承する

全国でも稀な静寂に抱かれた祈りの空間です。

  

三宮の中でも沖ノ島は、宗像大社の神職が交代でたった一人常駐勤務(10日間ごとの交代)し、今日も女人禁制や毎朝海に入っての禊(みそぎ)、一木一草一石たりとも持ち出せない、島で起こったことは口外しない

などの掟や禁忌によって厳重に守られている神聖な島です。

その沖ノ島では四世紀末から約六百年間にわたり国家規模の禁忌がおこなわれ、二十三ヵ所の禁忌跡が確認されるとともに八万点にも及ぶ神宝(すべて国宝)が出土しています。

また現在全国津々浦々の神社で行われている祭祀は、社殿で行われていますが、この沖ノ島の祭祀跡から天上より依代(磐坂、神籬)に神様を降臨願うという神社祭祀の原点が実証されています。

       

宗像大社では「菊花展」が開かれていました。

   

  

菊花展を見ていると珍しい菊も展示されています。

  

 

入口には、麻生副総理の曽祖父「麻生太吉氏」寄進の大鳥居があります。

  

宗像大社の横には、「海の道むなかた」があります。宗像大社にはもう何回も来ていますが、海の道むなかたの中に入るのは初めてです。

常設展示では、玄界灘を縦横無尽に活躍した宗像人の足跡をたどることができます。3Dシアターでは、世界遺産登録を目指す中心遺跡「沖ノ島」の神秘的な世界を音と映像でリアルな体験をすることができました。

   

宗像大社から約1時間で「道の駅むなかた」に到着。この道の駅は、2014年度九州道の駅お薦めランキングで見事第一位を獲得しています。

ただこの時間に行くとお目当ての品物はなくなっていると思い、パスしました。

道の駅むなかたを過ぎると「さつき松原」に入ります。遊歩道になっており、左側の海を見ながらのウオーキングです。

海岸線約5キロにわたり、樹齢200年の黒松林がゆるやかに弧を描いて続いています。海の青と白い砂が美しい海岸線は玄海国定公園に指定され、県内でも有数の景勝地として知られています。

伊勢の二見浜、日向の小戸浜と並び、日本三浜のひとつに数えられる保有林でもあります。1602年に黒田長政が植林を始めたといわれ、田畑の防風、防砂林として植えられました。

近年では、玄海さつき松原保存会を中心に、小中学生や老人クラブなども参加して、植林や下草刈りなど、市民一体となって、この美しい松原を守ろうとがんばっているそうです。

  

この海岸線を歩いていると本当に気持ちがいいです。大島には、私が若いころ丁度大島フェリーターミナルの工事が行われており、何回か行きました。

その年の忘年会もここ大島で行いました。お魚が美味しかった思い出があります。

さつき松原を過ぎると「鐘崎」の町に入りました。

  

12:19 鐘の岬活魚センターにゴールしました。コースマップでは、13kmと書いてありますが、万歩計などを見ると15kmぐらいです。

  

スタート時にいただいた活魚センターの商品券(@500X2)を使い、今晩の誕生日鍋パーティの為、天然の鯛を購入しました。

またおもてなしの「うどん」がサービスで出されました。

帰りは、ここから東郷駅まで無料のシャトルバスが用意されていました。

   

今日は、天気も良くまた景色も最高で素晴らしい誕生日ウオークになりました。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kumasan)
2016-11-16 16:43:40
お誕生日おめでとうございます。
百歳を目指してウォーキングを楽しみながら頑張りましょう。
宗像大社は前にも素晴らしいレポートを書いて下さったことを覚えています。96歳の長兄が住んでいますので訪ねたいと思いながら、ここ2年間は行っていません。
沖ノ島はNHKでも以前特集報道していましたが強く印象に残っています。
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Kumasan (よっくん)
2016-11-18 21:34:14
有難うございます。自分ではまだまだ若いと思っていますが、歳を数えてみるともうそんな年かな?と思います。
私の両親が若くして亡くなりましたのでもうとっくに親の歳を越えています。
そういえば、昔宗像大社のレポートをしましたね。
最近は世界遺跡登録に向け町中盛り上がっています。
お兄様が宗像にお住まいですか?
お魚も美味しいしいい街です。
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Unknown (キティ)
2016-11-19 12:47:02
お誕生日おめでとうございます。
私もこのJRウォーキング参加してました!
天気が良くて、お得感満載のウォーキングでしたよね。
おさかなも新鮮で、鯛も美味しそうですね。
また歩きたくなるコースです。
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キティさん (よっくん)
2016-11-20 06:27:14
有難うございます。
キティさんのブログも時々拝見させていただいています。
いろいろなコースに参加されていますね。
このコースにも参加されたのですね。(最近近場のコースには「風車」は付けていません。)
宗像大社は昔、車を購入すると必ず御参りにいっていました。(最近は近くで済ませていますが・・・・)
今回大社の中を散策しました。何か空気が違いますね。鯛は天然もので美味しかったですよ。
帰ってから鯛鍋で誕生パーティをしました。
またどこかでお会いしましょう。
来月は沖縄・名護まで遠征します。

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